飲み物には飲みごろがある、とつくづく感じるわたくしでございます。
梅雨明けとはいえ、こうムシムシしていると、炭酸の効いた冷たい飲み物が猛烈に飲みたくなるものでございます。
とはいえ、意外に、「最高の炭酸タイム」というのは少ないのでございます。
コーラ!コーラ!と息まいてぐびぐび飲んでも、(それほど美味しくないなあ)というときがあるのではないでしょうか。
あー炭酸飲みたい!!炭酸飲みたい!!と脳内連呼していても、意外にその欲求は、氷を入れた麦茶で消え去るときが多々あるのでございます。
つまり、わざわざコーラ等の炭酸飲料を買わずとも・飲まずとも、済んだわけでございます。
別段、お金が惜しいわけではないのです。ただ、無意味に糖質を摂ったのが悔しいのでございます。
今や飽食の時代を超え、誰もが栄養過多となって、肥満・高血圧・糖尿病の予備軍にベンチ入りする時代でございます。
必要もないうえそれほど美味しくもないのに、コーラを飲むという貴重な機会を失ったのが悔しいのでございます。
炭酸飲料には、本当に、本当においしく感じるときがございます。炭酸が咽喉を刺激して渇きを潤すと同時に甘みが脳を直撃して、全身で美味しさを体感するときがございます。
しかし、こうした新の美味しさに毎回当たるわけでもなく、個人的には、2週間に1度くらいしかないのではないかと考えている次第でございます。
皆様方には、甘い炭酸飲料は飲み頃があると思って、「今、このときしかない!」と身体が訴えるときにだけ、お飲みくださればと存じます。
炭酸飲料は摂り過ぎると、逆にしんどくなるし身体はだるくなるし、咽喉は渇くし、肌は荒れるし、変な吹き出物は出るし、如実に太るしで危険飲料でございます。
また、個人的に、持病に糖尿病の一家を持っておりますので、甘さが健康に及ぼす面も不安がございます。
甘さ控えめなら、毎日飲んでも糖尿病にならないのかはっきりしてよ、と思っているわたくしです。
暑いからといって、コーラやサイダー等の炭酸清涼飲料水の飲み過ぎに、お気を配りくださればと存じます。
では、何を飲めば良いのかというわけですが、お勉強におきましては、暑いときにも、熱い飲み物を推奨する次第でございます。
やはり定番は、お茶類でございます。ご存知のように、紅茶・緑茶・コーヒーにはカフェインが含まれておりますので、多分に脳が覚醒するのでございます。
脳が覚醒すると、やはり、お勉強の進捗も進みますし、集中力も段違いになります。暑さもそれほど感じなくなるほどでございます。
土日曜やお盆休みでお勉強をなさる方は、お勉強前に熱い紅茶・緑茶・コーヒーを入れて励んでくださればと存じます。
ちなみに入れ方のコツとしましては、茶葉は良く蒸らすことでございます。少量のお湯をかけて1〜2分、待つといつも以上に「出」がよろしかろうと思う次第でございます。
お勉強のやりかかりはぼおっとしていていも、1杯2杯と飲むうちに、脳が覚醒して行くのを体感できるかと思います。
暑さに我慢して飲む値打ちは十分にございます。空調が効いていればより美味しく感じましょう。
ちなみにわたくしは、だらだら汗をかきながら緑茶を啜るのが好きです。
暑いときでも、カフェインがたっぷり溶けた熱いお茶でお勉強の進捗は大いに進められるかと存じます。
ふうふういいながら、お茶をお飲みくださればと存じます。
しかし、カフェイン飲料は摂り過ぎると眠れなくなるという欠点もございます。特に、夕方6時以降は飲まないほうが懸命であるかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年8月10日 10:59 AM |
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独学でお勉強を続けておりますと、諸々の問題が生じるものでございます。
やる気が出ない。なかなか考えがまとまらない。何をしたらいいかわからない。
気持ちだけは急くのに身体が着いていかない。進むのが遅くていらいらする。
憶えられない、忘れてしまう、理解できない等々、様々な問題が発生するかと存じます。
こうした問題に対する特効薬は、基本的にありません。発生する都度、何とか工夫をして乗り越えて行くしかないのでございます。
しかし、まるで葛根湯のように、いつでもどこでも、どんな問題でも効く考え方がございます。
それは、皆様が耳にたこができるくらいにご存知である、かの「5W1H」の考え方でございます。
なあんだと思われる方も居られるかと思いますが、「5W1H」、何かと便利で手軽でありまして、問題解決の手法はこれに尽きるかと思われるのでございます。
当の本人が、(ほにゃららをしなければ!)と強く思っていても、いつまでに?と問い質してみると、途端に根拠のない期限や数字が返って来るものでございます。
法律で期限が決まっていたり、明白な締切日があるのなら急がねばならない理由もわかります。
しかしながら、お勉強の期限といいますのは、究極的に本試験のみでありまして、他の期限など屁みたいなものでございます。
「やらないといけないと思うけど、では一体何時までにやればいいのか」と考えてみれば、より具体的で実効性のあるやり方が見えてくるのではないかと思います。
同様に(やらなければ!)と思っていても、どうして?なぜ?と聞かれれば、途端に答に詰まってしまうものでしょう。
