わたしは、昨年、固定電話・ADSL・携帯を全面的に「OCN モバイル ONE」一本に切り替えました。
参考:Ocnモバイルoneのメリット・デメリット-通信費マイナス66.5%のOcnモバイルone切り替え記
で、OCN モバイル ONEを1年使ってみましたが、結論は、「今後も使う」で、巨大な不利益も、激怒するトラブルもそんなになかった、という次第です。
以下は、わたしのケース+地域+利用での話なので、単純に「一般化」できませんが、参考までに。
先述したように、「OCN モバイル ONE」に切り替えて1年経ちましたが、激怒してコールセンターに怒鳴り込むトラブルは、1度もありませんでした。
おおむね通信状態は良好でしたが、重大な通信障害が1件だけありました。
当該通信障害は、「ものすごく遅い」ではなく、ウンともスンとも、全くネットに繋がらなくなる重大障害で、ブラウザを立ち上げると、即エラー表示になった次第です。
当該重大な通信障害は、3時間くらい続き、その間は、一切、ネットにつながりませんでした。
で、しばらくしたら、復旧していた、という次第です。
わたしのケースでは、当該3時間強の通信障害が、「OCN モバイル ONE」で遭遇した最大のトラブルで、これ以外には、重大な障害に遭遇してません。
ちなみに、コアタイムに遅くなるのは『日常』です。
1~2日、全く繋がらない状態が続けば、激怒して業者を変えたでしょうが、復旧はわりかし早く、また、年に1回だけだったので、「続ける」と相なった次第です。
先だっての「Ocnモバイルoneのメリット・デメリット-通信費マイナス66.5%のOcnモバイルone切り替え記」でも述べていますが、ネットのヘビーユーザーでないなら、「OCN モバイル ONE」でのネットで、そこそこ満足できます。
つまりは、ネトゲーをしないとか、動画はそう見ない方は、「OCN モバイル ONE」に切り替えた方が、絶対的に通信費を抑えられます。
わたしのケースでは、月8,000円の通信費が3,000円に激減し、あっという間に初期費用や移行費用、スマホ等機種代金が回収できました。
以前のADSLとの明白な違いは、「ネトゲーをしていない」くらいで、ネットに対して極端な不便を感じていません。
必要なときだけ高速モードにして、ニュースやメールなどは低速モードにすれば、「OCN モバイル ONE」で十分、ネット需要を満たすことができています。
まあ、お昼と夜のコアタイムは、どーしようもなく速度が出ないのですが、それ以外はおおむね良好です。
反対に言うと、コアタイムでも遅くない、以前のADSL回線に戻す?といわれたら、絶対に戻さないでしょう。
ホント、月3,000円でそこそこのネット、です。価格的には“凄く”満足です。
ちなみに、月3,000円とは、音声通話SIM+3ギガプランの「税込1,944円」と、追加SIMカード2枚で税込486円×2枚分の「税込972円」の、合計「税込2,916円」ってな塩梅です。
電話ですが、電話は、やっぱりダメでした。
当該記事の作成時は、電話料金は「20円(税込21.6円)/30秒」と、コストパフォーマンスが悪すぎで、少し話せば即、通信費は跳ね上がります。30分も話せば目が回ります。
「電話主体」の方で、お仕事や商売で“良質な通話”が絶対な方は、「OCN モバイル ONE」で通話することを考えてはいけません。絶対にキャリア系統の、かけ放題サービスが割安です。
割安な050のIP電話がありますが、通話品質は、全く少しもよくありません。
平常時でも遅延があり、コアタイムとなるとさらに遅延があります。
IP電話は、友人・知人・家族との会話や、歯医者の予約等々なら大丈夫ですが、仕事用途では、全く使えないと考えておいてください。わたしは二度と仕事の電話で050を使うことはないでしょう。
以上、OCN モバイル ONEを1年使ってみての感想です。
先述したように、結論は、「OCN モバイル ONEを、もう1年使ってみる」です。
大きな障害は1年に1回しかなく、しかも早急に回復したし、なにより、コスパがかなりよいためです。
多少遅いのは承知の上。で、その遅さも我慢はできる。
よほど良質で“信用のおける”業者が出現しない限りは、OCN モバイル ONEを続けるように思います。
