せっかくアタマに入れても、それがキチンと記憶できなければ、ウンコにさえなることなく、外に排出されてしまうものでございます。
まるで、「こんにちわ、エノキダケさん」のようなものでございます。
先だっては、オベンキョをしていくと、量質ともに消化できないものがあるから、一時に全部やってしまおうとすることの無駄さ加減を危惧いたしました。
今回は、その危険性を踏まえ、いかに新しき知識や概念をアタマに入れていくかを説明させて頂く次第でございます。
ぶっちゃけいうと、過去問でございます。
「過去問にでた!」ということほど、記憶の接着になるものはございません。
次に問題演習でございます。
優れた問題集には、問題のランク分けがなされておりますから、「A」「B」「C」というランクを参照して、憶えるべきか憶えないかを判断していくわけでございます。
最終的には、テキストの内容のほとんどができるようになっておかねばなりません。
しかし、テキストのマスターに至るまでは、山アリ谷アリがあるというわけでございます。
いきなりテキストの1ページから、ガツガツやっても即、ウンコでございます。
過去問や問題集での問われ方という、調味料・スパイスをもって、テキストという料理人泣かせの素材を調理するのでございますことよ。
〇〇にでていた、ということを知るだけでも、十分なお勉強であることにお気づきになられたく存じ上げ候、でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年6月15日 9:33 AM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |
下手な考え、休むに似たり
という名言がございます。
良い言葉というのは、人生を救うものでございます。
「考えてもわからないものは、考えても意味がないから、昼寝でもしておいたほうがトクである」
まったく現実的で手のうちどころがない、たいへん意義のあるお話でございます。
昼寝のほかには、鼻毛の手入れ、財布のレシートの整理、診察券・サービス券のカード類の整理でも結構でしょう。
おかずを一品増やすのもたいへん喜ばれることと存じます。
要するに、わからないものはしゃーない、というわけでございまして、そんなことを考えるなら、普段、ご自身がしないことしましょう、というわけでございます。
先へ進まないと、時間がたたないとわからないものもございます。
明日見直せば、わかることもございます。
「あ!そういうことね」という、発見は決まった時間・自分の意図する時間には生まれないものでございます。
わからない点をほおっておくと、多少、奥歯に物が詰まったような感じがするものでございますが、そこは堪忍でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年6月14日 9:25 AM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |
骨がきしむほど「やりなされ」ということが、こつこつでございます。
しかし、そんなこつこつは、会社勤めや夫婦生活だけで十分でございます。
お勉強のこつこつは、もう少し、軽やかに伸びやかにやりませう、というわけでございます。
さて、先だっては「できなくても耐える」ことが、こつこつ型お勉強のコツだと申しました。
それでは、内面的に見たときの「できなくても耐える」とは、どういうことでございましょうか?
単純にいえば、お勉強ができないといえども、ダメではないということでございます。
当サイト「独学のオキテ」は、ご存知のように、資格を、適当に、効率的に取得する、脱力系ページを目指しております。
「できない」ということは、そのお人の、人格の問題とは、全く、別次元の問題なのでございます。
この「別次元」という意味の深さをご説明いたしますと。。。
「寄せてあげる、天使の男性用ブラ」ごとき、ポイントのずれた考えなのでございます。
店頭で男子用ブラなど見たときには、即、その会社を空売りすることでございましょう。
「できない」を人格と関係のあるものにしてしまうと、お勉強がこつこつできなくなるのでございます。
ぶっちゃけ申しまして、資格のオベンキョは、当人にとって新しき挑戦でございます。
ということは、これから得るであろう、新しい知識や世界など必要としてこなかった半生であったと、自ら立証しているわけでございます。
コレまでの人生で、できなくても、支障がなかったのですから、ドウゾ、胸を張って「できない状態」を堪能しましょうというわけでございます。
取るに足らない「できない」で、己を量ることこそ、おろかなことはございません。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年6月13日 9:50 AM |
| ▲ Back to Top. | ▲ Back to Homepage. |