二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年10月の第29問目の解説。本問は、「一次空気及び二次空気」について問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「油・ガスだき燃焼における一次空気は、噴射された燃料の周辺に供給され、 初期燃焼を安定させる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「油・ガスだき燃焼における二次空気は、旋回又は交差流によって燃料と空 気の混合を良好にして、燃焼を完結させる。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「微粉炭バーナ燃焼における二次空気は、微粉炭と予混合してバーナに送入 される。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「二次空気」のところです。
正しくは、「一次空気」です。
微粉炭と予混合されるのは、一次空気です。
出題実績があるので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「火格子燃焼における一次空気は、一般的な上向き通風の場合、火格子下か ら送入される。」ですが、正しい記述です。
めずらしく「火格子燃焼」の出題です。
過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「火格子燃焼における二次空気は、燃料層上の可燃性ガスの火炎中に送入さ れる。」ですが、正しい記述です。
本問も、火格子燃焼の問題です。テキストの図をチェックしておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:3
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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