二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年4月の本問は、ボイラーの「ボイラー水の吹出し」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「炉筒煙管ボイラーの吹出しは、ボイラーを運転する前、運転を停止したと き又は負荷が低いときに行う。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「鋳鉄製蒸気ボイラーの吹出しは、燃焼をしばらく停止して、ボイラー水の 一部を入れ替えるときに行う。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
鋳鉄製ボイラーの吹き出しは、運転を中止している状態で行います。
そして、ボイラー水の 一部を入れ替えるときに行います。
併せて、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「水冷壁の吹出しは、いかなる場合でも運転中に行ってはならない。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
選択肢まんまを押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「吹出しを行っている間は、他の作業を行ってはならない。」ですが、正しい記述です。
これも、正しい記述です。
まあ、常識的に判断できるかと思います。
吹き出しは、ボイラー水が減っている状態ですから、危険な状態です。そこから目を離さない方が安全に決まってますね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「直列に設けられている2個の吹出し弁を閉じるときは、急開弁を先に閉じ、 次に漸開弁を閉じる。」ですが、誤った記述です。
吹き出し弁を占めるときは、「漸開弁→急開弁」の順です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、吹き出し弁の開閉の操作の順番ですが、「急開弁→漸開弁→漸開弁→急開弁」です。
ガチ暗記して損はないです!!ボイラーの講習でも学ぶはずです。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「誤」です。
正解:5
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
サブ機として、試験後も活躍するはずです。
amazon参考‐Fire HD
二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
★みんなとシェアする