何でそんなことをいうんだろう?
そのひと言で、何人の人間が腐ったのだろう?
そのひと言で、どれだけみんなに利があるというのだろう?
腑に落ちぬ言を平気で吐く、クソたれはどこにでもいるものでございます。
まさに、歩きながらクソをたれているが如き、いないほうがましなクソッタレ人間が、存在するものでございます。
わたくしたちが強いストレスを感じるのは、自分の理解に耐えぬ言動でございます。
このストレスは、会社や取引先、学校・近所のご父母から家族や恋人に至るまで、生活の至る面で遭遇してしまうものでございます。
しかも、身近な人になればなるほど、ストレス強度を増す故、より一層、根が深いと申せましょう。
何でそんなことがいえるのだろう?
何でそんなにずうずうしいのだろう?
何でそんなことができるのだろう?
わたくしたちは、いつでもどこでも、理解不能のストレスに遭遇するものでございます。
真昼間にオバケにあったような、このストレス。
和らげるには、次のお言葉がよく効くのでございます。
「自分とは違う人間だから」
美輪明宏さんの著書から拾ったお言葉でございます。
このお言葉は前につけるのではなく、後ろにつけると、効果的でございます。
「なんで、たいして能もないのに、もったいぶった言いかたを〇〇主任は言うんだろうねぇ。。。さすが自分とは違う人だわ」と使うのでございます。
「何だ!!このヤロウ」とトサカに来ても、「自分とは違う」との旨を付け足すだけで、自分とストレス源との場面が相対化・客観化され、憎悪の連鎖から免れるのでございます。
しゃーない人は、ほおっておくしか、距離を取るしか、いたしかたのないもの。
自分とは違う生き物なのだ、というこのお言葉は、憎悪に近づくのをいったんストップし、強制的に距離を取らせる効用がございます。
無駄なこと・無駄な人は、いくら考えても無駄、なんら解決には至らないものでございます。
まさに無益。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年11月6日 7:01 AM |
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お勉強の障害は、お悩み事でございます。
いったんココロに悩みの影が生じると、お勉強の努力効率はみるみる下がるのでございます。
お悩みの度合いを、乗数とお考え下さればと存じます。
おなかの周辺という悩み、お悩みレベル1を抱えておれば、乗数は×0.9といたしましょう。
愛する人に振られたのは、お悩みレベル3の×0.7。夜の生活がトンとご無沙汰というのは、人生の難大事、レベルの5、×0.3と致しましょう。
お悩みレベル1なら、100のお勉強に×0.9で、90の効果しか発揮できなくなるのでございます。
要は、せっかくがんばったお勉強効果が、お悩みレベルで左右されるてしまうのでございます。
そこで、独りで出来るお悩み対策をご紹介いたします。
日本語には枕詞という、より一層、感を深め、引き立たせる修辞法がございます。
天の原(あまのはら)といえば、ふりさけ見れば春日なる、といった塩梅でございます。
お悩み枕詞は、「つまらない悩みだが」でございます。
この句をつけると、たいがいのことが馬鹿馬鹿しくなってまいります。
日常生活のこまごまとしたことは、この「つまらない悩みだが」をつけるだけで、雲散していくものでございます。深刻なお悩みには効き目が少ないのが、難点ではございますが。
「つまらない悩みだが、会社の成績が上がらない」
「つまらない悩みだが、女房・子供が帰ってこない」
「つまらない悩みだが、子供がいじめにあっている」
それぞれ、「死にはしないし、なんも担保に取られてないでしょ」「神様がお与えくださった、いい人を見つけるチャンスタイムですよ」「エジソンって知ってる?ある意味、才能があるからでしょ。子供は千差万別。エジソンの母に倣いなさい」てなわけでございます。
「つまらない悩みだが」をつけることで、現状の再度あらためる事ができるのでございます。
「問題の前提に戻る」
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年11月3日 11:09 AM |
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スポーツも勉強もできる人が、1クラスに1人は居たものでございます。
文武両道でありながら、趣味も話題も豊富な、スーパーマンが如き御人が居たものでございます。
今でもそういう人にあやかっているのですが、振り返ってみると、このような人種の人たちは、非常にバランス感覚が優れていたと思い出すのでございます。
クラス会議やなんらやの取り決めでも、極端な特定の意見に偏らず甲乙論の癖のある論者たちをうまーくまとめ上げていたと考えるのでございます。
「よくできた人」とは、クラス委員になったり、なんらかの長についていたりと、全体のバランスを取れる人がよく選出されていたナァと考え至ったのでございます。
現在でも、身の回りのよくできる人をアレコレと思い浮かべて共通項を考えてみると、バランス感覚にたどり着いたのでございます。
バランス感覚に優れた人は、そこはかとなく、余裕があるのでございます。
日々、お勉強やお仕事、日常の雑務であくせくしているときというのは、なにかに傾きすぎているのでございます。
バランス感覚とは、傾きの敏感になることでございます。
急な仕事や事件で、どたばたして、お勉強に手が付かないことなど日常茶飯事でございます。
知らず知らずに深みに入り、グラグラと前のめりになっているのでございます。
そんなケツが落ち着かないときに、お勉強をしても、ふわふわの上滑りをするがオチでございます。
自分が陥っている状態を意識できれば、「ま、こんな状態なんで、しゃーないね」と深い落ち着きに到達できるのでございます。
自分の現状と、こうありたい状態とを、まずは知ることでございます。
本腰を入れられない、と意識できれば、そんなときでもできるお勉強に気づくものでございます。
一本調子では、同じ時間を確保できないものでございますから、そのためのバランス感覚なのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2006年11月2日 10:25 AM |
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