年末と年始で困るのが、「生ゴミ」です。
言うまでもなく、ゴミの収集がストップするからで、台所やベランダに置いた生ゴミがだんだん臭ってくる方が居られるかと存じます。
しかも、年末年始では、カニやら牡蠣やら海老やらの「ごちそう」を食べるので、殊更に生ゴミが臭う次第です。
また、作るのがめんどくさいので、豪勢な弁当で済ませる方も多いでしょうが、これら弁当ガラも、臭いの原因となります。
で、当該悪臭対策にはどうしたらいいかといいますと、タイトルにあるように、重曹を使うという次第です。
重曹の使い方は、仔犬ができるほどに、簡単です。ですから、配偶者でも可能です。
生ゴミを捨てたゴミ箱に、直に重曹をぶっ掛けるだけです。
生ゴミを入れたゴミ袋の中に、重曹を振り掛けるだけです。
臭いそうな生ゴミには、重曹を溶かした水を霧吹きで吹き付けるだけです。
神経質になる必要は全くなく、臭いがしそうなものに、適当に重曹を振り掛ければいいだけです。
配偶者に間違って振り掛けそうになりますが、そこは我慢です。
てきとーに重曹を振りかけておくだけで、1週間くらいは、生ゴミ臭がしなくなります。
ゴミが出せない年末年始で困っている方は、ぜひとも、重曹の消臭効果を試してみてください。
ところで、生ゴミ臭対策に、あと一工夫付け加えるなら、「小まめな水洗い」と「小まめにビニール袋で包む」と「小まめに紙で包む」です。
弁当ガラや空き缶、ペットボトル、インスタントラーメンの容器などは、水道水で食べかすや調味料、残液をざっと洗い流しておくと、臭いが激減します。
魚介類の食べかすや鳥肉の骨といった、ことさらに臭いそうなものは、それだけを新聞紙やチラシ、フリーペーパーなどで包んだり、ビニール袋に入れたりして隔離したうえで、重曹を振りかけておくと、まず臭いません。
このような工夫をしておくと、臭いがないためか、ゴキブリやらの害もかなり減ります。
「ゴミの日まで、あと1週間もある」ってな方は、先の一工夫と重曹で乗り切ってください。
重曹は掃除用でも構いませんが、これを機に、食用グレードの重曹を買っておくことを勧めます。
キロ単位で買うと、小ぶりの掃除用を買うより単価が安いし、持って帰る手間もありません。
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: 消臭, 重曹 | 2015年12月29日 4:56 PM |
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「換気扇の油汚れに重曹を」の続編です。
大掃除の最大の敵が、台所の油汚れで、とりわけ、換気扇のそれは、配偶者並に手強い汚れです。
基本的に相手にしたくありませんが、年に1度くらいは、立ち向かわねばなりません。
先の記事では、重曹を水に溶かしてスプレーすると、油汚れは簡単に落ちることを紹介していますが、重曹をクレンザー風に振りかけて擦ると、ド級の油汚れもさっくり落とすことができる、というのが本雑分の内容です。
掃除のやり方は簡単です。
ひどい油汚れには、粉末のクレンザーをシンクに振りかけるかのように、重曹を、たっぷりと大量にドサッと振り掛けるのです。
そして、湿らせたボロ布でゴシゴシ擦れば、べとべとした油汚れが難なく取れてしまいます。(末尾に注意事項あり。)
換気扇のファン1枚なら、15分もあれば、1年分の油汚れが落ちます。
「うわーうわー落ちる落ちる」と、楽しくなるくらいに、ベタベタ汚れが落ちます。
油は酸性で、重曹はアルカリ性なので、重曹が油汚れと相性がいいのは知っていましたが、ここまでよいとは、重曹を使い続けているわたしですが、新たな発見でありました。
重曹は粒子が小さいので、「磨き粉」としても利用されるのですが、今回、この磨き粉用途で、油汚れを「こそげる」のを知ったという塩梅です。
換気扇の羽のみならず、換気扇の外枠も油でべとべとでしたが、重曹のクレンザー風利用で、これまでにない短い時間で、大掃除の難所の換気扇が終了したという次第です。
油が固形化しているなどのひどい油汚れの場合は、重曹をざくっと振りかけて、しばらく放置すれば、油全体が中和されて、ぬるっと取れます。
また、お湯と組み合わせてゴシゴシすると、油汚れの落ち方はさらに加速し、普通のホコリや泥汚れのように、油が落ちます。
以上、換気扇などのひどい油汚れには、重曹をドサドサと、遠慮仮借なく、惜しむことなく振りかける、クレンザー風の利用がよい、という雑文でした。
