本問は『本支店会計』の文章問題。第30回試験の第2問‐文章問題の1問目。これといって難しい処理はないので、サクサク解いて、他の問題の解答時間を捻出してください。
◇問題◇
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結論から言うと、「答えはこちら」です。
本支店会計のシンプルな問題です。
「T字勘定」を書いて、考えましょう。
問題文には、「大阪支店における本店勘定が¥50,000 の借方残高」とあります。
「大阪支店」の「本店」のT字勘定は…、
…と、相なります。
おまけに、「本店」の「大阪支店」のT字勘定は…、
…です。
問題文には、但し書きに、「支店の固定資産については、本店の管理下におき、本店でまとめて記録している」とあります。
ざっくり言えば、大阪支店で固定資産の増減があったなら、「本店」勘定で処理すればいい、ってな次第です。
んで、本問では、「大阪支店は支店用の乗用車を購入し、その代金¥500,000を支払うため小切手を振り出した」とあります。
ふつうなら…、
借方:車両 500,000
貸方:現金 500,000
…くらいの仕訳を切るだけなのです。
しかし、本問は、問題の指示により、「車両」を「本店」で処理します。
んなもんで、当該車両購入の「大阪支店」の仕訳は…、
借方:本店 500,000
貸方:現金 500,000
…と、相なります。
「大阪支店」の「本店」のT字勘定は…、
…と、相なります。
上記T字勘定の借方残高は、「50000+500000」の「550,000」と相なります。
答えは…、
…です。
結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。
当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。
公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。
PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。
なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。
とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。
受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。
教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、
簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。
簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、
過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。
建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。
ところで、電卓です。
100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。
高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。
左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。
考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。
建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。
「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。
合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。
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