二級ボイラー技士 過去問+解説:令和6年4月の第20問目の解説。本問は、「ボイラー清缶剤」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「ボイラー内で生じた泥状沈殿物の結晶の成長を防止する。」ですが、正しい記述です。
ボイラー清缶剤の使用目的です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「ボイラー伝熱面の低温腐食を防止する。」ですが、誤った記述です。
「低温腐食」とは、重油に含まれる硫黄分から生成する硫酸蒸気が露点以下に冷やされて、凝縮し、液体の硫酸となって、ボイラーの金属を腐食する現象です。
低温腐食は、ボイラー清缶剤の使用目的ではないです。
低温腐食の防止には、硫黄分の少ない重油を使用する、重油に添加剤を混ぜて露点を下げるとかです。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢3の「低圧ボイラーでは、ボイラー水中のシリカを可溶性の化合物に変える。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。ボイラー清缶剤の使用目的です。
小難しい記述ですが、ときどき出ます。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「ボイラー水中の硬度成分を不溶性の化合物 (スラッジ)に変える。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。ボイラー清缶剤の使用目的です。
テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「酸消費量を適度に保つことによって腐食を抑制する」ですが、正しい記述です。
これまた、そのとおりの記述です。ボイラー清缶剤の使用目的です。
テキストに載っているはずなので、チェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「誤」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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