独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

消防設備士 甲種の受験資格で手っ取り早いのは「2級か3級の陸上特殊無線技士」か「第2種電気工事士」

端的に結論を言うと、消防設備士の甲種の受験資格を、手っ取り早く得るのなら、「2級か3級の陸上特殊無線技士」か「第2種電気工事士」を取る、といった手合いです。

消防設備士 甲種の受験資格には、いろいろあります。

ざっと言うと、資格系・学歴系・実務経験系なのですが、どれも「そこそこ厳しい」です。

学歴系は、理化学系の学部・学科卒か、その系統の単位取得が必要なので、既卒にとっては、とりわけ文系にとっては、手立てがありません。

実務経験系は、ぶっちゃけ言うなら、消防設備士の受験のためだけに、数年を費やすわけにも行きません。

で、おおむね、「資格」によって、甲種の受験資格を得るのですが、先述したように、一番手っ取り早いのは、「2級か3級の陸上特殊無線技士」か「第2種電気工事士」といった次第です。

手っ取り早い理由

端的に言うと、先に挙げた資格は、「受験資格がない」のと、「それほど難しい試験ではない」からです。

たとえば、管工事施工管理技士という資格は甲種の受験資格になるのですが、当該資格を受験するには、工事の実務経験が数年要るため、そうカンタンに受験できない、というのが実情です。

たとえば、電気主任技術者も甲種の受験資格ですが、合格率は10%を切る難関資格で、甲種受験のために、電験を目指すというのも、かなり「ズレ」た話になってしまいます。

当該「2級か3級の陸上特殊無線技士」と「第2種電気工事士」は、受けやすさと難易度という点で、最も適当なのです。

両資格とも、受験資格はなく、誰でも、即、受験料さえ支払えば、受験可能です。

そして、両資格とも、高合格率で、「2級か3級の陸上特殊無線技士」は70~80%、「第2種電気工事士」は平均で60%強で、勉強しさえすれば、まず合格できる資格となっています。

こんな次第で、甲種の受験資格を得ようと思うなら、この2つの資格が、一番、敷居が低いといった次第です。

甲種を受験しようと思っているなら、まず、この2つを考えてください。

スピードなら陸上特殊無線技士

時間的に一番早いのは、2級か3級の陸上特殊無線技士です。

陸上特殊無線技士は、年に3回も機会があるので、思い立ったら即、受験できます。

試験の難易度は、先に述べた高合格率70~80%からもわかるように、「勉強しさえすれば間違いなく受かる」試験となっています。

それに、知識問題で合格点が確保できる、つまり、計算問題はできなくてもよいので、ガチ文系の方でも、独学合格は十分に可能です。

なお、同じ「陸上特殊無線技士」でも、2級か3級なので注意してください。

1級は格段に難しくなるので、ガチ文系の安易な受験は避けましょう。

2級・3級でも、「陸上特殊無線技士」なら、甲種の受験資格ですので、無理して、1級を取らなくていいでしょう。

陸上特殊無線技士の試験勉強期間は、「1ヶ月強」を見ておけば十分です。

参考:2級・3級陸上特殊無線技士陸特の独学

非参考:1陸特の独学

試験免除のある電工

電気工事士は、年に2回しか本試験がないので、先の陸上特殊無線技士に比べると、格段に受け難くなっています。

が、電気工事士は、「試験の一部免除」を受けられる点に、大きな特徴があります。

詳しいことは「甲4の免除早見表」や「乙4の免除早見表」、「乙7の免除早見表」で述べていますが、「電気工事士」の免状があると、受験資格とともに、甲4や乙4、乙7で試験免除も受けられる、といった次第です。

ヘンな言い方ですが、電気工事士の方が、「オトク」だと思います。

かくいうわたしも、「第2種電気工事士」を元に、消防設備士の甲種4類(自動火災報知設備)を受験し、それから、2電工+甲種の試験免除をフルに活かして、乙種7類(漏電火災警報器)を受けた、といった次第です。

こんな次第で、個人的には、電気工事士のほうを勧めます。

ただ、電気工事士は、そこそこ、費用がかかるので、よくよくコスパを考察せねばなりません。

まあ、電気工事士は格段の求人数を誇る良資格なので、取っておいて全く損はありません。

参考:第2種電気工事士の独学

参考:筆記試験の教材

参考:技能試験の教材

1種か2種か

小難しい話ですが、電気工事士には、第1種と第2種があります。

どちらも、消防設備士試験の受験資格と試験免除の点で、違いはありません。

しかし、免除や受験資格を得るには、「免状」を発行して、そのコピーを願書に貼り付けなくてはならないのです。

第2種は問題ないのですが、第1種には注意点があります。

電気工事士の第1種は、受験資格はありませんが、“免状の発行には、電気工事の実務経験が必要”なので注意してください。

ですから、第1種に合格しても、実務経験がないと、第1種の免状が発行できないため、消防設備士の受験資格が得られません。

合格証ではダメです。

消防設備士の受験資格には、先述したように、「免状」が必要ですので、もし、受験資格を求めて電気工事士を受けるのなら、合格後、即、免状が発行できる「第2種電気工事士」の方を受験してください。

