独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

登録販売者 医薬品 サルファ剤(スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール)、バシトラシン、硫酸フラジオマイシン、クロラムフェニコールの憶え方とまとめ‐「皮膚に用いる薬」の「抗菌作用を有する配合成分」

「皮膚に用いる薬」の「抗菌作用を有する配合成分」の成分ですが、本試験では、基本の「名称‐効能」が問われるのが関の山です。

出題実績はほとんどないのですが、ここ最近では、ちらほら散見されており、油断ができません。

このページを「お気に入り」に入れておいて、直前期あたりで、押えてしまってください。

サルファ剤(スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール)

まずもって、「サルファ剤」ですが、別称の方で問われることがあります。

ガチ暗記は無用ですが、「スルファジアジン」、「ホモスルファミン」、「スルフイソキサゾール」の別称も、押えておくべきです。

参考:ホモスルファミン

参考:スルフイソキザゾール

手引きには、「スルファジアジン、ホモスルファミン、スルフイソキサゾール等のサルファ剤は、細菌のDNA合成を阻害することにより抗菌作用を示す。」とあります。

憶え方ですが、「サルが摺る」です。

「サル」は、「サルファ剤」の「サル」です。

「摺る」は「する」で、「スルファジアジン」と「ホモスルファミン」と「スルフイソキサゾール」です。

モンキーパークや猿山のサルが、弁当やお菓子を摺っていく情景をイメージしてみてください。

ちなみに、作用は、「細菌のDNA合成を阻害する」ですが、これは、「サルのDNA」くらいに憶えてしまいましょう。

バシトラシン

バシトラシン」ですが、これは、憶えやすい必殺の語呂合わせがあります。

壁にバシっと!」です。

手引きには、「細菌の細胞壁合成を阻害することにより抗菌作用を示す。」とあります。

語呂合わせの「壁」は、「細胞」の「壁」です。

「バシっと!」は、言うまでもなく、「バシトラシン」の「バシ」です。

当該「壁にバシっと!」の語呂で、瞬殺と思います。自信作です!

硫酸フラジオマイシン、クロラムフェニコール

硫酸フラジオマイシン」と「クロラムフェニコール」ですが、ほとんど、試験には、出ません。

とはいえ、ごく稀に出ることもあるので、試験直前で、押えればいいでしょう。

手引きには、「いずれも細菌のタンパク質合成を阻害することにより抗菌作用を示す。」とあります。

憶え方ですが、「マイ黒ラムは、淡泊」です。

「マイ」は、「硫酸フラジオマイシン」の「マイ」です。

「黒ラム」は、そのまんまですが、「クロラムフェニコール」の「クロラム」です。

「淡泊」は、「たんぱく」で、「タンパク質合成を阻害する」のところに該当します。

マイ黒ラムは、淡泊」は、我ながら、無理やりな語呂合わせと思います。

先も述べたように、そう試験には出ないので、試験直前の休み時間等で、ブツブツ唱えてみてください。

登録販売者 駆虫薬の回虫・蟯虫の憶え方と語呂合わせ‐カイニン酸・サントニン・ピペラジンリン酸塩・パモ酸ピルビニウム

「駆虫薬」ですが、頻出論点に、「回虫に効くか?蟯虫に効くか?」があります。

カンタンな語呂合わせや、くすぐり的なフレーズで憶えられるので、活用してください。

サントニン

サントニン」ですが、ですが、「回虫」に効果のある駆虫薬です。

手引きには、「回虫自発運動を抑える作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる」とあります。

当該サントニンの回虫ですが、「解散」くらいに憶えてしまいます。

「解散」ですが、「カイサン」です。

「カイ」は、「回虫(カイチュウ)」の「カイ」です。

「サン」は、言わずもがな、「サントニン」の「サン」です。

解散」の一言で憶えてしまいましょう。

なお、当該サントニンは、「自発運動を抑える作用」が効能です。

んなもんで、「自発的解散」くらいに憶えるのも、一手です!

