本問は、「一般」試験の「性質・貯蔵・取扱方法」の「貯蔵方法等」についての問題です。テキストに載っている貯蔵方ばかりです。また、物質も、そこそこメジャーなものなので、大丈夫かと思います。取りたい問題です。選択肢の使い回しに備えて、復習だけはしておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「通常石油中に保管する。長時間経過すると表面に酸化物の白い皮を生成す る。冷所で雨水等の漏れが絶対にない場所に保存する。」ですが、これは、「ナトリウム」が該当します。
問題文の「酸化物の白い皮を生成」や、「雨水等の漏れが絶対にない場所」で、ナトリウムと判断できるかと思います。
また、キーワードの「石油中に保管」でも、判断できるかと思います。
選択肢bの「空気に触れると発火しやすいので、水中に沈めて瓶に入れ、さらに砂を入 れた缶中に固定して、冷暗所に保管する。」ですが、これは、「黄燐」が該当します。
黄燐といえば、水中保存ですね。
選択肢cの「銅、鉄、コンクリート又は木製のタンクにゴム、鉛、ポリ塩化ビニルある いはポリエチレンのライニングを施したものに保管する。」ですが、これは、「弗化水素酸」が該当します。
当該弗化水素酸は、大部分の金属とガラスを腐食するので、選択肢のような、ポリ塩化ビニル等々が使われます。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、押えておきましょう。
「a」は「ナトリウム」です。
「b」は「黄燐」です。
「c」は「弗化水素酸」です。
「正しい組み合わせ」は、
正解:4
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
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