どうして○○ページをやらなくてはいけないの?の答には、出題実績を掴んでおくと、根拠のある返答ができそうでございます。
「どうして?→過去に○と○が出ているから」と応答できれば、やるべき価値をしっかり踏まえた上でのお勉強と言うことができましょう。
どうしてやるのかと考えたときに、よく考えてみれば、このページ(単元、節)のことはこれまで1回も出てないなあという単純な事実を見出すことができれば、労力ややる気をセーブして、より重要なところに割けるようになるかと思います。
(やる気が出ないなあ)→どうして?と考えてみれば、疲れているから、じゃあ、疲労回復の手段は何かしてるの?→してない→じゃあ、やってみたら?となるわけで、単調なお勉強への取り組みが変わってかと思われます。
わっからないなあ→どうして?と考えてみれば、何か抜け落ちや見落としに意が馳せるものでございます。
わっからないなあ→どのようにわからないの?と考えてみれば、わからんない点をより詳細に把握できるかと思います。
やる気が出ないなあ→どこだとでないの?と考えれば、こんなごちゃごちゃしているところで頭脳労働ができるか!と学習環境の改善に気付くかと思われます。
人口に膾炙に膾炙されていて、小学生でも知っている「5W1H」でありますが、これら6点が明白且つ明確であればあるほど、実効性は高く、うまくいくようになってございます。
また、「5W1H」の問いかけも工夫次第で、様々に変えることができます。たとえば、Whenは「いつ?」ですが、「どういうときに?」と問うこともできましょう。Whatは、「何?」ですが、「何のために?」と問うこともできましょう。
なかなかに奥が深い「5W1H」を、再実感してくださればと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年8月7日 9:20 AM |
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もし、お使いのノートパソコンの電源が、5回に1回しか付かなければ、強烈なストレスを感じるかと思われます。
少しメールを確認したいだけなのに、ちょっとだけブログを読みたい、ワードの原稿を直したい、天気がどうなのか、ニュースの続報が知りたいだけなのに、パソコンの起動に何回も失敗すれば、本当に「脳の血管」が切れるような腹立たしさを憶えるのではないでしょうか。
そして、堪忍袋の緒が切れれば、ノートを手にして販売店のドアを蹴破り、売り場担当に人間に「こないな不良品、よう売りつけよったなあ!!」と投げつけるのではないでしょうか。
おそらく、わたくしなら、そうするかと思われます。
5回に1回しか動かないなど、全く機械として機能していないわけでございます。
機械といいますのは、何百回何千回と同じ動作をしても、同じ働きができるように期待されており、そして、そうなるように作られてございます。
1回できればいいじゃん、1回うまくいけばいいじゃん、という代物ではないのでございます。
特に、刃物や動力が付いている機械などは、それこそ、数万回の動作テストを行います。
もちろん、単一の動きを検査するのみならず、たとえば、機械が斜めになったところでもきちんと動作するか、濡れても動くか、子供が手を触れようとしたときにはどうなるか等々、様々な状況・場面を設定して、テストを繰り返すわけでございます。
わたくしたちの身の回りにある機械類は、膨大なテストを経たものでございます。
おそらくは、機械類の値段の1割から2割は、膨大な動作テストの費用にあたっているかと思うのでございます。
こうした機械テストとお勉強とは、合い通じるものがあるかと思われます。
わたくしたちは、試験勉強において、同じようなことを同じように繰り返さなければなりません。
いつ、いかなるときでも、そして、どのように問われても、そのことが頭に浮かぶレベルまでは到達しておかねばなりません。
それこそ、1回できたからいいじゃん、という世界ではないのでございます。何度も見返し読み直して、頭の中に蓄えてゆかねばならないのでございます。
そうしないと本試験で点数が取れないからでございますが、繰り返し学習は、単なる試験対策だけに限らない意味があるのでございます。
晴れて本試験に合格し資格を取れば、最早素人ではなくなって、準プロともいえる立場になるものでございます。
素人なら、失敗は構わないのでございます。3回に1回しかうまく行かなくてもいいのでございます。
しかし、準プロともなれば、失敗は恥ずべきものとなります。3回に2.7回はうまくやらねばならないわけでございます。
3回に1回しかおいしくない料理人の料理を誰が食べるでしょうか。それと同じ理屈かと思います。
繰り返すというのは、単調だしつまらないし、身も入らぬものでございます。
しかしそれは、機械のテストのように、準プロとしてきちんと動けるかどうかの確認作業でもあるのでございます。
繰り返しに飽きてきたら、この作業こそ、プロへの一里塚と思うようにしてくださればと存じます。
単に知っているだけなら素人でございます。しかし、いつでも知っているのがプロであり熟練者なのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2009年8月6日 9:13 AM |
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