第2種電気工事士の筆記試験の図記号のうち、そこそこ戸惑うのが、配線用遮断器などの「B」が絡む図記号です。よく似ているこれらの図記号の憶え方を述べていきます。
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「B」が絡む図記号は、「3つ」あります。
「B」の付く図記号は…、
配線用遮断器と…、
過負荷保護付き漏電遮断器と…、
モーターブレーカです。
よく似た図記号のため、受験生の多くが間違えることから、本試験でも“お手軽”な受験生選別問題として、定番の出題となっています。
amazon参考:Panasonic モーターブレーカ
憶えやすいところからやりましょう。
「モーターブレーカ」ですが、英語表記すると「Motor breaker」です。
ひっくり返すと、「breaker Motor」です。
あら、頭文字で「BM」となりました。
これで、「BM」の図記号は憶えられます。
次に、「B」に縦線の入った図記号ですが、これはこうで憶えるしかありません。
縦線の入る図記号は、少数なうえ、特徴があるので、まあ、何回か見ていたら、憶えると思います。
おまけに、モーターブレーカの写真鑑別のコツを。
モーターブレーカですが、製品自体に「モーターブレーカ」とか「Motor breaker」という表記があるので、それで、判断します。
先に挙げた画像にも、本体左上(OFFの左)あたりに、「Motor BREAKER」と記載されています。
次は、「配線用遮断器」の「B」を憶えましょう。
おなじみ「ブレーカ」の「B」です。
皆さんも、IHと電気ケトルと電子レンジを一緒に使って、ブレーカが落ちた経験があるかと思います。
そっくりそのままですが、台所の配線が遮断されたわけです。
深く考えず、「B=ブレーカ=配線用遮断器」と、憶えるとよいでしょう。
また、「B」の配線用遮断器は、技能試験の教材で憶えるのも一手です。
実物を手にしてパチパチいじれば、すぐに憶えます。
技能試験用の教材は、筆記の勉強を楽にしてくれます。
記憶のノリが違うので、楽をしたいなら筆記の時から技能の教材を買っておくことを勧めます。(どのみち、買います。)
参考:技能試験の教材
「配線用遮断器」の写真鑑別ですが、形態に差があるので注意してください。
これも、配線用遮断器(ブレーカ)です。
先に挙げたものと、ぜんぜん形が違いますが、同じ配線用遮断器(ブレーカ)です。
両方とも出る可能性があるので、シッカリ押えておきましょう。
「BE」の「過負荷保護付き漏電遮断器」ですが、試験に一番よく出ます。
憶え方ですが、いい憶え方がないので、機械的にガチ暗記するしかありません。
ただ、くだらない憶え方は、あります。
わたしは、「過労で、ベニスに死す」と、憶えました。
語呂合わせの詳細は…、
過労→かろう→“過”負荷保護付き“漏”電遮断器
ベニス→BENISU→“BE”
…ってな寸法です。
眩暈がするほどくだらないですが、まあ、憶えれたらそれに越したことはありません。
なお、ふつうの「漏電遮断器」は「E」です。
試験にはあまり出ませんが、保険の意味で、押えておきましょう。
「漏電遮断器」の写真鑑別ですが、これは、最もカンタンです。
「漏電遮断器」には、「テストボタン」が付いています。
過負荷保護付きでも、付きでなくても、当該テストボタンの有無で、判断してください。
2015年8月27日 11:58 AM
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