第2種電気工事士の筆記試験で頻出の「電圧降下・電力損失」の対策ページ。本ページでは、表(数字)の憶え方を述べる。カンタンな語呂の「2、なし、√3」「2、2、3」を押さえることで、大半の問題に対応できる。ほぼ毎回出題されているので、優先して憶える。独学者向け。
「電圧降下・電力損失」ですが、ほぼ毎年出ている論点です。
公式さえ憶えていたら解けるので、ガチで押えておきましょう。
当該「電圧降下・電力損失」ですが、“力技”で憶えます。
「電圧降下」から見ていきます。
まずもって、「電圧」なので、オームの法則「V=IR」から求められる「IR」を使います。
後は、“力技”で暗記します。
暗記すべきは、「2、なし、√3」です。
何回も、「2、なし、ルート3、2、なし、ルート3」と、力づくで頭に入れ込みましょう。
解説は無用かと思いますが…、
「2」は、単相2線式の「“2”IR」です。
「なし」は、単相3線式の「“ ”IR」です。
「√3」は、三相3線式の「“√3”IR」です。
このように、「電圧降下」の公式を憶えてください。
次に、「電力損失」を押えましょう。
「電力損失」ですが、電力の公式「P=RI2」の「RI2」を用います。
後は、“力技”で、無理くり憶えます。
憶えるべきは、「2、2、3」です。
「2」は、単相2線式の「“2”RI2」です。
「2」は、単相3線式の「“2”RI2」です。
「3」は、三相3線式の「“3”RI2」です。
こんな次第で、「電力損失」は、「RI2」に「2、2、3」で憶えるってな次第です。
また、他の憶え方としては、「電力損失は、単相は2、三相は3」くらいに憶えるのも、一手かと思います。
憶えやすい方で活用してみてください。
2022年7月6日 10:44 AM
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