独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

15分・15分

15分、考えてわからないことは、時間をおいて考えましょうという天の啓示でございます。
天に唾しても、鳩の糞で報われるものでございます。
素直にわからないものは、「わからないもんだ」とうっちゃることが大切でございます。
ひと様の集中力は、30分程度しかもたないものでございます。
15分考えてもわからないとき、残り時間はあと15分です。
残り15分、同じことを考えますか?
そして、さらに、15分、延長して考えましょうか?
さらに、思考する時間を延長しましょうか?
延長して喜ぶのは、ある特定のご職業のオネエサマ連中ばかりなりでございます。
さらに考えても、脳みそから脂汗が流れるばかりでございます。
がまの油と違って、ひと様の脂汗などは、ビタ1文の価値もございません。
疲労感のみが漂う15分になるのが、関の山県有朋でございます。
このようなときは、間を取る時間なのでございます。
ヤルゾヤルゾとがっつくと、萎えてしまうものでございます。
1歩下がって、考えるのも大切なのでございます。

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ひかえめに

15分考えてわからないことは、今のあなたにはできないことでございます。
しかし、なぜだか、人はわからない問題に執着するのでございます。
わからなくていいのに、執着するのでございます。
資格試験のお勉強で大切なのは、問題それ自身の難しさではなく、
解ける人が何人いるか、でございます。
みんなが解ける問題なら、執着なさらないといけません。
しかし、みんながみんな、解けない問題でございましたら、
ほっといて、鼻毛のお手入れをしていれば、いいのでございます。
受験生なんて、みんな、同じようなものでございます。
まあ同じテキスト、まあまあ同じ問題集、そして、ココがポイントなのですが、
100%同じ過去問を使っているのです。
ひかえめに、という日本的で美しい言葉がございます。
この「控えめに」という言葉に、無理やり当て字をしますと、
控えの間の目で、見ましょうということでございます。
ちょっぴり利害関係者から外れたら、物事はよく見えるものでございます。
難しい問題にあたれば、誰もが、
「こんな問題を解けるようにならないといけないの?」と、
不安になるものでございます。
そんなときは、問題そのもののムズカシさよりも、問題の難しさの性質を見るべきなのでございます。

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良くない緊張

本試験のときには、誰も緊張するものでございます。
努力した人ほど、緊張するものでございます。
緊張にも、良いものと悪いものがございます。
良くない緊張は、先日申しましたように、日々のお勉強での緊張の質によるのでございます。
お勉強を済ましても、なんだか気分が晴れず、内面の緊張が高まっているのは、よくありません。
とうぜん、このよくない緊張は、本試験のときにピークを迎えます。
そうすると、「物理的に」脳みその中に記憶ができあがっていても、上手に記憶から情報を引き出せなくなっているものでございます。
蓄積された「よくない緊張」が、本試験のときだけ、化学変化を起して「すばらしいテンション」になることは稀で、だいたい、凡ミス・馬鹿ミスをして、涙で枕をぬらすものでございます。
就職、転職、人事異動、仕事が忙しいときや、育児・子育て・家事、姑対策等でてんてこ舞いなのに、
いきなり、難しいなぁと思う資格試験を目標にするのは、統計的に、確率的に、
失敗するものでございます。
あたりまえになったコトワザですが、「二兎追うものは一兎も得ず」というコトバが、その発生以来、なぜ現代までに生き残っているかをお考え下さいまし。
平成の歌姫が、いまやどこで活動しているのかわからない御時世でございますよ。
ですから、ご自身の毎日の体調や感情をしっかり見て、それに平行して進めて行けばいいのでございます。
資格のお勉強が、ビジネス・投資計画、人生計画までに高まっている人は稀でございます。
資格のお勉強のほとんどは、自分を高めるための作業です。
そして将来への布石です。
長い期間で、お勉強を見るのがポイントです。
受験期間・平均勉強期間は、一応の目安ですが、
この目安は、一般の統計情報と同じで、
「血」は流れていませんことよ。

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