二級ボイラー技士 過去問+解説:令和7年10月の第18問目の解説。第18問は、「休止中の満水保存法」の問題です。テキスト記載事項です。こういう問題で点を稼げるようになりましょう。難易度は、「ふつう」です。
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本問のレベルは「ふつう」です。
本問の答えは、「こちら(番号のみ)」です。
選択肢1の「ボイラーの燃焼側及び煙道は、すすや灰を完全に除去して、防錆油、防錆 剤などを塗布する。」ですが、正しい記述です。
選択肢の記述は、満水保存法のみならず、乾燥保存法にも共通しますね。
使わないんだから、燃焼壁や煙道をメンテすべきですね。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢2の「休止期間が3か月程度以内の場合に採用される。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。数字の「3か月程度以内」は、押えておきましょう。
なお、さらなる長期保存の場合は、乾燥保存法です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢3の「凍結のおそれがあるときは、採用できない。」ですが、正しい記述です。
満水して保存するわけですが、凍ると水の体積は増えますよ。予期せぬ膨張は事故の元です。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢4の「満水保存剤は、所定の濃度になるようにボイラーに連続注入するか、又は 間欠的に注入する。」ですが、正しい記述です。
そのとおりの記述です。テキストで確認しておきましょう。
よって、選択肢は、「正」となります。
選択肢5の「保存水の管理のため、水素イオン指数(pH)のみ月に1~2回測定し、所定 の値を維持する。」ですが、誤った記述です。
ずっこける選択肢です。
間違っているのは、「水素イオン指数(pH)のみ」のところです。
正しくは、「ph、鉄分、薬剤濃度」です。
薬剤濃度が正常かどうか、チェックしないといけないのに、phだけ調べるのはおかしいですよね。
そもそも「のみ」となっている選択肢は、かなり怪しいです。注意してください。
よって、選択肢は、「誤」となります。
「1」は「正」です。
「2」は「正」です。
「3」は「正」です。
「4」は「正」です。
「5」は「誤」です。
設問は、「誤っているものはどれか?」です。
正解:5
本問以外の問題は、以下のリンク先にあります。
通勤・通学中にどうぞ。
独学向けの教材については「教材レビュー」にその詳細を述べています。
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過去問は、「詳解2級ボイラー技士過去6回問題集」を使い、
そして、テキストは、本格版の「一発合格! これならわかる2級ボイラー技士試験 テキスト&問題集」か、簡易版の「いちばんわかりやすい!2級ボイラー技士合格テキスト
」を使用します。
わたしが再度、試験を受けるとしたら、上記の教材で勉強します。攻守揃い踏みで、鉄板合格です。
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二級ボイラー技士に関するこまごましたことは、ブログにも投稿しています。興味のある方は、「二級ボイラー技士:ブログ記事」をばご参考ください。
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二ボ合格後の取得資格に、狙うといいと思います。二ボと乙4の2つ持ちは、かなり多いです。
乙4の勉強方法等は、「乙4の独学」を一読ください。
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