独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

無意味に身体を冷やさない

朝晩、だんだんと冷えてきております。

ご健康の方には、宜しくご留意くださればと存じます。

健康というのは、失って始めてわかるその尊さでございます。その価値でございます。

健康は決して、タダではありません。維持をするにも工夫とお金がかかりますし、治すにもお金がかかるもの。

基本的に、お勉強におきましては、風邪を代表とする病気にならないことが、最も大事であり、効率的かつ合理的なお勉強の第1歩でございます。

独学では、できるだけ無理をしないよう、いましております。

というのも、無理をして風邪を引いたりして寝込んでしまえば、また、風邪を引きつつ生活なりお仕事をすれば、余計にしんどいし、余計に時間が取られるし、余分な手間がかかってしまうからでございます。

本当に、巨大なロスとしかいいようがありません。

お勉強の方は遅れるし、治すにはお金がかかるし、体力も気力も普段より余計に必要だし、本当にロスの2文字しかありません。

無理をしてあとがぐだぐだ・ぼろぼろになるよりも、長期で続けられるように、ご配慮くださればと存じます。

さて、冬に病気にならないためにはどうしたらいいかといいますと、まずもって、身体を冷やさないことでございます。

人間は恒温動物でありますので、体温が低くなれば、熱を出そうと身体はどうしても動き始めます。

熱を出そうとする分、余計に体力を消費しているわけでございます。

つまりは、いつもならウイルスや風邪の菌に抵抗するためエネルギーを、体温の確保のために振り分けなければならなくなる、振り向けるエネルギーが相対的に減ってしまう、といった次第でございます。

汗をかいた下着を着ていると風邪を引くメカニズムは、汗をかいた下着が外気で冷やされる→濡れているのでとても冷たくなる→体温を奪う→身体は奪われた体温を確保しようとする→体力を余分に使う→ウイルスや菌への抵抗力が落ちる→ウイルス・菌が勝利→ウイルスや菌が大発生・大活躍・大運動会→寝込む、といった塩梅ではないかと考えている次第でございます。

汗で濡れた下着を家に帰って即着替えるだけで、かなり身体が楽になった経験から引き出した、小理屈でございます。

身体が冷えると、何のやる気も湧かなくなってしまうので、冷え対策を考えるべきかと存じます。

以下わたくしがやっていることですが、ご参考までに。

まず、型落ちで色も落ちて、もう捨てようかなという衣類を用意いたします。要らなくなったジャンパーが最適でございます。

それを、腰に巻くのでございます。これだけです。

何らかを衣類を腰に巻きつけておくと、そこに空気の層ができるといった塩梅で、腰部と背中の暖かさは、かなり改善いたします。

お勉強というのは、どうしてもじっとしてしまうので、空調を効かせていても、何となく薄ら寒いものでございます。

南国並みに空調を設定すればいいのですが、自分の居る机一畳の空間さえ暖かければいいのに、部屋全体を南国にするには無駄だなあとしか思えません。

そこで、身体が発している、もともとの体温を逃がさずに、有効利用しようといった次第でございます。

空気というのは良質の絶縁体でありまして、毛皮のある動物がなぜ服を着なくても寒くないかというと、毛の構造にあります。

毛の中心が空洞となっていて、自身の体温を閉じ込めることができるのでございます。

ですから、南極でも、熊やペンギンは暮らすことができるのでございます。

さて、話を元に戻しますと、「巻く」というのがポイントでありまして、ジャンパーの類を部屋のなかで着るとごわごわするし、重いし、肩は凝るしで、あまりよろしくないのでございます。