なお、素手で直に、大量の重曹と接触すると、後々、かなり手がぱさぱさするので、敏感肌の方はご注意ください。
掃除の際は、できるだけゴム手袋をして、作業をしてください。(まあ、油まみれの換気扇を素手で掃除をする人はあまりいないでしょうが。)
まあ、直に触れたその日だけ、ぱさぱさするだけなので、気にならない人は別段、素手で扱っても大丈夫です。
なお、わたしの利用したのは、掃除用重曹ではなくて、食用グレードの重曹です。
食用グレードだったから、肌トラブルが少なかったのかもしれないので、気になる方は、念のため、食用グレードの重曹を利用ください。
価格参考:食用グレードの重曹
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: 重曹 | 2015年12月28日 12:18 PM |
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過去の本試験では問われなかった用語や語句が多用されていたり、見たことのない出題が多発するようなら、その試験は「難化傾向」にあります。
「難化した試験は、元には戻らないどころか、さらに難化する」でも述べましたが、いったん「難化傾向」に入った試験は、年々難しくなっていくので、「もうこれ以上は難化しないだろ~」的な安易な憶測に乗らないことが大事です。
難化傾向にある試験に対して、できることは2つくらいしかありません。
1つ目の難化対策は、各社から出版される予想問題集を解くことです。
予想問題集は、「当てる」ために解くのではありません。
予想問題は、「外れる」と断定していいです。
わたしは、FP技能士という試験の1級から3級まで、T社の予想問題を解いたのですが、ほとんど、あらかた、全てといっていいほどそれら予想問題からは出題されず、本試験でカスリもしていませんでした。
今振り返ってみると、見事なほど外れていました。
ある意味で、正確な予想で、「当該予想問題集に出たことは、本試験には出ない」という推測が成り立つほどの『逆・的中率』でした。
まあ、これは1例に過ぎませんが、わたしのこれまでの受験経験からすると、予想問題集で「当たった記憶」は、1~2回くらいしかないのです。
しかし、それでも、なぜ予想問題集なのかと言うと、「解けない問題や未知の問題に慣れておく」ためです。
試験で怖いのはパニックや焦りで、合格できる実力の持ち主でも、「うわっ、問題が解けない!!」で頭に血が上ってしまうと、普段は解ける問題が、途端に解けなくなってしまいます。
予想問題集は、本試験の傾向から外れたトンチンカンな問題が多いです。
しかし、だからこそ、どんなヘンチクリンな問題も解くという「心の姿勢」を作ることができ、そして、解けない問題でも何とか答えようとする「心構え」を作ることができるのです。
一口に「難化」といっても、従来どおりの試験勉強をキッチリ消化していれば、合格点はギリギリ確保できる試験が多いです。(もっと言うなら、難化した試験とは、適当な勉強しかしていない受験生を落とすためのもの、といってもいいです。)
『無用の用』とまでは言いませんが、本試験での精神面を安定させる理由から、“ほぼ外れる予想問題集”は、有効なのです。
次の対策は、「基本テキストをシッカリ読み込んでおくこと」です。
当該対策は、予想問題集が売られていないマイナー試験の、唯一の難化対策と言えます。
難化の典型的なパターンは、「え、こんなところが出るの?」です。
以前は出題が単調だったので、過去問のみで合格できた試験ほど、テキストが軽視されます。
ゆえに、出題者は、その受験生の盲点を突いて来る、という手合いです。
難化のパターンとしては…、
難化の第一歩は、「テキストにて、これまで問わなかったことを問う」です。
次に、「テキストの図や表の、細々としたことを問う」です。
さらに難化すると、「図や表の“全て”を憶えていないと、解けない問題を出す」です。
過去問を解いて、難化の度合いを元に、“出そうで怪しい”テキストの図や表を、丁寧に目を通しておきましょう。
| カテゴリー: 資格こもごも | Tags: 試験 | 2015年12月23日 1:58 PM |
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