独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

お悩み枕詞:その5

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

悩むな、といわれても、アレコレ思い煩うのが、人の世の常でございます。
お悩みについて、知っておくとオトクことがございます。
お悩みは、なくすことはできませんが、減らすことはできることでございます。
先ほどのいさましい言に、一向に効き目がないのは、なくせといわれているからでございます。
お悩みには、減らすことに重点を置いて対処をすべきでございまして、完全に無くそうとするものなら世を儚み、袖を涙で濡らしつつ、世を捨て荒野に庵を結ぶしかないのでございます。
今日のススメは、お悩みのエネルギー値を減らす言葉についてでございます。
はっちゃけていうと、「余分に支払うな」ということでございます。
わたくしたちは、ほおっておいてもお腹が減る生き物でございます。
光合成で生きているワラジムシではございません。
わたくしたちは、カロリーを消費せざるをえない生物でございます。
つまり、食費がかかっているのでございます。
食費に限らず、水道光熱費はかかります。
その他、家賃・通信、チョコレートと、欠くことのできないお金を費やしているのでございます。
わたくしたちには、原価があるのでございます。
わたくしたちを維持するためのお金が、毎日、財布や貯金箱、通帳からすこしずつ溶け出しているのでございます。
わたくしたちは、まず、現状を知らねばなりません。
お悩みの対処は、まず、何に悩んでいるかを把握することから始まります。
把握するスタート地点は、わたくしたちの生活費からでございます。
生きるには原価があり、そのうえで、お悩み費用を計上すべきか否かと考え至れば、どれだけ自分が余計なことで悩んでいるかが明確になること、畢竟でございます。
余計なことで悩むとは、自分にかかっている原価を、それに振り分けているのが実際の姿でございます。
同じ生活原価を振り分けるなら、もっと生産的で、美しく、楽しきことに費やすほうが、優れた選択肢といえましょう。


余計に悩んだからといって、生長しないのは、自明でございます。

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