最短・最速・最効率、と銘打たれたものには、まずは眼鏡を外すことをお薦め致します。
「最〜」なんたるものは、極めて人為的な理念物でございます。
わたくしはもう、健康運動器具の効能など見ないものでございます。
曰く、1週間1日5分でおなかがへこむ、などと書かれていますが、よくよく、よくよく丹念に細かい取扱書を読めば、「運動の前に15分〜20分の柔軟運動を行ってください」「個人差があります」などと書かれているのでございます。
安易に腹筋マシーンに頼ったわたくしが悪いのでございます。
取扱書をキチンと「熟読」せず器具を用いたわたくし悪いのでございます。
標準運動回数を、準備運動時間を無視してやったわたくしが悪いのでございます。
結果おかげで、おなかがへこむどころか右首・右肩の筋が張るようになって数年がたちます。違うところが凹んだのであります。
ですから、気持ちのよくなる表現・コピーほど、気をつけるようになったわたくしでございます。
気をつけるとは、その文言が本当かどうかを疑うのではありません、なにを省略しているかを見ようとしているのでございます。
省略こそ、情報操作の技でございます。
1キロです、といわれても、標高1200メートルの山も、直線距離でいえば1キロ弱であります。
大切なのは、何が捨てられたかということでございます。
それこそ、雄弁にものを語るのであります。
お勉強でも、最も効率よいやり方やノウハウというのはあることでしょう。忘れない、サボらない、怠らないやり方もあることでしょう。
しかしわたくしごとではありますが、だいたいお勉強において憶えた事は、ほぼ忘れに忘れたし、お勉強もときにサボっていたし、夜めんどくさくて寝た日もたくさんあるのでございます。
それでも受かったわけですから、間違ったりサボったりすることは、よくあるひとつのお勉強の過程だと思う次第であります。
日々忘れ、できた問題を間違え、それでさぼったりするのが、お勉強の万人の真実である、のですから「よくあることさ」とお勉強の労苦を溜め込まないようにすればいいのであります。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年8月9日 11:34 AM |
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よくよくわたくしたちは、言葉の意味を取り違えているのでございます。たとえば代表的な言葉をいえば、結婚でございます。
いい結婚はあるが、楽しい結婚はない、と申します。幸福の絶頂は式の前夜まででございます。
「幸福をお祈り申し上げます」「祝福します」というのは、虚言ではないのであります。
禍福は、水の一膜。結婚後には待っているものへの、心からの同情がこめられているのでございます。
同様の言葉に、人生での大きな節目を表す就転職がございます。
薔薇色の未来でなどと、わたくしたちを誘いますが、なんてことはない、今より荷厄介なものを抱えるがオチであります。
残業時間も減らないしバカ上司にクソ部下に囲まれることでありましょう。クセの多いオーナー経営者に悩まされることでしょう。
何となくよさそうと思いながらもその実情は、かけ離れているのものでございましょう。何が楽々稼げるだ。
ときに言葉の意味を違えていると申しました。
しかしこれは、少し訂正せねばなりますまい。というのも、大きく、大きく間違っていることがあるからでございます。
大ポカと申しますか、まったく言葉の意味の取り違えが発生していることがあるのです。
記述ではこういう意味で使っているのに、読み手のほうで勝手に違う意味をあてはめて読んでいるものでありますから、読めば読むほどわからなくなるといった塩梅でございます。
何度読んでもわからない、意味が通じないというのは、どこぞに大ポカが生じているのでございます。
あとあとで振りかえ見れば「単にそれだけのこと」なのに、わからないのでございます。
ウンウンと何度もアタマをひねっても、全く理解に至らぬ大ポカが、お勉強中はひとつやふたつあるものでございます。
努力の空回りにうすうす気づいたら、大ポカを疑って、おさらいからはじめたらよいのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年8月8日 2:29 PM |
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馬鹿は休み休みいえ、というのは、時々はバカな事を言い合おうという、人間関係の秘訣なのでございます。
ときにバカな事を言い合って、誼を暖め直そう、冷え切った悪縁を元に戻そうという塩梅でございます。
冗談が通じなくなったとき、関係は壊れていくのでございます。笑い合ったか?
まじめな事だけ、ビジネスライクな事だけの関係が脆いのを、ご理解いただけるかと存じます。
お勉強というのは、紙を前にしての戦いでございます。
しかもまじめな事ばかりでありまして、テキストの端から端までは漢字ばかり、難しい言葉ばかりで、まったくまじめ一本槍でございます。
こんなものを毎日相手をしていたら、こちらもその気(ケ)が移ってしまうのでございます。
まじめと言うのは真剣であり、よいことはよいのでありますが、言葉の通り「真剣」でありまして、そんな凶器を振り回していたら、いつか周りと我が身を損なうものでありましょう。
では、なまくらな剣でよいのかというと、そうでもないわけでありまして、切れ味鈍ければ試験にはまず勝てないものでございます。受験まで漕ぎつけない。
えー、お勉強は、休み休みでございます。
人間、できることであればまじめに取り組めるものであります。そのまじめさは、効を成すのでございます。
しかし、できないのにまじめにやるのは、難しいのでございます。
切れ味の優れた包丁を持って、切れそうにもない硬いかぼちゃと格闘しているのと同じでございます。いつか手を切ることでありましょう。
ときにお勉強では、特別に難しい単元、実に難関の科目に遭遇するものでございます。
テキストを読んでもひとっつもわからない。問題集を解いても何ひとつ飲み込めない。
そういうときには、本当に休み休みでございます。
15分やって15分休む。一時一気に、しかも長時間はしない事でございます。
アタマがすぐパンクしてしまいます。
休み休みでオイオイやっていけばよいのでございます。
一気にするとスグに消耗してしまいます。
難所に来たら、ゆっくりと漸進主義でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年8月7日 11:11 AM |
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