本問は、「基礎化学」の「コロイド」についての出題です。選択肢の全部が基本問題です。テキストに載ってるものが多いです。文系の人でも、取れる問題です。こういう問題を落とさないようにしましょう。
(クリックして拡大。)
本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「典型的なイオンや分子よりも大きい、直径1nm〜1μm程度の大きさの 粒子をコロイド粒子という。」ですが、正しい記述です。
「コロイド粒子」の正しい記述です。
テキストに載っているはずなので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢bの「コロイド溶液に側面から強い光を当てると、光が散乱され、光の通路が輝 いて見える。これをブラウン運動という。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「ブラウン運動」のところです。
正しくは、「チンダル現象」です。
これも、解けると思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢cの「コロイド溶液では、熱運動によって分散媒分子がコロイド粒子に衝突する ため、コロイド粒子が不規則な運動をする。これをチンダル現象という。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「チンダル現象」のところです。
正しくは、「ブラウン運動」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢dの「透析は、コロイド粒子がその大きさのために半透膜を通過できない性質を 利用している」ですが、正しい記述です。
「透析」の正しい記述です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
「a」は「正」です。
「b」は「誤」です。
「c」は「誤」です。
「d」は「正」です。
よって、「正しいものの組み合わせ」は…、
正解:2
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
興味のある方は、「毒物劇物取扱者の投稿記事 」で、ヒマな時間を潰してください。
★みんなとシェアする