二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年4月の第13問目の解説。第13問は、「キャリオーバ」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
「キャリオーバ」とは、「ボイラー水中の固形物や水滴が、蒸気に混じって、ボイラー外に運び出される現象」を言います。
「プライミング(水気立ち)」や「ホーミング(泡立ち)」があります。
原因としては…、
・蒸気負荷が過大
・主蒸気弁を急に開いた
・高水位
・ボイラー水に不純物が多い
…などがあります。
選択肢1の「ボイラー水が水滴となって蒸気とともに運び出されることを、プライミン グ(水気立ち)という。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
「プライミン グ(水気立ち)」の正しい記述です。
基本用語です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「ドラム内に発生した泡が広がり、これにより蒸気に水分が混入して運び出 されることを、ホーミング(泡立ち)という。」ですが、正しい記述です。
「ホーミング(泡立ち)」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「プライミングは蒸気負荷が過小であるときに発生する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「過小であるとき」のところです。
正しくは、「過大であるとき」です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
ちなみに、プライミングの原因は、「蒸気流量の増大など、ドラム水面の変動によって生じる」です。
選択肢4の「プライミングは高水位であるときに発生する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
高水位のときだからこそ、ボイラー水が運び出されてしまうわけですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「ホーミングはボイラー水に油脂分が多く含まれているときに発生する」ですが、正しい記述です。
ホーミングに限らず、「キャリオーバ」は、ボイラー水に不純物が多いときに、生じます。
選択肢のいう、「ボイラー水に油脂分が多く含まれているとき」は、当該不純物が多いケースに含まれます。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
正解:3
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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