独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

何やってんだろ?

お勉強だけに限られるものではございません。
普通にお仕事をし、普通に学校に行き、普通に家事や育児をしているときにも、「何やってんだろ?」という空虚な感覚を味わってしまうものでございます。
哀しいかな、人は悲しみを覚える生物なのでございます。
ノラネコほどの自由でもなく、飼い犬のゴンタ君ほどの気楽さを持ち合わせてはいないのでございます。
がんばっている人ほど、ぼそっと「何やってんだろ?」と呟いてしまうのでございます。
このような呟きが出たときは、宙ぶらりん状態なのでございます。
宙ぶらりんの状態になったときは、ちょっぴり、現実の感覚がなくなってきたとお考え下さいませ。
ぶっちゃけ、現実感覚を喪失し始めているのでございます。
現実というものは、希望と現状からできあがっているのでございます。
希望と現状は、現実を認識し構成する、車の両輪でございます。
片いっぽだけ、シャフトだけでは、車は走らないものでございます。
片いっぽのタイヤが、希望。
片いっぽのタイヤは、現状。
このようにお考え下されば結構・六甲・こけっこっこーでございます。
現状だけでは、ギスギスした作業ばかりでございます。
希望だけでは、フワフワした不安ばかりでございます。
宙ぶらりんの「何やってんだろ?」というため息は、車の両輪のうちどちらかが欠けた状態なのでございます。
お勉強という現実ばかりで、将来の夢や希望を全く考えなければ、「何のために?」というむなしさが生まれ出るは自然でございます。
「合格したい!」「取得したい!」と想うばかりで、ひとっつもテキストを開かなければ、「いったい何してんの?」という、虚無感が襲ってくるものでございます。
現実感の喪失は、何か足りないものがありますよ、というカラダのメッセージなのでございます。

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簡単な問題を考えよう

ココに提案したるは、「問題を考える」という点数直結法でございます。
点数を取れるまでに高まった理解とは、問題を考えることができるレベルなのでございます。
問題を考えられるようになれば、もはや、合格は目の前。ただ、試験を受けるのみになるのでございます。
しかしながら、実際問題、新しい問いを考えるのは難しくて、ハイレベルなことでございます。
ですから、学習初期段階では、新しい問題なんて考えられないのが普通でございます。
しかし、「簡単な問題」なら作れるでしょ、というわけでございます。
オキテのディレクトリ型学習では、口を酸っぱくして、テキストと問題集は同時に買い、同時平行で進めるのを推奨するものでございます。
なぜなら、問題集をやることで、「問い」のサンプルを入手しているからでございます。
サンプルがあれば、すぐに「簡単な問題」を作ることができます。
単に語句や用語のあてはめ、言い換えだけでも、十分身になる・点数になる、『簡単な問題』を作り上げることができるのでございます。
たとえばテキストに、「菓子パン5原則」という項目があったとしましょう。
菓子パンとは以下のパンをいう。
1.脳がとろけるほど甘いこと。
2.150円未満であること。
3.よだれがでた見た目であること。
4.袋を開けると香ばしいこと。
5.かぶりつけば、さくさくという音がすること。
このようなものでございます。
問題集で、「2」が問われたとしましょう。
問題:菓子パンは100円未満でなければならない。
→答え.×。150円未満である。
このような応答ができましょう。
簡単な質問とは、パクリでございます。
ちょっと考えただけでも、こういう問題を考えつけます。
菓子パンは、150円以下でなければならない。
150円未満でなければ、菓子パンではない。
150円であれば、菓子パンである。
惣菜パンは、150円なので、菓子パンに入る。
などなど、適当に考え付くことができます。
もちろん、「2」の原則が問われたのでしたから、残りの「1と3と4と5」も試験に出そうだナァと考えて、その他の原則にも腰の入った勉強ができるようになります。
ですから、、、
問い:「まずそうなパンは、菓子パンではない」→〇
なぜなら、「3.よだれがでた見た目であること」に反するから。
問い:「菓子パンは辛い」→×
なぜなら、「1.脳がとろけるほど甘いこと」に反するから。
問い:よだれが出そうな菓子パンがある。→×
なぜなら、よだれが「出た」見た目のものでなければならない。
と、適当に問題をアレコレと想うことができるのでございます。
つまり、こういう風に出題されるのね、という皮膚感覚が鍛えられるのでございます。
みなさまの面の皮ほどブ厚くして頂きたく存じます。
簡単な問題を作ろうとすれば、どうしても意識を広めておかないとできないのでございます。
いや、意識の範囲を広めるために、問題を作る次第でございます。
目の前だけの問題だけにあたるのだけではなく、周辺事項も意識の上に載せるてしまうのが、問いを考え出すことのメリットなのでございます。

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実のあるお勉強

本日のススメのタイトルは、「実のあるお勉強」でございます。
資格試験で重要なのは、点数を積み上げるために何をするか?でございます。
それ以外は、余事でございます。
もちろん、余事も大切ではございますが、余事をいくら積み重ねても合格には直結しないのが真実でございます。
足にできたタコやマメの削り方をマスターできれば、多少、異性にモテルかもしれません。
水虫やタムシの治療法に習熟すれば、少々、異性にモテルかもしれません。
痔によく効く薬や病院をよく知っていれば、スズメの涙ほど、異性にモテルかもしれません。
でも、モテルとはいえないかと存じます。
人生にとっては、、、必要な人にとっては、、、重要な事柄でありましょうが。。。モテルという観点からは大きく外れております。
清潔感のある服装に意を払う、話題を豊富に蓄えておく、などなどのほうが、「モテル」には直結することでございましょう。
お勉強も、直結することが大切でございます。
点数に繋がらないことは、できるだけ避けるのが、お勉強のコツでございます。
逆にいえば、点数に繋がりやすいことを行うが吉でございます。
オキテのディレクトリ型学習は、問題演習を中心にしたお勉強の方法でございます。
自分で、あーだこーだやるよりも、テキストと問題集を行きつ戻りつ、往復することを推奨しております。
問題演習をして、確実に得ることのできるモノは情報でございます。
過去問にでた。
問題集にでた。
ただそれだけです。
ですが、先ほど申しましたように、自分で暗中模索するよりも、指針や指標、目印が合った方がこなして行きやすいものでございます。
暗夜行路、五里霧中、赤木の山も今宵限り、よりかは、間違いなく効率的なのでございます。
まずは、カッチリと点数になる周辺を洗い出し、味わいつくし、吸い出すのでございます。
その他は、後でやっても十分、間に合うものでございます。

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