本問は、「一般」試験の「性質・貯蔵・取扱方法」の「毒物及び劇物の廃棄の方法2」についての問題です。テキストにまず載っているメジャーどころの物質ばかりなので、文系でも何とか対応できるかと思います。わからなかったものは、復習しておきましょう。
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本問の難易度は、「ふつう」です。
選択肢aの「水を加えて希薄な水溶液とし、酸(希塩酸、希硫酸等)で中和させた後、 多量の水で希釈して処理する。」ですが、これは、「中和法」です。
選択肢の文言に「中和」とあるので、ここから判断します。
この廃棄方法がとられるのは、「水酸化カリウム」です。
よって、選択肢aは、「水酸化カリウム」となります。
選択肢bの「水酸化ナトリウム水溶液を加えてアルカリ性(pH11以上)とし、酸化剤 (次亜塩素酸ナトリウム、さらし粉等)の水溶液を加えて酸化分解する。分 解後は硫酸を加えて中和し、多量の水で希釈して処理する」ですが、これは、「酸化法」です。
酸化剤を加えるところから判断します。
この廃棄方法がとられるのは、「シアン化カリウム」です。
よって、選択肢bは、「シアン化カリウム」となります。
選択肢cの「ケイソウ土等に吸収させて開放型の焼却炉で焼却する。」ですが、これは、「燃焼法」です。
「焼却する」のところから判断します。
この廃棄方法がとられるのは、「酢酸エチル」です。
よって、選択肢cは、「酢酸エチル」となります。
「a」は「水酸化カリウム」です。
「b」は「シアン化カリウム」です。
「c」は「酢酸エチル」です。
「正しい組み合わせ」は…、
正解:1
教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。
読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、
んで、過去問兼問題集には…、
北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、
東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、
関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、
九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、
…使用します。
理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。
毒物劇物取扱者のこまごましたことは、ブログに投稿しています。
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