THANKO ネッククーラーNeoのレビュー。暑いと、それだけで、頭が動かなくなる。空調が苦手な人は、夏場の勉強に困ることになる。そこで、割かし「冷える」との評価のあったTHANKO社製の「ネッククーラーNeo」を購入し、使用してみた経緯を以下に説述する。体温の低下は体感できるので、熱中症予防には有効と思えるも、真夏日の試験勉強には、無理そうだ。
真夏でも、なんとか勉強なり作業なりができないかとの思いから、購入した「ネッククーラーNeo」のレビューです。
amazon参考:THANKO ネッククーラーNeo
結論から言うと、「熱中症対策には、有効」と、「室温33度くらいまでなら、まあ有効」と、「騒音は、扇風機との併用なら、まったく問題がない」です。
なお、現時点で「質」の点では及第点ですが、新商品のため、「耐久性」は未検証です。
最初から言っておきますが、当該商品は「ネック“クーラー”Neo」と、クーラーを謳っていますが、空調のような「涼しさ」は、絶無です。
つまりは、当該商品を使っても、空調のような、瞬間的な「アー涼しい」的な効能は、「ない」といった次第です。
当該商品は、午前から午後にかけて、室温がドンドコ上がる状況になったら、まあ、室温が28度を越えたら、首にセットして、電源を入れて、まあ5~15分もすると、次第に暑さが和らいでくる、といった寸法です。(後述する金属部分は、1~2分で冷たくなります。)
さて、「涼しさ」なのですが、金属部分と接触する首の一部は冷たく感じるのですが、それ以外の、つまり、身体の大半は、暑いままです。
んで、気持ち的には、「暑い」まんまなのですが、次第に、身体の内部が冷えてくるのか、暑さが和らいで感じる(頭のボンヤリ感は少なくなってくる)ってな塩梅です。
まとめると、「ネッククーラーNEOは、決して、涼しくはない。ただ、暑さが和らいで感じるだけ」です。
ちょっぴり辛口ですが、それでも、体温の低下は、15分くらいで、如実に感じるので、熱中症対策には、じゅうぶんに有効であると思われます。
では、以下に、「購入前に気になった事項」について、「購入後・使用後の所見」です。
いわゆる、「音」は、厳然として、します。
特に、「強モード」だと、そこそこ、耳に付きます。
先の画像をよく見てもらえばわかるように、機械内部には、ファンがあり、これが回転するため、「音」が生じる塩梅です。
しかし、です。
扇風機を併用するなら、まったく問題のない音量です。
買ったのは5月下旬で、まだ、扇風機がなかったときだと、(あ、結構、うるさいかも)だったのです。
しかし、だんだん、扇風機の出番が増えるに連れて、「音」は、気にならなくなりました。
扇風機の方が、圧倒的にうるさいからで、音が打ち消されるためです。
当方のように、ネッククーラーNeoと扇風機を併用する方であれば、「音」については、問題ないと言えます。
出先等、外で単独で使う予定の人も、「音」については、扇風機があれば気にならなくなる音量くらいに、認識してください。
なお、商品レビューには、バイク乗車時に使うなどとあったのですが、バイクのエンジン音があれば、全く聞こえなくなるはずです。
んで、「音」についてですが、「BGMの有無」も、考慮する必要があります。
作業なり何なりするときに、音楽等を流すのであれば、ネッククーラーの「音」が打ち消されて、だいぶ和らぐので、問題にはならないでしょう。
逆に言えば、ネッククーラーNeoは、BGMが聞こえなくなるほどの騒音は発生しない、ってな次第です。
公称では「150g」とのことですが、手にすると、そこそこ重さは感じます。
とはいえ、使っているうちに、重さは感じなくなるので、問題ではないでしょう。
女性のたおやかな首や肩でも、耐えうる重さです。
買う際のレビューで気になったのが、「コード、スイッチが熱くなる」でした。
実際に、使ってみると、「強」モードでは、コード・スイッチは、熱くなっていません。USBの差込部分も、熱くなっていません。
対して、「弱」モードや「ゆらぎ」モードで使ったときは、そこそこの熱を帯びます。
当方は、「弱」モードや「ゆらぎ」モードをほとんど使わないので、当方では、熱問題はほとんど「ない」も同然ですが、先の2つのモードを使う人は、「熱」があると、踏んでおきましょう。
当該「熱」ですが、実際に測ったわけではないので、具体的な数字は挙げられませんが、当方の場合、手に持てないものではなく、熱くなったスマホやタブレットくらいでした。
上記画像のように、当該商品は、皮膚と金属とが直に接触します。
よって、金属アレルギーの既往歴のある人は、避けたほうが無難です。
本機のUSBコードですが、約1mはあるのですが、いざ、実際にPCに接続しようとすると、そこそこ「短い」です。
当方のノートPCは、手前にUSBがあるので、不便ではないですが、背面にしかないなどなら、ちょっと問題になるかもしれません。
んなもんで、USBの延長コード(メスとオス)があるといいでしょう。
参考:USB 延長コード
こうしたUSB延長コードがあれば、まあ、コードの長さは問題なくなります。
なお、あまりに長い延長コードをつけると、当然長さの分だけ、抵抗が増すので、古い微力なPCは、電圧が足りず、本来の機能を発揮できなくなる可能性があります。
旧式のよわよわPCをお使いの方は、ACアダプタのワット数に注意してください。(当方、90Wです。)
タブレットPCに繋いで、本機が使えないか、試してみました。
実験機は、NECの「PC-VK24VTAMJ」です。
結論から言うと、無理でした。
電圧が足りないのでしょう。
んなもんで、モバイル的に使いたいなら、*やっぱり*モバイルバッテリーが必要です。
本機は、「使い過ぎ」に注意です。
真夏の真最中なら、別段問題ないですが、軽く汗ばむ時期に、本機を使うと、冷え過ぎのおそれがあります。
5~6月辺りでは、本機を外して、トイレ等に移動等すると、(あれ、なんだか寒いな)的なことが多々ありました。
よって、一定の時間が経てば、暑くても本機を外すとかの、身体を冷やし過ぎない配慮も必要かと思います。
当方(男性・中肉中背)の首の太さは、「34cm」で、伸ばさない素の状態が「ぴったり」となっています。
首の太い人ですが、ネッククーラーNEOは、先の画像の真ん中のぼこっとしたところが伸縮するので、レスラークラスの首でない限り、問題ないでしょう。
問題は、首の細い女性です。ダルダルになるおそれがあります。
しかし、先の金属部分の画像のように、当該金属部分が首に触れていたら冷える仕組みなので、首の後あたりにハンカチなどをかまして、いい感じに調整すれば、使えると思います。
「ネッククーラーNEO」ですが、やはり、『猛暑日』だと「不可」で、クーラーの代わりにはなりません。
真夏日で、室温が33~35度を超える真昼の日中だと、「ネッククーラーNEO」を使っても、頭は朦朧とするはずです。
諦めて、空調を入れましょう。
ただ、真夏日以外で、室温が28~32度くらいで、扇風機と併用すれば、そこそこ頭は冴えて、作業や試験勉強等は捗るように思います。
こんな次第です。
個人的には、氷や保冷剤を、首に巻きつけていた人に、諸手でオススメします。
当該商品だと、氷が溶ける心配がないので、その手間がなくなるのは、朗報だと思います。
また、空調が苦手な人にも、オススメできます。
amazon参考:THANKO ネッククーラーNeo
2020年6月6日 10:47 AM
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