二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年10月の第10問は、「オンオフ式温度調節器」の問題です。過去に一応出題実績がありますが、まあ「捨て問」なので、解けないでしょう。落として仕方がないですが、復習だけはしておきましょう。
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本問のレベルは「難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢Aの「感温体内の液体は、温度の上昇・下降によって膨張・収縮し、ベローズ やダイヤフラムの変位により、マイクロスイッチを開閉させる。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢Bの「感温体内の液体には、一般にトルエン、エーテル、アルコールなどが用 いられる。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
選択肢で憶えましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢Cの「保護管を用いて感温体を取り付ける場合は、保護管内にシリコングリス を挿入してはならない」ですが、誤った記述です。
「逆」です。
シリコングリスを入れた方がいいです。入れた方が感度が良くなります。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢Dの「 温度調節器は、一般に調節温度及び比例帯の設定を行う」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「比例帯の設定」のところです。
正しくは、「調節温度及び動作すき間の設定」です。
比例帯が間違っていて、正しくは、動作すき間の設定です。
選択肢丸ごとで押さえるしかないですね。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「A」は「正」です。
「B」は「正」です。
「C」は「誤」です。
「D」は「誤」です。
正解:1
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
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