それが、巻きつけると、軽いし、動きやすいし、脱着は容易になって、勝手が良くなるといった次第でございます。

腰周りの部分をすっぽりと覆っておくと、結構な熱量を確保できます。次第にぽかぽかっとして参ります。

お勉強も体力勝負でございます。

身体の冷やさないことで、お勉強へのやる気や意欲、体力をご確保くださればと存じます。 

諦めはあきらめて2

諦める際の、判断について一言申し述べておきたく存じます。

「諦め」の言葉遊びでございます。

諦める際は、「空き」はあるのかどうかを確かめることを、推奨いたします。

空きの代表的なものは、まず、「時間的な空き」でございます。

試験というのは、努力が結果にストレートに反映致します。

お勉強に時間を割けば割くほどに、高確率で合格できるようになるのでございます。

たくさん勉強をしたら合格する可能性も上がるわけでございます。

ですから、そもそもの時間がないと勉強ができず、勉強ができなければ、それ相応に合格の可能性は低くなってしまうのでございます。

平均勉強時間が1000時間かかる試験ならば、穏当に、1000時間要ると踏んで、時間の配分や計画を見ておくべきでございます。

お勉強には、そもそも時間が要ることを、いうなれば、時間の空きがあるのかどうかを、まずもって確認です。

どう塩梅しても、合格に必要な勉強時間が捻出できないのであれば、潔く、お勉強は諦めるべきでございます。

物理的に無理ですので、状況の変化等があって、時間ができたときに再開、としたほうが賢明でありましょう。

次の空きは、「場所の空き」でございます。

勉強する場所というのは、想像以上に重要でございます。テレビの音が鳴り渡るリビングや、子供が走り回っている中では、到底、上質なお勉強は不可能でございます。

独りになるところが絶対に必要なのでございます。

学校の銅像で有名な、薪を背負って読書する二宮金次郎は、アレはアレですよ、薪を運ぶという個人的な時間と空間と場所があったからこその読書でありまして、集団のガヤガヤした中なら、到底、勉強などできなかったことでしょう。

お勉強というのは、個人的な作業でありますから、どうしても、独りにならないといけないのでございます。

そこで、独りになる場所があるかどうかを、お確かめくださればと存じます。

図書館や公共施設など、勉強場所を開放しているところは多々ございます。

また、お金はかかりますが、カフェやファストフードも、独りになれるところでございます。

長居すると嫌な顔をするカフェもございますが、カフェ激戦区では、誰一人客のいない活気のない雰囲気を恐れますので、時と場合によっては内心喜ばれるところもございます。

そうしたところを、見つけてお勉強するのが宜しいかと存じます。

最後に、「気力的な空き」でございます。 

心に、お勉強のことが入る空きがあるのかどうかを、お確かめくださればと存じます。

お仕事や家事・育児で、忙しくてんてこ舞いな毎日になったのなら、お勉強は諦めた方が宜しいかと存じます。

もう1個荷物を背負うような真似はしないほうがよいでしょう。下手に無理をしたら、全部ダメになります。

プライベートが宙ぶらりんのときや、目の前の仕事にも慣れ、そつなくこなしていて余力があるときが、お勉強に入るベストなときかと存じます。

心や精神力というのは、見えないからいくらでも無理ができてしまいます。

 しかし、無理を続ければ破綻が待っているのは、世の習いでございます。

気持ちに空きがなく、お勉強が入らないのであれば、諦めが宜しいかと存じます。

以上、諦める際には、上記3つの「空き」の有無から、ご判断くださればと存じます。 

軽食の効用

腹が減っては戦はできぬ、と申します。

お勉強を始めるにあたっては、本当に軽くで結構でございます。

何かを口にしてから、お勉強を始めるべきかと存じます。

お勉強といいますのは、身体を動かしませんから、腹ごしらえなど必要ない、とお考えになる人がおられるかと思いますが、まったくの間違いでございます。

人体の摂取するエネルギーの半分は、脳が消費してございます。

お勉強はご承知のとおりに、頭を酷使する作業でございます。

おそらくは、肉体作業・肉体労動のみならず、スポーツ・運動以上の、エネルギーが必要になるのでございます。

小説家や物書きといわれる頭脳職の方の近くには、必ず大福や団子といった甘々の和菓子があったと申します。

商売の手土産というのは、大概が甘いものでございます。それは、仕事というものが、頭のエネルギーを必要とするからではないか、というわけでございます。

小さな子供さんたちも、これまた甘いものを欲しがりますが、それもさりなんで、子供にとっては世界のほとんどが未知なる物、未体験のものでございます。

毎日新しく見聞きするもので、頭がどれほど、視聴覚情報を処理しているか、お考えくださればと存じます。そらほしがるでしょ?という次第でございます。

虫歯がアレですが、食べたあとに口をすすぐだけで、虫歯菌の増殖はかなり抑えられますので、甘いものは大目に見ていただければと存じます。

個人的な所感ではありますが、大人でも、馬鹿ほど甘いものを欲しがらない傾向があるように存じます。頭を使わないから、甘いものが欲しくならないのでしょう。

さてさて、エネルギーといいますのは、使い果たして補給するよりも、使う前に補給しておくのがコツでございます。

疲れ方が断然違うからでございます。

換言するなら、集中力の保ちが違う、のでございます。

一番に推奨する軽食は、甘いものでございますが、糖を含む炭水化物であれば、何でもよいように存じます。

 最悪、あめちゃん1個でも、構いません。パン一枚かじるのでも構いません。

ロシア風紅茶のように、スプーンにジャムを盛って、それをお茶といっしょに舐めるだけでも構いません。

少しでも何かを食べて、お勉強をして見てください。

そして、生きた経験として、お腹が空いた状態で、どれだけのお勉強が可能か、お調べくださればと存じます。

何かを軽く食べておくのが、いかによきお勉強に資するか、お分かりいただけるかと存じます。