社会保険労務士(社労士)の独学での合格体験記です。問題演習を最も重視する勉強方法をとったので比較的、早く受かってしまいました。過去問から予想問題集、模試まで幅広く問題を解きました。
ちなみに、私は旧試験制度の合格組です。確か穴埋め記述式のあった試験の最後だったような・・・その分、合格率も高かった気がします。
・受験回数/1回。平成11年合格。
・受験勉強期間/4月~7月まで。
・使用テキスト・問題集/テキストは、LECの「出る順社労士」。最初の問題集には、マンパワーを使用。適当に予想問題集を買い、問題演習を繰り返した。
・模試/LECの模試を1回だけ受けた。むずかしいというかなんというか、ワケワカラン問題ばかりだったのを記憶している。
・予算/あまり憶えていません。テキスト(労・社)と問題集、過去問、その他の問題演習用の予想問題集を2冊くらい買ったくらい。模試はいま思うと、基本事項さえ出来ていれば40点くらい取れる問題であったので、基本事項だけをやろうというメッセージだったのかも。
社労士を受ける事がなかったならば、これ以後の資格をとることもなかったような気がします。おそらく、ディレクトリ式学習の発見もなかっただろうと思います。
4ヶ月という短い受験期間で受かったのは、「運」がよかったと思います。
とはいえ、最大の勝因は、短い期間ゆえに即、実戦という形で学習を進めたからだと思います。(これは、これから取る資格にも共通してるのですが^^)
社労士の受験を決めたのが4月だったのですが、さてとにかく、時間がないということで、「テキスト」をかる~く目を通し即、問題演習に入りました。
ポイントが、本当に「かる~く」読むという点です。
まさに、つまらない新聞記事や小説、報告書、レポートを読み捨てるくらいの速度です。何も頭に入らなくてもいい、そんな読み速度です。
とにもかくにも、流し読みで、その資格の世界の語彙に頭に慣れさせていき、当該準備運動の後に、本格的な試験勉強に移行していきました。
もちろん、わからなくて当然なので、どんどん先に読み進み、とにかく試験の全容を把握するように努めました。このことが、ディレクトリ学習の基礎である「もくじの研究」に繋がるのでした。
その甲斐あってか、試験勉強の離陸はスムーズだったように思います。
あとは、問題集と過去問を使った問題演習、その復習の繰り返しという形でした。
王道ながら、良問を繰り返し解き、それを復習する。結局は、これなんだということですね。
試験勉強の序盤のことです。風邪気味の時に飲んだ薬の分量を間違えて、めちゃくちゃに眠たくなったのです。
べろべろレベルで頭がぐらんぐらんしていたのですが、「この問題をやるまでは寝ない!今、この問題集をやりきれば受かる!!」みたいに自分に発破を掛け、問題集をやり抜いたのであります。
だから受かったというわけではありませんが、このときの超発奮が、以降の試験勉強の方針を決めた感じがします。
そう、「あんな状態で勉強できたのだから、今できないわけがない」という、「怠惰」の予防薬ができあがったという寸法です。
社労士に限りませんが、資格試験は、「何かしら個人的なドラマ」のあった方が、受かりやすいみたいです。
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