毒物劇物取扱者 関西広域連合 令和5年度(2023年度)過去問+解説 第26問‐物質の三態

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 本問は、「基礎化学」の「物質の三態」についての出題です。知識問題なので、文系でも、じゅうぶんに取ることができます。こういう基本的な問題を、ゼッタイに落とさないようにしてください。落とすと致命的な失点となります。

第26問‐物質の三態

 

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難易度コメント+こたえ

 本問の難易度は、「ふつう」です。

 本問は、文系でも、解ける問題です。ゼッタイに取りましょう!

 なお、本問の解答は、こちら(数字のみ)です。

選択肢1

 選択肢1の「一般に物質は、温度と圧力に応じて、気体・液体・固体のいずれかの状態 をとる。」ですが、正しい記述です。

 そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢2

 選択肢2の「液体の蒸気圧が外圧(大気圧)と等しくなったとき、液体の表面だけでなく、 内部からも盛んに気体が発生する現象を沸騰という。」ですが、正しい記述です。

 これも、そのとおりの記述です。

 文系の人でも、大丈夫でしょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢3

 選択肢3の「物質の構成粒子は絶えず熱運動をしているが、高温になるほど活発ではなくなる」ですが、誤った記述です。

 間違っているのは、「高温になるほど活発ではなくなる」のところです。

 正しくは、「高温になるほど活発となる」です。

 文系でも、大丈夫かと思います。

 こういうとアレですが、人だって寒いと動きが鈍くなりますが、温かくなると活動的になるものですよね。

 よって、選択肢は、「誤」となります。

選択肢4

 選択肢4の「水の沸点は、酸素と同族の他の元素の水素化合物に比べて著しく高い。」ですが、正しい記述です。

 “こういうもの”として押えておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

選択肢5

 選択肢5の「液体を冷却すると、ある温度で固体になる現象を凝固という。」ですが、正しい記述です。

 「凝固」の正しい記述です。

 テキストで確認しておきましょう。

 よって、選択肢は、「正」となります。

答え

 「1」は「正」です。

 「2」は「正」です。

 「3」は「誤」です。

 「4」は「正」です。

 「5」は「正」です。

 よって…、

 正解:3

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独学向け教材

 教材ですが、長くなったので、「教材レビュー」にまとめています。

 読むのがメンドウな人は、テキストには「 第3版 毒物劇物取扱者 合格教本 」を使用し…、

 んで、過去問兼問題集には…、

 北海道、東北地方、新潟県、長野県、富山県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 北海道&東日本編 」を…、

 東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県、群馬県、栃木県、茨城県等の人は「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関東編 」を…、

 関西広域連合(滋賀県・京都府・大阪府・兵庫県・和歌山県・徳島県)、奈良県、三重県、愛知県、静岡県、岐阜県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 関西&中部編 」を…、

 九州地方、中国地方、香川県等の方は、「 令和6年版 毒物劇物取扱者試験 問題集 九州&中国編 」を…、

 …使用します。

 理系の人は、教材はそう気にしなくていいですが、文系の人は、慎重に選びましょう。文系には、どうにもならない教材がそこそこあります。

こまごましたもの

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