独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

心のカビに御用心

心丈夫という言葉が好きでございます。
大丈夫、だいじょうぶ、ダイジョウブというよりかは、一段引きつつもシッカリ踏ん張っている語感があるからでございます。
カラダも酷使すれば衰えたり怪我、病気に至るように、メンタルもほおって置けばやはりよくないのでございます。
お勉強はその性質上、自家中毒といいましょうか内にこもりがちなのでございます。
ですから、見た目や日常の感覚ではわかりかねる面ございます。自分ではダイジョウブだと思っているものでございます。
ですから、合間合間に休息を取らずに無理重ねれば、どーんと揺り戻しが起きるものでございます。
通気の悪いジメジメした家の壁紙裏にカビがびっしり湧いて手遅れだ、かの如くになりかねないのでございます。
朝から働いて合間合間の細切れ時間をお勉強にあて、帰宅前後に勉強するというのが、一般的なスタイルかと存じます。
このような余裕のない生活を続けると、やはりあちこち痛んでくるものでございます。仕事に限らず、家事や育児子育てパート近所づきあい職場関係、学業サークルアルバイトといえども、同様でございましょう。
ですから月に1日は、完全な休息日を設けるべきでございます。
その日だけは、どんなに勉強が遅れていようと、なんであろうと、テキストに手をつけなければ、問題集に触れもしない日にするのでございます。
存在すら忘れる、ほどでございます。
弓矢刀鉄砲の戦国時代の武人ですら、和歌を詠み芸事を嗜んでいたのでございます。ギスギスした心にいかに潤いを与えたか、よくわかる気が致します。
髪の毛からつま先まで、すべての細胞が入れ替わるくらい休もうと思うわたくしでございます。

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大きく書いて眺めれば

なんでもこんまいものというのは、しんどいものでございます。
細かな仕事は、細かいというだけでシチメンドクサが上がるもの。使用済み資料の整理・インデックス化など忍耐の極みでございます。
ですからわたくしたちは、細かい仕事の数々、伝統工芸品の仕事振りを見ては嘆息を漏らすのでございます。
さて、お勉強の定番たるテキスト、その文字はやはり小さいものでございます。お供の問題集も小さくて、もちろん解説もこんまい文字ときております。
細かい文字を見ていると、それだけで疲れるものでございます。
お勉強の疲労のほとんどは、目の疲れでございまして、あー疲れたなと思ったら顔をザブンと洗うなり、何かほかごとをするなり、目の周りをさするなどして15分ほど小さい文字から離れるだけで、グッと気力が回復するものでございます。
勉強に疲れてきますと、もちろん読解力も低下し注意力も散漫になるものでございます。目がピントをずらせようとしているのでしょうかのぅ、疲れとは生体反応かもしれませぬ。
お勉強が長引きなんだか疲れ、テキストや解説の文字が泳ぎだしたら、大雑把に大きく紙に書き出してみることを、オススメするものでございます。
特に効果があるのは、難しい箇所や難解規定でして、これらは大きく書き出すだけでぐっと理解の作業が楽になるのでございます。
小さい文字でグダグダちんたらこまっしゃくれで書かれているが故にむずかしい、ということが多々あるのでございます。
クレジットカードや銀行の約款なども、この「ちいさきは難しき」を応用したものでございましょう、まずあないなモンは理解できませぬ。
小さい文字で書かれしことを追うのに切れたら、ケツをまくって大きく紙に書き出してみるがようございます。
B5用紙一束なら、ホームセンターで200円あれば買える時代でございます。
「コレはコウで、こうなってんやろ。ほいでアレがここにかかってんやな、コレはアレやがな、アレでアーなってるじゃろう」と声に出しながら、半分キレながらやるとようございます、やってやりますよ、ああ、な感じで取り組むとよいでしょう。
ワザワザわかりにくく書きやがって、とブツクサ言うみなさまの姿が見えているわたくしでございます。

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世は半値八掛二割引

世は、たいがいが多く見積もられているものでございます。
例えば、不安でございます。
今気にしていることの8割は、まず実現しないものでございます。
病気や大怪我、事故に遭わないだろうかと心配しても、ほとんど遭遇しないものでございます。
おなかが冷えたり、財布を忘れてレジで往生するくらいが関の山でございます。
世間に流布されるウワサや伝聞の類も得てして、多く見積もられているものでございます。
人のうわさなど、面白おかしく語られるうちに大きく膨らむものでございます。
半値八掛二割引と申します。そのくらい割り引いたのが、真実の姿、実体であるという古人の言でございます。世の御婦人の御顔に当て嵌めれば理解千里を走るかと存じます。
人間の認識とは、ズレがあるものでございます。大きく間違ってはいないが、すこしく過っているものなのでございます。
それを如実に感じるのは、お勉強のムズカシさでございます。不思議なもので、受験生のときは難しく難解に感じるのに、合格した途端カンタンに感じるから現金なものでございます。
我ながら、見方が甘いものよのぅと振り返っては思うものでございます。コレまでの多く、そんなに気にすることも考えることもなかったのに、と。
世の過ぎし事に、この割引率「半値八掛二割引」は適するものでございます。
旦那や嫁、友人同僚上司部下、「アレをしてくれない、コレをしてくれなかった」と恨み辛みをする前に、半値八掛二割引。
計算してみれば、そんなことやるハズもなし、大きく買いかぶりすぎていた自分を発見するものでございます。
逆に、アレもしてくれてる、コレもしてくれてると感謝の念すら憶えるのでございます。他人の気働きを買うなかれ、でございます。しかも無給、チップもない間柄でございましょう。
生きるとは、面白きなき世を面白くするもの、ある維新の志士の歌を思い出したわたくしでございます。

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