独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

脳の疲労度

試験勉強において大切なことは、いろいろとございます。
しかし、どの試験勉強、あらゆる資格試験で共通するのは、「しっかり憶える」ということでございます。
しっかり憶えないと点は取れない、そう極端に考えてもらって結構でございます。
曖昧に茫漠にどれほどのことを憶えても、試験では、ハナクソほどしか役に立たないのでございます。
特に最近の試験問題は、曖昧化が進んでおります。
確かな記憶・確実な知識でないと、判別できないような選択肢が増えております。
生兵法は大怪我の元、野孤禅、河童の生悟りと申します。ツンと澄ますのも技術でございます。中途半端にガラクタを揃えても、つまらない毎日でございます。
しっかりした知識と確かな記憶が、わたくしたちのお勉強を切り開くと、お考えくださればと存じます。
日々のお勉強では、少しでもよいので、確かな記憶・確実な知識を増やしていくようにしていただきたく存じます。
逆にいうなら、しっかりと憶えられるようになるまでは、いたずらに暗記しようとしない、と考えればよろしいかと存じます。
テキストを1回読んだだけで憶えなくてもよいのでございます。
難しいことやわからないことなら、急には憶えようとしなくてもよいのでございます。
憶えられるよう外堀が埋まってから、憶え始めても遅くないことをご理解頂ければと存じます。
さて、確実な知識と確かな記憶は、掲題に挙げた脳の疲労度と深く関係しております。
実は、確かな記憶や知識を蓄えたほうが、脳の疲労は少なくなるのでございます。
何十問と問題を解かないといけない模試や本試験では、意外に脳の疲労は大きな問題でありまして、記憶で判断できるようなことで、脳のエネルギーを使ってはいけないのでございます。
知識問題や記憶問題などは、対策さえとれておれば、数秒で即断できるものでございます。
そうした問題には最小のロスで判別し、じっくり考えないといけない問題や選択肢に、エネルギーと時間を投入するという塩梅でございます。
これ何やったかなあ、どうやったかなあと逡巡することほど、疲れることはありません。
憶えることに焦ることはないのでございます。
わずかでもしっかり憶えていけば、必ず選択肢の判別の心強い武器になるものでございます。そして、1点へとより近づけてくれるものでございます。
多くを一度に憶えようとして曖昧な知識になるよりも、少しでも確実に憶えていただきたく存じます。

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やる気物質

薬というのは、服用し続けると効かなくなると申します。
内服薬だけでなく、かゆみ止めからリップクリームまで同様の話でございまして、同じ薬を多用すると、効かなくなるものでございます。
免疫ができるといいますか、抵抗や耐性がついたといいますか、これまでの量では効き目が薄くなるものでございます。
やる気も斯くの如きものでございます。
あるときまでは有効だった手段が、もう今となっては、まったくやる気がでなくなるものでございます。
やる気を出す方法というのは、一本調子のものでなく、あの手この手で出していかなければいけないのでございます。
あの、漫画史に残る手塚治虫でさえ、アイデアが出ずに逆立ちをしたり体操やら散歩をしていたのでございます。
況や我々をやでございます。
お勉強のやる気がでないというときは、もう、その手段や刺激では、やる気はでないということでございます。
ほかの方法を模索せよ、という天の啓示なのでございます。
わたくしは思いますに、お勉強というのは、大概が同じことの繰り返しでございます。
同じようなことを同じ様にして、憶えていかなければいけないものでございます。
同じことが続くのであれば、やはり、刺激や変化がほしくなるのが人情でございます。
何しろ、人間は同じ姿勢を取るのが苦痛の生き物でございます。
同じ姿勢でずっと立っているのは実につらいものでして、多少歩いたり身体を動かす作業のほうが、桁が違うほど身体の負担は少ないのでございます。
お勉強は、同じことをせざるを得ないがために、しんどいものであります。
であるからこその、変化を積極的に求めなければいけないのでございます。
お茶の一杯や茶菓子のひとつほどの変化でもよいのでございます。
晩酌の銘柄を変えるだけでもよいのでございます。
新手の体操を試してみたり、これまでとは違った本を読んでみるのでもよいのでございます。週刊誌・雑誌の類を変えてみるのもよいでしょう。
昔の趣味を引っ張り出してくるのもよいでしょう。
なんともうまくいかないときは、変化のときでございます。
変化を享受し、あらゆること、あらゆる面でやる気物質を吸収しなければいけないのでございます。
水でさえ腐るのが世の習い。やる気も腐るのが自然でございます。

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集中も技

お勉強は、集中力の有無で成果が変わるものでございます。
集中してお勉強できれば、短時間でも記憶に残っていきますし、何よりお勉強後はすっきりして、要らぬストレスがないものでございます。
ストレスが少なければ、次のお勉強に繋がっていきますので、集中力はサボリの防止役でもあるのでございます。
しかし、集中力とは、何か才能の一種であるかのように吹聴されている面がございます。
確かに常人にはない集中力の持ち主の方はございますが、まあ、ごく例外でございます。
ほとんどの人は、集中力が少ないか、集中が切れやすいもので、携帯のメール受信音で途切れる程度でございます。
しかし、いたずらに我が身の集中力のなさを嘆くこともないのでございます。
集中するのは、一種の技でございまして、やりようによって誰でも身につけることができるのでございます。
集中のポイントは、まず、時間帯を選ぶことでございます。
ドタバタする時間帯というのが、誰にでもあるものでございます。忙しい時間や電話がかかってきそうな時間、用事やらなんやらがある時間は、できるだけ集中する内容を避けるべきなのでございます。
集中可能な時間を選ぶ、これがまず指し当たっての集中の条件でございます。
次は、儀式でございます。「これをしたら、お勉強!」というような儀式を作り上げておくことでございます。
わたくしは、コーヒーやお茶を集中の儀式としております。一口をつけるときは集中する時間と決めておくと、スムーズに集中状態に入ることができます。
自分なりの儀式を作っておくことが、集中タイムとのん気タイムの区切りになります。儀式をうまく活用することで、お勉強へと飛び込むことができるのでございます。
お菓子や菓子パンなど、自分の好ましいことを儀式に取り入れるとよいでしょう。菓子パン食べたら勉強、と習慣付けていると、ダイエットにもなりますの。
さて、集中には、落ち着くことが大切になっています。
心中に何か、気がかりなことや気の晴れないこと、焦りやなんやらがあるときは、集中が難しい状態です。それは、小雨が降っていて洗濯物が乾き難いというくらい、心配事は集中の敵なのでございます。
何かあるときは、まず、その問題について、ある程度のけりをつけておくことでございます。
「考えても仕方がない」「夜考えてもろくなことはない」などと心中のけりをつけるか、さっさと連絡して伝言するなりして、善後策を練ることでございます。
問題がある程度解決して集中していくことでございます。問題の解決が見られないなら、集中はし難いものでありますから、無理やり自分を追い込んでも無駄でございます。
お勉強は軽い作業や用語や語句の確認にとどめるなどにしておくことでございます。
集中できないときに、しっかりしたお勉強を持ち込んでも徒労に終わるからでございます。
こうした点に意を払っていけば、すんなり集中できる方法を発見、または編み出すことができるかと存じます。
己の集中様式を追い求めるのも、独学の醍醐味なのでございます。

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