本問は、『完成工事原価報告書 実際記入』です。T字勘定の処理がきちんとできてないと、正解できないです。キッチリ検算をして、T字勘定や仕訳に確証を得てから、作業に入りましょう。グダグダなまま、報告書の作成をしても、誤った数字が出るだけです。
◇問題◇
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作業自体は、足し算と引き算くらいです。落ち着いて計算していきましょう。
なお、先に答えを言うと…、
…となっています。
最後の「完成工事原価報告書」の作成に入ります。
使うのは、資料の「工事原価期首残高」と「工事原価次期繰越」と、先に求めた「未成工事支出金」の…
…T字勘定です。
「工事原価期首残高」と、当期発生額の「未成工事支出金」とを足し算して、「工事原価次期繰越」を引き算していきます。
材料費は、「13000+306000-31000」の「288000」となります。
労務費は、「34000+140000-53000」の「121000」となります。
外注費は、「76000+1730000-181000」の「1625000」となります。
経費は、「11000+230000-45000」の「196000」となります。
人件費の計算は、「工事原価期首残高」と「工事原価次期繰越」とそれぞれ括弧書きの数字と、資料の「経費のうち人件費は¥100,000 である」で計算します。
期首残高は、「1000」。
当期発生額は、「100000」。
次期繰越は、「5000」。
んなもんで、「1000+100000-5000」で「96000」となります。
…と相なります.
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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