二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年10月の第28問目の解説。本問は、「NOXの抑制方法」を問う問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
窒素酸化物の抑制方法ですが…、
・炉内燃焼ガスの酸素濃度を低くする(低酸素燃焼)
・燃焼温度を低くして、局所的高温域を設けない
・高温燃焼域での燃焼ガスの滞留時間を短くする
・窒素化合物の少ない燃料を用いる
・排ガスの脱硝装置を設ける
・2段燃焼
・濃淡燃焼
・排ガスの一部循環
…などがあります。
ガチ暗記しなくていいので、できるだけ、押えておきましょう。
選択肢Aの「窒素の少ない燃料を使用する。」ですが、正しい記述です。
先のリストにあります。
まあ、そらそーでしょという選択肢ですね。難しく考えないで、解答してください。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢Bの「燃焼温度を低くし、特に局所的高温域が生じないようにする。」ですが、正しい記述です。
これも、先のリストにあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢Cの「炉内燃焼ガス中の酸素濃度を高くする。」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「高くする」のところです。
正しくは、「低くする」です。
先のリストを確認してください。
酸素濃度が高くなると、逆に、窒素酸化物ができそうじゃんといった次第です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
選択肢Dの「排煙脱硝装置を設置する。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。先のリストにあります。
よって、選択肢は、「正」となります。
「A」は「正」です。
「B」は「正」です。
「C」は「誤」です。
「D」は「正」です。
正解:2
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
サブ機として、試験後も活躍するはずです。
amazon参考‐Fire HD
二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
★みんなとシェアする