ただただ、OCN モバイル ONEの不満は、電話です。
先々の将来で、電話を多用するようになったら、音声SIMは解約して大手キャリアのかけ放題サービスを利用するでしょう。
とはいえ、完全に止めるのではなく、OCN モバイル ONEのデータ通信は続ける公算が大です。そのくらい、コスパはいいです。
参考:OCN モバイル ONE
| カテゴリー: 日々の暮らし | Tags: ocnモバイルone | 2016年6月24日 11:36 AM |
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第2種電気工事士の技能試験の試験勉強の最後の仕上げは、『わざと間違える』です。
2電工の技能は、練習さえしておけば、間違いなく合格できます。
しかし、ある程度、実力が完成した人でも、油断は絶対にできません。
というのも、ケアレスミスや予期せぬ失敗を、本試験でやりかねないためです。
わたくし事ですが、本試験で、日々の練習では、一度も“間違えたことのない”リングスリーブの接続(刻印)を間違えました。
本試験のその時は、かなり焦って、直しているときは、(ヤバイヨヤバイヨ)と手が震えたことを今でも思い出します。
わたしのケースでは、練習時に間違えなかったことが、逆に自分の首を絞めた、という次第です。
わたしの場合は、比較的カンタンな候補問題で時間がそこそこ余っていたので事なきを得ましたが、もし、難関問題なら時間切れで落ちていたはずです。
試験勉強の最後の仕上げが、「わざと間違える」のは、本試験での万が一の失敗への『心構え』を作るためです。
1回でも修正作業を体験しておけば、本試験で予期せぬミスを犯しても、動揺を極限まで抑えられることができて、欠陥のカバーが可能になります。
理想は言うまでもなく、「間違えない」ことですが、ケアレスミスを根絶することはできません。ですから、「ミスが起きてもよい」状態に、自分を持っていく、という次第です。
こうした理由から、最後の仕上げは「わざと間違えて、敢えて直す」です。
「極性違い」や「差込形コネクタ」は、たとえ、本試験で間違っても、引っこ抜いて入れ直すだけなので、わざわざ間違える必要はありません。
また、「回路間違え」や「配線の種類間違え」、「器具間違え」は、接続する際に指差し確認を『3回』すれば、100%防げますし、これらは、練習の絶対数が足りていれば、まず間違えません。
電線の心線や皮膜の損傷も、切ったときに(あ、コレやばいかな)と不安に思ったその瞬間に、やり直せばいいだけです。
ケアレスミスで欠陥をやらかしても、これらの間違いを正すのは、そう手間がかかりません。ですから、これらをわざわざ間違えることもありません。
わたしたちが注意すべきは、以下に述べる、「修正に時間を食う欠陥」です。
“間違っておきたい欠陥”は…、
・リングスリーブの圧着マークの間違え
・リングスリーブの種類の間違え
・リングスリーブの施工不良
・ランプレセプタクル・露出形コンセントなどの、ねじ止め箇所の電線被膜の噛み
・ランプレセプタクル・露出形コンセントなどの、ねじ止め箇所の電線被膜の剥き過ぎ
…となっています。
これらの欠陥は、直すのにかなり時間を取られるため、練習時にその危険を体感しておきたいのです。
リングスリーブの間違いは…、
①間違えたところをいったん切断し…、
②新たにケーブル・電線の寸法を測って外装と絶縁皮膜をと剥ぎ…、
③再びリングスリーブを接続する、という手間を払わねばなりません。
リングスリーブの間違いの修正は、本当に時間を食うことを、味わっておきましょう。
次に、ランプレセプタクル・露出形コンセントなどのねじ止め箇所の失敗ですが、これまた、時間を食います。
①器具から電線を外し…、
②失敗している電線部分を切断し…、
③再度、採寸して…、
④被膜を剥いて…、
⑤取付作業に入る…、
…といった感じで、作業を1からやり直さねばならず、トコトン時間を食うはずです。
わざと間違える練習の際は、必ず時間を計ってください。
修正作業を加えて、制限時間内で作業が終えることができるかどうか、確かめてみてください。
おそらくギリギリかと思われます。
