社労士の労働保険料徴収法

労士の試験の問題のなかでも、絶対に落とせない一問がこの労働保険料徴収法です。社会保険労務士の実務にも当たりますし、点数にもできるお得なボーナスステージです。ゆめ、落とす勿れ。

算数が問題の本質

社会保険労務士試験のなかで、比較的簡単で得点になるところ、それが労働保険料徴収法です。ココを間違えるなら、どのような勉強を差し置いてもやるべき箇所です。

ココで落とす点数は致命的に大きいことを胸に刻んでください。

労働基準法・雇用保険法で紹介した一文を再度ココに。

先にミスをして、取れる問題を逃した人が負けなのです。得点できる問題を落とすごとに、合格名簿の中のあなたの受験番号が、ひとつひとつ、下に移動しているのです。

徴収法は、基本的なテキストを読んで、問題集を読めばできます。そんなに苦労するものではありませんでした。

ただ、ココは計算問題でしたので、アタマの切り替えがうまくいかず、焦り→計算ミス、から間違う人がほとんどでしょう。実際、私が間違ったのはそういう心理状態でした。

試験でも途中まで、ずーーと文章問題です。

それがいきなり、計算を伴った問題になります。問題の性質ががらりと変わってるのに、同じ感覚で行けばやはり違和感を得、それが馬鹿馬鹿しいミスを生むのではないかと。

ですから、模試などで、この徴収法の問題に向かうときは、一呼吸おいて、深呼吸して問題に取り掛かるようにすると、ケアレスミスもなく点数を稼ぐ事ができるようになりました。

対応策

日本語が読め、算数ができれば絶対にできます。間違うのは、ほんの少しの焦りと油断です。気を落ち着けましょう。

本当にここは、誰もが得点源にしているところです。合格ラインぎりぎりのところには、1点で何千人が泣いていることを忘れないように。

苦手、という人は、演習量が不足しているのだと思います。簿記でもそうですが、電卓を多く叩いた人のほうが点数は高いようです。結果、合格していくと。

寝る前に一問、お風呂やトイレの前に一問、くらい問題演習をしても良い科目だと思います。ゆめゆめ、落とさないように。

判例が出て正解かどうかわからない不確定な労働基準法の一問と、ただ、計算式と計算だけ覚えておけばできる徴収法の一問のウエイトは一緒なのですよ。

私なら難解な労働基準法より確実な徴収法を重視します。

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