二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年10月の第13問目の解説。第13問は、「油だきボイラーの燃焼の維持及び調節」の問題です。基礎・基本的なものばかりなので、難しいところはありません。テキストと過去問を繰り返しておけば、まず、取れます。
(クリックして拡大。)
本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「燃焼時に火炎の流れの方向を監視し、ボイラー本体及びれんが壁に火炎が 触れないようにする。」ですが、正しい記述です。
火炎が本体やレンガ壁に触れると、損傷の原因となりますね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「蒸気圧力又は温水温度を一定に保つように、負荷の変動に応じて燃焼量を 増減する。」ですが、正しい記述です。
蒸気圧力や温水温度は、急に上げるものではないです。不同膨張や予期せぬ事故につながります。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「燃焼中に突然消火の可能性があるため、監視を怠らない。」ですが、正しい記述です。
当然ですね。
配偶者同様、機械を信じてはいけません。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「燃焼用空気量の過不足は、計測して得た燃焼ガス中のCO2 、CO又はO2 の値により判断する。」ですが、正しい記述です。
これも、そのとおりの記述です。
たとえば、一酸化炭素が多かったら不完全燃焼してるなー的なことが推測できますね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「燃焼用空気量が適量の場合は、炎が輝白色で、炉内の見通しがきく」ですが、誤った記述です。
間違っているのは、「炎が輝白色で」のところです。
正しくは、「炎がオレンジ色で」です。
選択肢の言う「炎が輝白色で」ときは、「燃焼用空気量が多い」場合です。
よって、選択肢は、「誤」となります。
なお、「燃焼用空気量が少ない」場合は、「炎は暗赤色で、煙が発生し、炉内の見通しが効かない」です。
出題実績があるので、ここまで、押えておきましょう。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「誤」です。
正解:5
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
ま、読むのがメンドウな人は…、
過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
PDFの閲覧は、スマホだと画面が小さくて見難く、PCだとキーボードやマウス、配線等が邪魔で、かなりイライラします。
本格的な“過去問演習”には、「タブレット」が最も勝手がよく、ストレスが少ないです。
手許に「タブレット」がない人は、最もコスパの高い、アマゾンの「Fire HD」を推薦します。
他のタブレットと性能が遜色ないくせに、値段は数割安く、もちろん、PDF過去問の閲覧も可能で、費用対効果が秀逸です。
サブ機として、試験後も活躍するはずです。
amazon参考‐Fire HD
二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
ところで、二級ボイラー技士と相性のよい資格に、「危険物取扱者 乙種4類」があります。
二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
★みんなとシェアする