もしギリギリなら、本試験では落ちていた可能性が大です。
というのも、独特の空間である本試験では、「動揺」の分もあって、修正作業はさらに時間を食うからで、多少パニックになっているため、普段ならできる作業でも、(あれ、どうしたらよかったけ?!)となりかねません。
そして、修正作業自体が、普段と勝手が違うこともあって、さらに手間取るはずです。
繰り返しますが、欠陥の修正は、予想以上に時間を食うことを、きちんと計測して、心構えを練っておきましょう。
先の「リングスリーブ」と「ねじ止め箇所」の修正には、「3分以上」はかかる、と踏んでおいてください。
一口で言えば、手間のかかるところを、わざと間違えてこそ、練習になる、という次第です。
理想は、「間違えないこと」に尽きます。
大半の合格者は、本試験では「1度も間違えることなく作業を終えているはず」です。
しかし、人間ですから、ミスをしてはいけない本試験こそ、ミスをやらかしかねないのです。(わたしのケースです。)
まじめに練習を繰り返すと、ミスの絶対数は激減し、安定して候補問題を組めるようになります。これで、ほぼ合格できます。
よって、残る危惧は、「ケアレスミス」と「不意のミス」だけです。
ゆえに、「わざと間違えて、修正する」ことで、ミスそのものに強くなっておく、という手合いです。
『欠陥をやらかすと、自分はどういう状態になるか。』
「間違える」と、こういう目に遭うのかとわかっただけで、本試験では、よりいっそう慎重に作業に臨めるかと思います。
ここまで対策を執ることのできる慎重な人なら、本試験でも、まず間違いなく合格できるでしょう。
がんばってください!
最後に、技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが、文系ド素人にとって、あると便利なものを紹介しています。
たとえば…、
「ホーザン 合格クリップ」や、
「ホーザン 合格ゲージ P-925」や、
「ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。
絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
| カテゴリー: 第2種電気工事士 | Tags: 第2種電気工事士, 2電工技能 | 2016年6月17日 10:02 AM |
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技能で行う作業・施工には、候補問題で「共通するもの」と、共通しない「固有のもの」があります。
前者の「共通するもの」とは、たとえば、ケーブルの採寸、ランプレセクタプルやコンセント、リングスリーブの接続や圧着などです。
これら「共通するもの」は、ある候補問題で練習すれば、当該練習がそっくりそのまま、他の候補問題の練習にもなるという次第で、自然と練習量が確保できているのです。
ですから、候補問題を作っていれば、「共通するもの」は、ドンドコと上達していくので、神経質になる必要はありません。
対して、文系ド素人が用心しないといけないのは、候補問題で共通しない、後者の「固有のもの」の方です。
試験勉強の中盤あたりから、以下の「固有のもの」を徹底練習しておきましょう。
当該「固有のもの」ですが、そのすべてを徹底練習する必要はないです。
「固有のもの」には、たとえば、3路スイッチ・4路スイッチや確認表示灯、端子台などの作業が該当します。
しかし、これらは、似ているというか、要領的に同じことが多いです。
たとえば、端子台の作業は、言ってしまえば、被膜を剝いてねじ締めするだけであり、ほとんど“同じ”作業です。
よって、「固有のもの」であっても、先の「共通するもの」と同様に、候補問題を作っていくうちに、ドンドコ上達するのです。
こういうものは、そう神経質になる必要はないのです。
しかし、「固有のもの」の中には、1~2つの候補問題にしか出てこないものもあるのです。
これらを本当に注意しないといけないのです。
「固有のもの」のうち、最も注意すべきが…、
①ボンド線の取り付け
②ボックスコネクタのロックナットの取り付け
③露出形コンセント
…です。
