独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

アンチエージングのススメ1

基本的にお勉強は、アタマのエクササイズでございます。
お勉強はアンチエージングでもあるのです。
お勉強にアンチエージングの作用を取り込むには、少しだけ謙虚になる必要がございます。
というのも、「知っとる!!」とひと言だけで終わらせてしまうと、脳みそは、ハナクソをほじるくらいのほんの少ししか動かないからでございます。
「どういうことかしらん?」と、素朴な疑問を持つのが大切です。
素朴の疑問を持つことから、脳みそを使う機縁にのでございます。
脳みそは使えば使うほど、機能は増して行きます。
逆に、使わなければ、機能は無くなっていくものでございます。
毒マムシ三太夫さんが、ボケ予防のコツをこのように、おっしゃっていました。
「ころばない、寝込まない、風邪引かない」
一旦、体を動かさなくなると、即、脳みそは退化するのです。
上記のみっつの「〇〇しない」は、どれも歩けなくなるところに共通項がございます。
歩くというのは、意外に脳みそを使っているのでございます。
歩くというのは、平衡感覚、左右のバランス、力点の移動、エネルギーの供給・廃棄物の回収、筋肉の拡大再生、視点の移動、視覚情報の処理などなど、おそろしいばかりの作業量が、「単純な歩く」に含まれているのでございます。
自動車メーカーの二足歩行ロボットが人類の叡智の結集であるようにいわれるのも、無理なからんことでございます。
ボケ状態は、若い方にも経験があることと存じます。
何十時間も眠りに寝たら、頭がボーーーとして、脳みそが全く働かなくなっていたというご経験があるかと存じます。短時間ではありますが、アタマがボケているのでございます。
ボケも、寝すぎのボゥも、根は同じなのでございます。
脳みそを使っていない・使えていない、という根でございます。

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管理職モドキ

他人にやらないことは、自分にもやらないことがよいのでございます。
何人でも、頭ごなしに「コレヤットケ」といわれれば、カチンとくるものでございます。
頭から、「コレとコレ、ヤットケ」と決め付けられているのは、気分のよいものではございません。
人には、喜怒哀楽があるように、己にも喜怒哀楽があるのでございます。
心身の状態をよく見極めもしないで、ただひたすら、お勉強にまい進するのは、褒められるものではございません。
わたくしたちは、機械ではございません。
コンピュータのようにスグに憶えることも、演算することもできないのでございます。
ですから、なんときでも同じように作業できると考える方が誤りなのでございます。
「なんときでも同じように作業できる」クオリティは、お仕事でご発揮くださいませ。
基本的にお勉強は、刺激と反応でございます。
刺激が、効かなくなることもございましょう。
反応が、鈍くなることもございましょう。
そんなとき、優れた管理職であれば、あてがう仕事の性質を変えるものでございます。
袋小路の状態にあれば、いっしょに取引先・お得意さんに顔出しに行くとか、定型的なまとめ作業にまわすとか、風向きを変えた仕事を振り分けるものでございます。

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一歩後退します

ときには、後ろを振り返ることも必要な所作でございます。
できれば、一歩後退して欲しいものでございます。
歩みを緩めるのではなく、思い切って、1歩下がるのでございます。
順調にお勉強をこなしていても、ときには、1歩下がるのがよろしかろうと思う次第でございます。
というのも、わたくしたちは、いいか悪いか、正しいか誤っているのか、効率的なのか、非合理的なのかわかっていないときが多いからでございます。
長い人生経験の中で、培ってきた判断なら、過ちを犯すことは少のうございましょう。
しかし、確固とした正しい判断など、数回あればよいくらいの、自然現象でございます。
たまたま正しかったというのが、真実でございましょうに。
ドンピシャの判断ができない以上、よくよく、ご自分の進んできた道を、振り返り、行きつ戻りつするのが、最も過ち少ない方法でございます。
もちろん、一歩後退するには、勇気と気合が必要でございます。
めんどくさいし、イヤンですが、そんなところで我を張る必要もございません。
ぶっちゃけていうと、試験というのは試験ごとに癖がございます。
これまでの試験でうまくいったやり方が、現在勉強中の資格試験に全部が全部、当てはまることはないのでございます。
知らず知らず、同じ要領で進めていき、手ひどい痛い目に遭うものでございます。
ですから、「あーできるなぁ」と思っていても、ときには後退して、ご自身の「違和感」を再度、潰していくのが吉と考える次第でございます。
よくわかっていなかったことが、わかるようになるのでございます。
ときには、資格試験の「お勉強の枠」を超えた発見もあるのでございます。

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