二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年4月の第23問目の解説。本問は、「固体燃料と気体燃料」の問題です。これまでにあまり出題実績のない数字が問われています。解けなくても仕方がないです。今度、数字が頻繁に問われる可能性もあるので、傾向把握の意味でも、解けるようにはなっておきましょう。。
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難易度は、「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「メタンなどの炭化水素が主成分である。」ですが、正しい記述です。
気体燃料は、主に、メタン(CH4)などの炭水化物です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「発生する熱量が同じ場合、CO2の発生割合は石炭の1/3以下で、温室効 果ガスの削減に有効である。」ですが、誤った記述です。
こんな数字、問題にするか~?!という出題です。
間違っているのは、「石炭の1/3以下」のところです。
正しくは、「石炭の約60%」です。
選択肢の言う「1/3」だと、約33%くらいになります。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。バカらしくても、復習だけはしておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「燃料中の硫黄分や灰分が少なく、伝熱面や火炉壁を汚染することがほとん どない。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「一般にクリンカの発生がほとんどない。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
なお、「クリンカ」ですが、これは、ボイラ内での燃焼によって生じた灰の粒子が溶融固化し、ボイラ底部に落下した多孔質な灰の塊を粉砕したものです。
一口で言えば、「灰」です。試験的には、押さえる必要のない語句ですが、理解の足しにしてください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「漏えいすると、可燃性混合気を作りやすく、爆発の危険性がある」ですが、正しい記述です。
都市ガスを思い出してみてください。ガス爆発のアレですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
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