独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

麺類で凌ごう

土日の明ける月曜でも、気は重いものでございます。
祝日の1日でも、気が晴れないものでございます。
何日もお休みになられた皆さんの心中を忖度する次第でございます。
ついにGWも終わってしまいました。
今日、出勤していない新入社員に、やきもきしている方もおられるでしょう。
(あいつ、ミスしないかなあ)と、横目にしながらひやひやしている方もおられるでしょう。
また、机の前でぼんやりと、倉庫の前でうんざりと、パソコンの前でげんなりとしている人も多いかと存じます。
ま、これも仕方がございません。ちゃっちゃと気合を入れ直して、やっていくしかないのでございます。
さて、今日のように、普段より一層、気合を入れてがんばらないといけないときのお食事は、麺類をお勧めする次第でございます。
というのも、ご飯類はどうしても眠くなってしまうからでございます。
小耳にはさんだことでありますが、白米を食べると身体中の血液が消化しようと、胃に殺到するとのことでございます。
そのため、脳みそにまわる血液が不足して、うとうと、うつらうつらとしてしまうのでございます。
ご飯を食べるとどうしても眠くなってしまいます。
麺類もごはんも、同じ炭水化物でありながら「眠さ」という点で大きく違っております。
ぜひ、ご自身の身体で体験してほしく存じます。
食べるもので、これほど眠さが違うかと、実感できるかと思います。
やはり眠いと、作業の能率は落ちるし、ミスは多くなるし、休みボケを頻発させてしまいます。
眠さに耐えるのに、自分の気合を裂くのも、馬鹿げてございます。
別に、毎日ご飯を食べないといけないわけではありません。
通常の調子に戻るまではご飯は控えめにして、麺類で凌ぐのがよいかと思います。
パスタにうどん、おそばはたらふく食べても、あまり眠くなりません。
また、調理は湯がくだけと楽この上ありませんし、汁やソースは市販のものでも、十分いただけるものでございます。
手抜きの料理でも、「麺類で休みボケを直そう!」という大義名分が立つものでございます。
ま、このように眠くならない食べ物エネルギーを補給して、目の前のことに臨むのが賢明かと存じます。
お勉強とは関係のないススメとなってしまいましたが、もとの生活に戻さないと、お勉強もうまく進んでいきません。
今週中までには、ばりばりとお勉強をしていたかつての自分に戻る調整をばと、考える次第でございます。

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効果的

独学では、効果的に勉強することが大切でございます。同じ時間と労力を使うのであれば、効率がよいほうが決まっております。
では、効率のよいお勉強とは何かというと、視野の広いお勉強でございます。
視野狭窄の勉強では、お勉強の能動はがくんと落ちるものでございます。
視野の狭いお勉強は、やらされ感が強くなるのでございます。
人はやらされ感に弱いものでございます。お仕事は賃金をくれるから、やらされ感にガマンできるのでございます。
お勉強などは、何の対価の裏づけもございませんから、やらされ感の受身勉強では、早晩、挫折につながるのでございます。
では、どうすれば、お勉強の視野が広がるかというと、問題意識と出題意識を持つことでございます。
問題意識は、どのように問題にされるかを考えることでございます。
出題意識とは、どういう風に出題されるかを考えることでございます。
いうならば、受験生の立場で見るのでなく、出題者の立場からお勉強を眺めるのでございます。
「こういう問題を出したら、困るだろうなあ」とか「このテキストの記述は、どう問題にできるかなあ」と考えながら、お勉強に取り組むのでございます。
のっぺらぼうに書かれているテキストや問題集を見て、これを全部憶えなければいけないのか、やらないといけないのかと思うと、しんどいものでございます。
そしてそのとおりにやれば、余計に身にこたえるものでございます。
それは、受験生の立場だけで見ております。
しかし、問題意識と出題意識があれば、平面的で何の個性もなかったページに、凹凸が生まれてきます。
どれが出て、そして何が出そうか、出しやすいかがわかってくるのでございます。
受験生が嫌がりそうなもの、出題者が問題に出しにくいものかまでに、鼻が効いてくるのでございます。
では、こうした意識を生むにはどうしたらよいかと申しますと、選択肢ごとに理由と根拠を付すことでございます。
ただ正解するだけでなく、選択肢のひとつひとつをマスターすることに、お勉強の重心を置くのでございます。
もちろん、付した理由や根拠を解説と見比べる作業をはしょってはいけません。
こうした地味な作業が、だんだんと出題者の視点を育てていくのでございます。
受験生と出題者のふたつの視点があれば、試験のカラクリがよく見えてくるのでございます。

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見えない難易度

「これまでは順調だった、しかし今となっては。。。」という事態が、お勉強にはあるものでございます。
ある時まではすらすら進んでいたのに、ぱたりと調子が落ちてしまうことがございます。
よくあることでございます。
というのも、試験の構成上、そこだけ「特に難しくなっている」場合がございます。そのため、ギアのチェンジに失敗するのでございます。
お勉強ではときどき、何の前触れなく、急激に難易度が変わるのでございます。
まるで川の流れのようでございます。
見た目はゆるやかでやさしそうな水流でも、ある地点から急激に勢いが変わるのは、よくあることでございます。
お勉強にも、目には見えない難易度の凹凸があるのでございます。
多くの受験生がそれに気づかず、これまでのやさしい箇所のペースで進めていることがあります。
内容そのものが難しくなったのに、難易度のトーンを変化させずに臨んでいるのでございます。
当たり前の話ですが、難しいところは時間をかけて取り組まなければ、理解は覚束かないものでございます。
特に難解な箇所では、繊細さが要求されます。ちょっとした見落としが、あとあとの巨大な「?」になるのでございます。
時間に追われている人が、難易度の変化についていけず、「わからない」迷宮に入り込んでございます。
これまでのやり方、手法でうまく行かず、わからないが累積するようでしたら、勉強時間を多めに確保することでございます。
丹念に追うための時間をまず確保して、「わからない」に向かうことにしましょう。
時間が確保できたら、歩みを遅くして、丹念にじっくり見ていくようにすることでございます。
くしくも、今はゴールデンウィークでございます。
きっと突破口が見つかると存じます。

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