これらの作業は、特定の候補問題にしか出ないため、練習の絶対数が絶対的に不足するのです。
文系ド素人だと、練習不足から「欠陥」を犯しかねません。
よって、別枠で時間を設けて、個別的に練習をしておく必要があります。
①のボンド線は、金属管とアウトレットボックスを接続する際に、『出題の可能性がある作業』です。
2022年度の候補問題では、「第11問:ねじなし管」です。
当該ボンド線の装着は、昨今では『省略』が主流ですが、突然、試験の傾向が変わって、出題される可能性は、厳然としてあります。
公式が公表している「欠陥基準」では、毎年のごとく、当該ボンド線の記載があります。
当該ボンド線の取り付けは、「アウトレットボックス+金属管」の候補問題にしか出ないために、練習量が絶対的に不足し、本当に手薄になります。
出題者からすれば、当該ボンド線作業は、「当該作業を課すだけで、難易度を引き上げられる、便利な調整項目」なので、試験的に、無視できません。
試験勉強の中盤あたりに、2~3回は、当該ボンド線の作業を、個別的に練習しておきましょう。慣れていない作業のため、かなり手間取るはずです。
わたしのケースですが、当該ボンド線の作業を苦手にしてました。
本試験では、いの一番に当該ボンド線作業の有無を確かめ、“なかった”ので、難関1つクリア!!と、安堵した思い出があります。
当該「ボンド線」は、おおむね『省略』でしょうが、いつ試験に出てもいいよう、保険の意味で、練習だけはしておきましょう。
当該②ボックスコネクタのロックナットの取り付けは、「ねじなし管」を使う候補問題でしか顔を出しません。
2022年度の候補問題では、「第11問:ねじなし管」だけです。
このため、練習量が不足して、ついついうっかり、ロックナットの“取り付けそのもの”を忘れてしまいます。
本試験は、本当に独特の空間なので、ケアレスミスの発生率は、“超絶に高い”と思っていてください。
練習中は、明白に「ボックスコネクタのロックナットの取り付けは、欠陥!!!」と意識して作業に臨みます。
試験勉強の中盤以降に、2~3回、ボックスコネクタにロックナットの取り付けて、「ここが欠陥だ!」という風に、記憶に刻み付けておきましょう。
なお、ロックナットの「向き」も注意してください。
ロックナットには「向き」が設定されており、少し窪みのある方が金属壁側になっていないと、「欠陥」を取られて、即落ちします。
③露出形コンセントですが、これは、おおむね「3路スイッチ」の候補問題で登場します。
2022年度の候補問題では、「第6問:3路スイッチ」です。
写真だと…、
…のところです。
当該露出形コンセントは、先述したように3路スイッチの問題しか出ないため、練習量が圧倒的に不足しています。
そして、露出形コンセントの作業は、他に似たものがないため、これ1個のためだけに、独自の練習をする必要があります。
採寸の仕方や作業の仕方を、意識して押えてください。
また、当該露出形コンセントのところは、そこそこ「欠陥」が取られるので、本当に要注意です。
「不合格となる危ないところ」だと、意識して作業に臨んでください。
まとめです。
①ボンド線の取り付け
②ボックスコネクタのロックナットの取り付け
③露出形コンセント
上記3つの作業は、他の候補問題に共通しない「固有のもの」です。
練習量が圧倒的に不足するところなので、意識的に時間を設けて、練習してください。
試験勉強の中盤以降、最低でも「3回」は、組んでおきましょう。
技能試験の教材については「第2種電気工事士・技能試験のテキスト・教材・工具」に述べているのですが、文系ド素人にとって、あると便利なものを紹介しています。
たとえば…、
「ホーザン 合格クリップ」や、
「ホーザン 合格ゲージ P-925」や、
「ホーザン 合格配線チェッカー Z-22」です。
絶対に必要かというとそうではありませんが、「手助け」にはなるので、万全を尽くしたい方は参考にしてみてください。
| カテゴリー: 第2種電気工事士 | Tags: 第2種電気工事士, 2電工技能 | 2016年6月16日 10:14 AM |
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