その他有価証券の「その他有価証券評価差額金」は、税金と絡めて‐簿記2級ノート

「その他有価証券」を時価評価した際の損益は、「その他有価証券評価差額金」という、長ったらしい、まさに、犬も食わない会計学を体現した勘定科目で処理されます。

こうした処理をするのは、その他有価証券には、「税金」の問題もあるからです。

たとえば、「その他有価証券評価益」や「その他有価証券評価損」で、「その他有価証券」を評価したとします。

時価評価をした結果、「評価益」があることはわかりました。

で、先述した「その他有価証券評価益」で、収益を計上したとしましょう。

当然、当該収益は、最終的な利益に加算されて、課税対象となります。

しかし、「その他有価証券」は「売買しない」ものです。

売る予定のない株の評価益に、課税されたらたまらない、ってな塩梅です。

また、徴税する側も、「その他有価証券」の評価損が、課税対象となると、やばいものがあります。

実体のない赤字企業の株を、意図的に「いい値段」で買って、わざと評価損を計上して、利益を少なくできるからです。

こうした背景があるので、時価評価の分は、「その他有価証券評価差額金」という、“損益ではない勘定科目”でまとめる、といった次第です。

なお、「繰延税金」は、当該評価損益を、より正確に把握したものです。税は永遠なんで。

なお、勉強方法等は「簿記2級の独学」を…、

独学向け教材については、「簿記2級の教材レビュー」を一読ください。

その他有価証券の時価評価と洗換法は、「ベンチャー株だから」‐簿記2級ノート

その他有価証券のイメージは「ベンチャー株」」でも述べましたが、「その他有価証券」とは、おおむね「ベンチャー株」と捉えておくと理解が早まります。

で、その他有価証券の論点である「時価評価」と「洗換法」も、「ベンチャー株だから」と考えると、整理がつきます。

危ないから、時価

「その他有価証券」を、「ベンチャー株」という括り方をしたのは、「時価評価」の『時価』意義を明白にしたかったからです。

ご存知のように、その他有価証券は、期末で時価評価を行ないます。

どうして「時価評価」なのかというと、ベンチャー株は、ハズレの多い投資だからです。

おおむね紙くずになるのがベンチャー株。

実質紙くずのベンチャー株が、取得原価で計上されていると、当該B/Sは企業の実態を反映していないことになります。

ですから、決算日に「時価評価」をして、「費やしたお金が焦げ付いていないか」を確かめる、ってな次第です。

投資だから評価

頭が痛くなる話ですが、「その他有価証券」は、「投資その他の資産」のところに、表示されます。

「その他有価証券」は、「投資」なわけです。

「その他有価証券」を、決算の際に「時価評価」するのは、「投資活動」も、その企業の「活動の一環」だからです。

ヤクルトは乳飲料メーカーですが、かつて、デリバティブという本業以外の投資活動で数千億の損失を出しました。

株(投資活動)で、クソ赤字を出した企業は枚挙に暇がありません。

ベンチャー株の購入も、際どい投資だと、言わざるを得ません。

出資者や債権者からすれば、営業活動も投資活動も、『同じゼニを費やしている活動』に他なりません。

企業の投資活動が「収益」を生んでいるか「損失」が出ていないかを調べるために、「その他有価証券」を「時価評価」する、ってな塩梅です。

ベンチャー株だから洗換法で、元に戻す

期末の時価評価時に計上される「その他有価証券評価差額金」は、翌期首に『洗換法』で再振替されます。

いうなれば「元通り」になるのですが、どうして「洗換法」なのかというと、「その他有価証券」の評価とは、“超一時的なもの”だからです。

ベンチャー株は、新興企業の株であり、「今後どうなるか」、その評価は固まっていません。

新興企業の業績は、どーんと当たることもあれば、ずーんと下がることがあります。

言うなれば、「その他有価証券」は、今はダメでも先に良くなることもあり、また、今は良くても先にダメになるってのが実情です。

財務諸表は、当該企業の永遠たる評価ではなく、「当該決算日その日の評価でしかない」のです。

会計期間が「4/1から3/31」なら、「3/31」の実情であって、今後のそれではないのです。

評価の固まっていないものを、“とりあえず”数字に現してみました、というのが「その他有価証券」の評価であり、故に、期末:時価評価→期首:元に戻す、という手間をかけるのであります。

反対に言うと、評価の固まっていないものを、無理から財務諸表に反映させる(洗い換えしない)のも、これはこれで、「企業の実体」を覆い隠してしまいます。

んなわけで、「“とりあえず”評価はしましたので、元に戻しておきますね」が、洗換法の次第ってな塩梅です。

まとめ的なもの

以上、その他有価証券の主要な論点‐時価評価と洗換法‐について、見てきました。

厳密に言うと間違いだらけですが、「その他有価証券」を「ベンチャー株」に模して、その処理を見ていけば、どうしてそうするのか、わかるように思います。

その他有価証券が登場する「有価証券」は、第3問のみならず、第2問にも登場する可能性が大きい論点です。

総合問題なら、処理する有価証券は5~6個でしょうが、個別問題なら、10個以上出てもおかしくありません。

各論点をてんこ盛りで出題しそうなので、「有価証券」は「どうしてそうするのか」まで捉えておいた方が無難かと思います。

なお、勉強方法等は「簿記2級の独学」を…、

独学向け教材については、「簿記2級の教材レビュー」を一読ください。