独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

第32問:引込開閉器省略‐平成28年後期筆記‐第2種電気工事士の過去問解説

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

難易度は「ふつう」。ド頻出なので、文系ド素人であっても必ず点とする。本問は、引込開閉器が省略できる場合の条件を問う知識問題である。憶えていさえいれば点になる。最低限、「15」という数字だけは憶えておきたい。平成28年の後期の筆記試験の第32問の過去問解説。文系ド素人や独学者向け。

第32問は、問題文でくたくた書かれていますが、実態は「知識問題」で、「配線設計・電気工事」の論点「引込開閉器省略」です。

憶えたら取れるので、文系ド素人は確実に得点したい問題です。

この1問が取れれば、難解な電気理論や配線図問題を1問捨てることができます。

コツ

当該「引込開閉器省略」で一番大事な数字は、『15m以下』です。

「15m以下の屋外配線なら、引込開閉器を付けなくてもよい(省略可能)」という次第です。(諸々の条件を満たしている必要があります。)

ぶっちゃけ、部品をつけなくていいわけですから、工事費なり施工費が節約になるわけです。

解説

本問の解説ですが、ぶっちゃけ、「引込開閉器が省略できる、配線の長さは、15m以下」を憶えるだけでいいでしょう。

2電工の筆記試験では、当該数字しか出ていません。

過去の試験問題では、おおむね…、

「引込開閉器が省略できる場合の、○○と××との間の電路の長さはどれか?」

…といった設問となっていて、先の数字『15m以下』がストレートに問われています。

当該論点は、テキストでは、くたくたと述べられていますが、この数字だけ憶えておけばいいでしょう。

解説

以下は、2電工のみの人は読まなくていいです。先述したように、「省略15メートル以下」だけ、憶えておけばいいです。

とはいえ、上級電気資格を受験予定なら、こまごましたところまで憶えておくべきです。

引込開閉器が省略できる諸条件とは…、

・使用電圧は300V以下。

・引込口に近い開閉できる場所に引込開閉器(開閉器と過電流遮断器)を設置。

・20A以下の配電用遮断機、あるいは、15A以下のヒューズで保護される電路から接続。

・屋外配線が15m以下。

…となっています。

先述したように、「15m以下省略可能」だけ憶えれば、2電工試験では事が足ります。

とはいえ、いつ試験が難化するかわからないので、余裕があれば、先の諸条件まで、押さえておきましょう。

蛇足ですが、「15メートル以下」なら省略可能なわけで、「15メートル」なら省略可能です。

逆を言えば、「15メートル超」だと、省略できません。

こういう数字の「閾値」も問われる可能性があるので、今一度、確認しておきましょう。

参考:以下・以上・未満・超える

まとめ

「引込開閉器省略」の論点では、おおむね先の「15m以下省略可能」が問われます。最低限度、この数字だけは憶えます。

本問は、文系ド素人でも解ける問題なので、絶対に点にしてください。

なお、勉強方法等は「第2種電気工事士の独学」を…、

独学向け教材については、「筆記試験の教材」と「技能試験の教材」をばお目汚しください。

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