換気扇の掃除をセスキ炭酸ソーダと重曹でした顛末。平成30年(2018年度)の大掃除の日記。今年は漬け置き洗いに「直にふりかけ」を行なったので、ますます、掃除が楽になった。台所の油汚れの決定版である。
タイトルそのままですが、平成30年の大掃除で、台所の換気扇の掃除をしました。
この掃除の際、セスキ炭酸ソーダと重曹を使用しました。
漬け置き洗いにセスキ炭酸ソーダを…、
こそげ落としに重曹を使用した…、
…ってな寸法です。
油でどろどろの換気扇が、総計3時間ほどで終了です。
「3時間」のうち、漬け置き時間が「2時間」で、残り1時間が、道具の準備をしたり換気扇を外したり磨いたりした時間です。
市販洗剤を使うより、セスキ炭酸ソーダと重曹のほうが圧倒的に早いので、参考にしてみてください。
手間の点、時間の点、手が汚れない点で、油汚れ掃除の決定版だと思います。
用意するものは、以下のとおりです。
お湯。
ゴミ袋2枚。
セスキ炭酸ソーダ。
重曹。
ビニル手袋。
ぼろ布。
お湯は熱湯ではなくて、60度くらいのお湯です。わざわざ薬缶で沸かさなくていいです。台所の給湯やお風呂のお湯が該当するかと思います。
わたしは台所の流しで掃除しましたが、お湯さえ出ればどこでもできるので、風呂場でも可能です。
次に、ゴミ袋2枚ですが、これは、換気扇等の油まみれのブツを入れるために使用します。
2枚としているのは、お湯漏れ(水漏れ)予防のためです。穴が空いていると、お湯が出てしまい、つまらない手間を食うことになります。2重にしていると、穴が空いていても、入れ直し等の手間を食いません。
ビニル手袋は、弱アルカリ性のものを使うので、手荒れを気にする人は使ってください。また、直に、べとべとの油汚れに触れないためでもあります。
ぼろ布は、漬け置き洗いで取れなかった油汚れを、こするためのものです。
まず、油で汚れたブツを、2重にしたゴミ袋に入れます。
次いで、セスキ炭酸ソーダを、油汚れのひどいところに振り掛けます。こうすると、漬け置き洗い後の処理が楽になります。
わたしは、さじで、3~5杯ほど、適当に振り掛けました。
んで、60度くらいのお湯を、ビニル袋に注ぎます。
お湯を入れた時点で、油とアルカリが反応して、油が「乳化」していき、白いどろどろになっていくのを見出すかと思います。油が取れている証拠です。
2時間ほど、漬け置きます。
時間が来たら、ゴミ袋に穴を何個か空けて、中のぬるま湯を排出します。
わたしは、一気にざばっと流すと、乳化した白い油が下水を詰まらせそうなので、穴を開けて、少しずつ流すようにしています。
漬け置き後は、以下の画像のようになっています。
全くの人力なくして、大半の油汚れが取れているのが分かります。
漬け置きだけでここまで油が取れるのですから、セスキ炭酸ソーダ、万々歳です。
後は、残った油汚れを、重曹とぼろ布で、擦り取るだけです。
ここは手間ですが、とはいえ、重曹を振りかけて、ぼろ布でこすれば、意外なほど、“するっと”落ちます。わたしのケースでは、15分くらいで、あらかた残りの汚れが取れました。
んで、換気扇等ですが、ここは、舐めるところでも口にするところでもないので、ある程度、油汚れが落ちたら、終わりとします。
新品状態でないと支障があるわけではないので、神経質にならず、ある程度、油汚れが取れたら切り上げましょう。
後は、内側に白いべとべとが付着した使用済みゴミ袋を、配偶者と一緒に捨てるだけです。
以上、油汚れのひどかった換気扇を、セスキ炭酸ソーダと重曹で掃除した顛末です。
セスキ炭酸ソーダを使った換気扇の掃除は、2018年(平成30年)で2回目ですが、年々、早くなっています。あの換気扇の掃除が、片手間で済むようになって、ホクホクしております。以前は1日仕事でした。
当該ゴミ袋+お湯+セスキ炭酸ソーダなら、ファンや網といった、油で汚れる多くのブツに応用可能かと思います。少しでも、掃除を楽にしてください。
ちなみにわたしが使っているのは、「トーヤク」の1kgのものですが、別段、他メーカーでもいいです。
amazon参考:セスキ炭酸ソーダ
重曹は、食用グレードのものを使っています。
amazon参考:NICHIGA:重曹(食用グレード)10kg
2019年3月8日 11:17 AM
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