二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年4月の第19問目の解説。テキストに載ってない論点もありますが、テキストを精読し、過去問演習をしっかりしていれば、なんとか、解答はできるように思います。できなかった人は、復習しておきましょう。
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本問のレベルは「やや難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「給水中に含まれる溶存気体のO2やCO2は、鋼材の腐食の原因となる。」ですが、正しい記述です。
いわゆる、「内面腐食」の原因となります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「腐食には、溶接加工による残留応力が原因となるものがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
“こういうもの”として押えておきましょう。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。
テキストに載ってない方は、お使いのテキストにメモしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「局部腐食には、ピッチング、グルービングなどがある。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
なお、「ピッチング」ですが、「金属の表面がまだら状に腐食され、孔が空いた状態。孔食、点食。」です。
んで、「グルービング」ですが、「細長い溝状の腐食で、応力のかかるフランジの丸み部分などに生じる。溝食。」です。
こういうカタカナ語句は、よくよく問われるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「腐食には、濃度の高い水酸化ナトリウムが原因となるものがある。」ですが、正しい記述です。
酸素や二酸化酸素といった酸性のもののほかに、選択肢の言うような、高アルカリの水酸化ナトリウムも、内面腐食の原因となります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「ボイラー水のpHを中性に調整することによって、腐食を抑制する。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「中性」のところです。
正しくは、「アルカリ性」です。
ボイラー本体の鉄は、酸素と反応して腐食するので、基本的には、ボイラー水をアルカリ性にします。
よって、選択肢は、「誤」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「誤」です。
正解:5
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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