建設業経理士2級 第24回‐過去問+解説インデックス

まずは初めに結論を。一口で言うと。まとめ。要旨。

 H30/9に実施された建設業経理士2級 第24回試験のインデックス。第1問から第5問まで。第1問「仕訳問題」、第2問「文章問題」、第3問「計算問題」、第4問「個別問題」、第5問「精算表」の各ページへのリンク。試験の総評や難問のリストアップ、要注意問題も併せて掲載。

はじめに

 前回の試験に落ちた人等は、過去問を買い直すのは、『痛い出費』です。

 んなもんで、H30/9実施の第24回試験に、解説と解答を付与しました。過去問演習の一端に。

 なお、正確さを期してはいますが、内容は保証できないので、参考程度にご利用ください。誤りがあれば、ご一報をば。

傾向について

 今回の試験も、例年通りの出題で、飛び抜けて難しい問題はありません。難問は1つだけでした。

 テキストと過去問を消化していれば、穏当に合格できるはずです。

 毎年、言えることですが、「計算ミスが怖い」です。

 凝った出題がないからこそ、計算ミスで命取りの失点を犯します。

 普段の過去問演習のときから、計算ミスをしないように、心がけてください。

 また、毎年言っていますが、第5問の「精算表」は、必ず、実際に解答用紙に記入するようにしてください。

 「精算表」は、実地にやってないと、本試験では絶対に解けません。

 すらすら解けるまで、何回も解いて、身体に憶えさせましょう。

難問あり

 今回の試験では、難問が出ました。

 それは、第2問‐4問目の「4問:総合償却法」です。

 減価償却では、あまり出ない「総合償却法」のうえ、難しい方の「加重平均法」だったので、手強い問題となっています。

 できそうにないなら、「捨て問」にして、時間を割かないようにしましょう。

 まあ、難問ですが、以降の試験にて、仕訳問題として出る可能性もあるので、復習だけはしておきましょう。

 以下、「過去問+解説」です。通勤・通学中にどうぞ。




24回

 index

第1問:仕訳

 1問:有価証券・・・「ふつう」。

 2問:完成工事補償引当金・・・「ふつう」。

 3問:利益処分・・・「ふつう」。

 4問:減価償却・・・「ふつう」。

 5問:収益認識・・・「ふつう」。

第2問:文章問題

 1問:未成工事支出金・・・「ふつう」。

 2問:工事進行基準・・・「ふつう」。

 3問:社債償還・・・「ふつう」。

 4問:総合償却法・・・「難」。

第3問:計算問題

 部門費配分・・・「ふつう」。

第4問 個別問題

 1問:理論問題・・・「ふつう」。

 2問:工事別原価計算・・・「ふつう」。

第5問 総合問題

 精算表:設問1~3・・・「ふつう」。

 精算表:設問4~6・・・「ふつう」。

 精算表:設問7~10・・・「ふつう」。

PDF過去問の閲覧

 結論から言うと、PDF形式の過去問でイライラしている人は、「タブレット」で閲覧する、といった次第です。

 

 当方、PDF過去問の閲覧には、12インチのタブレットを使いますが、「紙」の過去問と遜色なく、問題演習に集中できています。

 公式のPDF過去問は、スマホだと画面が小さくて問題文が読み難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。

 本格的な“問題演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないというのが実感とするところです。

 PDFタイプの過去問演習でイライラしている方は、「タブレット」の活用を勧めます。押入れから出してみてください。

 なお、手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。

 アンドロイド製のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDFの閲覧も可能で、コストパフォーマンスが秀逸です。

 とりわけ、スマホしか持ってない方に勧めます。小さい画面での問題演習は、倍疲れます。

 受験が終わっても、アレコレ使えますし、安価なサブ機としても使えます。これを機に「Fire HD」を買っても、損はないです。

独学向け教材

 教材の詳細は「教材レビュー」で述べていますが、読むのが面倒な方は…、

 簿記2級持ちの方は、ネットスクールの「建設業経理士 過去問題集&テキスト 2級 出題パターンと解き方」1冊で事が足ります。

 簿記3級持ちの方は、テキストと問題集は、TACの「スッキリわかる 建設業経理士2級」と「スッキリとける問題集 建設業経理士2級」を…、

 過去問には、「合格するための過去問題集 建設業経理士2級 」を使えばよいでしょう。

 建設業経理士2級は、市販されている教材が少ないので、大概、こうなるかと思います。試験会場でも、多くの人が同じような教材を手にしていました。

 ところで、電卓です。

 100円ショップで売ってるような、ぺらぺら計算機は計算ミスの元です。

 高品質な電卓を使っていない方は、「簿記検定試験の計算機(電卓)選び」や「売れ筋の電卓は、結局なに?」を参考に、買い換えてください。

 簿記2級では必須の高品質電卓と避けるべきペラペラ計算機

 左のがぺらぺらで、中と右が高品質の計算機です。絶対的に高品質の方が打ちやすいです。

 高品質な計算機

 考えるのが面倒な人は、わたしが愛用している「DF-120GT」にすればよいでしょう。これで支障ありません。建設業経理士もこれで受験しました。

建設業経理士2級のこまごましたもの

 建設業経理士に関するこまごましたことは、ブログに投稿しています。

 「建設業経理士の投稿記事」をばご参考ください。

 合格体験記は「建設業経理士2級の合格体験記」で、合格証書は「建設業経理士2級の合格証書」です。

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