二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年10月の第7問は、「胴に設けるマンホール」の問題です。過去にほとんど出題実績のない論点が出題されています。まあ誰も解けないでしょう。過去問に出たことは、甘く見てはいけないので、解けるようにはなっておきましょう。
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難易度は、「難」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「マンホールの大きさは、だ円の場合は長径375mm以上、短径275mm以上とし、 円形の場合は直径375mm以上とすることが、JISで定められている。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。
解説のしようがありません。まあ、憶えなくてもいいでしょう!無理だわ。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「だ円形又は長方形の穴をボイラーの胴に設ける場合には、短径又は短い辺 を胴の軸方向に配置する。」ですが、正しい記述です。
“こういうもの”として押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「掃除穴は、ボイラー内部を掃除するための穴で、だ円形又は円形とする。」ですが、正しい記述です。
「掃除穴」の正しい記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「検査穴は、ボイラー内部の点検用として設けられるもので、普通、だ円形 とする。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「だ円形」のところです。
正しくは、「円形」です。
検査穴は、円形のみです。
掃除穴は、だ円形又は円形です。
両者を比較して押えておきましょう。
まあ、こんなん初見ではわからんわな。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢5の「 穴を設けた場所は、強度が減少するので、強め材を取り付けたり、フラン ジを打ち出したりして補強する」ですが、正しい記述です。
穏当な記述ですね。常識的に判断しましょう。
なお、憶えなくていいですが、フランジとは、「部材の端部を他の部材などに接合するためのツバのこと」です。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「誤」です。
「5」は「正」です。
正解:4
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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