難易度は「ふつう」。文系ド素人が取りたい問題。本問は「絶縁抵抗値」の問題である。要は、表を暗記しておけば1点取れる。通勤・通学時に表を何度も何度も目を通しておく。平成28年の後期の筆記試験の第39問の過去問解説。文系ド素人や独学者向け。
第39問は、ぶっちゃけ「知識問題」で、“規則でそう決まっているので、そう憶えるしかない”のであります。
「Ω」云々の記号が出るので計算でもするかと思いきや、「絶縁抵抗」の定番の表を憶えるだけ、という塩梅です。
当該表は、通勤や通学時に何度も目を通せば頭に残ります。
文系ド素人でも取れるので、確実に点にしましょう。
また、当該「絶縁抵抗」の論点は、ほぼ例年、問われる論点となっています。本試験では、本問が“即答”できるレベルになっておきましょう。
先述したように、本問は「絶縁抵抗」の定番の表を憶えるだけです。
その表とは…、
…です。
おそらく、皆さんが使っているテキストにも、同様の表があるはずです。(ないなら、先の画像をスマホ等に保存して利用してください。)
後述しますが、この表を憶えて、言葉を当てはめるだけです。
問題冊子の余白部分に、先の表がスラスラ書けるようになっておきましょう。うろ覚えじゃダメです。
配線図を見ると、「動力分電盤P-1」の「d」に接続されているのが分かります。
んで、当該「d」の電源側をたどっていくと、「3φ3W200V」との表記が見られます。
んなもんで、問題の電路は「三相3線式200V」と相なります。
ここまで来たら、先の暗記すべき表に当てはめるだけです。
使用電圧は「300V以下」で、対地電圧が「200V」、「三相3線式」なので、絶縁抵抗値は「0.2MΩ以上」となる塩梅です。
んなもんで、解答は「ロ」の「0.2」と相なる次第であります。
ちなみに、「3φ3W」は、「3φ」が「三相」を表し、「3W」は「3線」を表しています。んなもんで、「三相3線式」という寸法です。
なお、「φ」は、「ファイ」と呼びます。
本問の「絶縁抵抗値」の問題は、「知ってさえいれば解ける問題」です。
先述したように、余白にスラスラ展開できるくらいに、表を暗記してください。
文系ド素人でも正解できるので、確実に点にしましょう。
こういう問題をとることで、電気理論や電気工事、複線図といった難問の備えをする、といった寸法です。
なお、勉強方法等は「第2種電気工事士の独学」を…、
独学向け教材については、「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」をばお目汚しください。
2017年4月6日 8:59 AM
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