| カテゴリー: 過去のススメ |
15分考えてわからないことは、今のあなたにはできないことでございます。
しかし、なぜだか、人はわからない問題に執着するのでございます。
わからなくていいのに、執着するのでございます。
資格試験のお勉強で大切なのは、問題それ自身の難しさではなく、
解ける人が何人いるか、でございます。
みんなが解ける問題なら、執着なさらないといけません。
しかし、みんながみんな、解けない問題でございましたら、
ほっといて、鼻毛のお手入れをしていれば、いいのでございます。
受験生なんて、みんな、同じようなものでございます。
まあ同じテキスト、まあまあ同じ問題集、そして、ココがポイントなのですが、
100%同じ過去問を使っているのです。
ひかえめに、という日本的で美しい言葉がございます。
この「控えめに」という言葉に、無理やり当て字をしますと、
控えの間の目で、見ましょうということでございます。
ちょっぴり利害関係者から外れたら、物事はよく見えるものでございます。
難しい問題にあたれば、誰もが、
「こんな問題を解けるようにならないといけないの?」と、
不安になるものでございます。
そんなときは、問題そのもののムズカシさよりも、問題の難しさの性質を見るべきなのでございます。
ムズカシさの影響力は、ひかえめに見てこそわかるものです。
2006年5月1日 5:50 PM
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