なお、当該サントニンですが、「肝臓病」の人が「相談すること」なので、ここまで押えておきましょう。「適正使用」で、よく出ています。

カイニン酸

カイニン酸」ですが、「回虫」に効果のある駆虫薬です。

当該の回虫・蟯虫の別は、カンタンです。

手引きには、「回虫痙攣を起こさせる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる。」とあります。

「カイニン酸」の「カイ」と、回虫の「カイ」を繋げて憶えれば、それでおしまいです。

カイニン酸のカイは、回虫のカイ」と憶えましょう。

なお、本試験では、「痙攣を起こさせる作用」のところが出ます。

解任(カイニン)されて痙攣」くらいで、押えてしまいましょう。

ピペラジンリン酸塩

ピペラジンリン酸塩」ですが、「回虫と蟯虫」に効果のある駆虫薬です。

手引きには、「アセチルコリン伝達を妨げて、回虫及び蟯虫運動筋を麻痺させる作用を示し、虫体を排便とともに排出させることを目的として用いられる」とあります。

くだらない語呂ですが、「オペラ業界」で、無理から憶えてしまいます。

「オペラ」の「ペラ」は、「ピペラジンリン酸塩」の「ペラ」です。

「業界」は、「ぎょう・かい」で、そのまんまですが、蟯虫と回虫に該当します。

個人的には、なかなかに悪くない語呂だと思います。

なお、作用の「運動筋を麻痺させる作用」は、自力で憶えてください。

先の語呂合わせと掛けて、「麻痺したオペラ業界」とか、「マーヒーなオペラ業界」くらいにアレするといいでしょう。

パモ酸ピルビニウム

パモ酸ピルビニウム」ですが、「蟯虫」に効果のある駆虫薬です。

手引きには、「蟯虫呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用を示すとされる」とあります。

語呂は、自信作です!

ルビがいる方」と憶えます。

「ルビ」は、「パモ酸ピルビニウム」の「ルビ」です。

「いる方」ですが、そのまんま、「ルビ」が必要な方を意味します。

回虫と蟯虫、どちらに「ルビ」が要るでしょうか?

言うまでもなく、「蟯虫(ぎょうちゅう)」の方ですね。配偶者なら読めないですよ。

こんな次第で、「パモ酸ピルビニウム」は、「ルビがいる方で、蟯虫」と憶えるってな次第です。

なお、作用の「呼吸や栄養分の代謝を抑えて殺虫作用」のところは、自力で憶えてください。

登録販売者 みずむしの抗真菌成分(シクロピロクスオラミン、ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、ピロールニトリン、トルナフタート、エキサラミド)の憶え方

みずむしの抗真菌成分の「シクロピロクスオラミン」以下のマイナー成分が全国的に出題されるようになっています。

マイナー成分ですが、余裕があれば、押えておきたいです。

とはいえ、当該論点は、費用対効果がそれほどではないので、このページを「お気に入り」に入れておいて、終盤あたりで、押えればいいでしょう。

なお、姉妹ページは、「みずむしの抗真菌成分(イミダゾール系の抗真菌成分、アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩)の語呂合わせ」です。参考にしてください。

シクロピロクスオラミン

「みずむし」の抗真菌成分の「シクロピロクスオラミン」ですが、憶え方としては、「クロネコ輸送」があります。

当該成分は「皮膚糸状菌の細胞膜に作用して、その増殖・生存に必要な物質の輸送機能を妨げ、その増殖を抑える」効能があります。

先の憶え方の「クロネコ輸送」の詳細ですが…、

「クロネコ」の「クロ」が「シクロピロクスオラミン」の「クロ」です。

「輸送」は、「輸送機能」の「輸送」です。

名称の「クロ」を、クロネコヤマトでイメージすることで、「輸送機能」の文言が憶えやすくなります。

抗真菌成分では効能が問われるので、上述した「クロネコ輸送」を憶えるだけで、選択肢の判別が可能になるはずです。

ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛

ウンデシレン酸」と「ウンデシレン酸亜鉛」ですが、両者とも「患部を酸性にすることで、皮膚糸状菌の発育を抑える」効能です。

名称にある「酸」の文字に意識して、「患部を“酸性”は、ウンデシレン“酸”の酸」くらいに認識すれば、効能をすぐ憶えられるかと思います。

ピロールニトリン

ピロールニトリン」の効能は、「菌の呼吸や代謝を妨げることにより、皮膚糸状菌の増殖を抑える」です。

憶え方としては、「ニトリの太鼓」です。

「ニトリ」は、「ピロールニトリン」です。

「太(たい)」は、「謝」の「たい」です。

「鼓(こ)」は、「吸」の「こ」です。

ニトリで実際に太鼓を打ってそうなので、イメージはしやすいと思います。

試験的には、名称と効能を問うのが精いっぱいなので、「ニトリの太鼓」で、十分な対策となるはずです。

その他‐トルナフタート、エキサラミド

手引きには、その他の抗真菌成分として、「トルナフタート、エキサラミド」が挙げられています。

本試験の傾向は「聖域なし」とはいえ、流石に、「トルナフタート、エキサラミド」の両成分は、捨ててよいと思います。

みずむし以外に出てきませんし、効能も書かれていないので、あまり重要ではないと思われます。捨てましょう。

個人的には、この2つの成分を暗記するくらいなら、「生薬」で唯一の抗真菌成分の「モクキンピ」を、憶えましょう。絶対にこっちの方が出ます。

まとめ

以上、「みずむし」の抗真菌成分のシクロピロクスオラミン、ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、ピロールニトリン、トルナフタート、エキサラミドの憶え方を見てきました。

このページのくだらない憶え方で、選択肢の1~2個は、つぶせるかと思います。

基本的に、バカバカしい内容なので、細切れ時間等で消化してください。

なお、「みずむしの抗真菌成分(イミダゾール系の抗真菌成分、アモロルフィン塩酸塩、ブテナフィン塩酸塩、テルビナフィン塩酸塩)の語呂合わせ」も、参考にしてください。