二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年10月の第8問目の解説。第8問は、ボイラーの附属品の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「水高計は、温水ボイラーの圧力を測る計器であり、蒸気ボイラーの圧力計 に相当する。」ですが、正しい記述です。
「水高計」の正しい記述です。
選択肢丸ごとで押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「温水ボイラーの温度計は、ボイラー水が最高温度となる箇所の見やすい位 置に取り付ける。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。選択肢で押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「温水ボイラーの逃がし管は、ボイラー水の膨張分を逃がすためのもので、 高所に設けた密閉型膨張タンクに直結させる。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「密閉型膨張タンク」のところです。
正しくは、「開放型膨張タンク」です。
過去に出題実績のある設問です。
過去問の選択肢を丸ごとで押さえておけば、解けたと思います。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢4の「温水ボイラーの逃がし弁は、水の膨張により圧力が設定した圧力を超える と、弁体を押し上げ、水を逃がすものである。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。解説のしようがありません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「暖房用蒸気ボイラーの真空給水ポンプは、受水槽内を真空にして返り管途 中の凝縮水を受水槽に吸引するとともに、ボイラーに給水するために用いら れる。」ですが、正しい記述です。
テキストに載ってないかもですが、過去問に出たことは、甘く見てはいけないです。
選択肢丸ごとを押えておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「誤」です。
「4」は「正」です。
「5」は「正」です。
正解:3
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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