独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

自己規律

資格のお勉強で必要になってくる技能に、自分を律するということがございます。
「自己規律」とは、難しいお言葉です。
こういう、難しい言葉は、わかっているようでわかっていないものでございます。
わたくしたちは、学者でも専門家でもないので、適当に言葉を消化しても良いので御座います。
好きなように解釈・咀嚼して栄養に・エネルギーにしたら良いのでございます。
難しい言葉に出会ったら、まずは、その言葉の一部をモノにしていけばよいのでございます。
自己規律というお言葉のうち、食パンを扱うがごとく、適当な部分をちぎってみましょう。
規律、というお言葉だけでしたら、集団や組織が前提となっておりましょうが、「自己」がつくと、自分を上手に管理するために、何かを制限しよう!という感じを受けるものでございます。
何を好んでか、自分から、何かをやめる・制限するというわけでございます。
ただ、言葉を消化するには、味付けも重要になってくるものでございます。
何かをやめる・制限するだけで、人様は動くものではございません。奥方様の間食とダイエット、お腹まわりの関係を鑑みれば自明のことと存じ上げます。
何かをやめる・制限するには、まず、自分をしっかり保つのが必要になるのでございます。
自分の決まりを破ってしまうのに多いパターンは、気付いたらやっていた、というぼんやり型でございます。
人という尊い生き物は、意図的に自分の決まりゴトを破るのではございません。
夜酒はだめ!!なのに、ついつい、ワインに手が伸びてしまっているものなのでございます。
無意図的に流されている、というわけでございます。
自分をしっかり持っていないとと、流されるだけ流されるのがオチなのでございます。
そのときのご自身が必要としているならば、禁止していたことをやってもいいのでございます。
あ、今日はクソ客が来て胸くそ悪いから飲んじゃおう!
と、ご自身の感情と状態を把握していれば、緩めることも自己規律になるのでございます。
自己規律といっても、要は緩めたり締めたりする塩梅でございます。
自分への意識をしっかり持つ、こういう心がけから自己規律は始まっていくものでございます。

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もうちょっと

資格のお勉強は、はっきりいうと、繰り返しの学習でございます。
結果的に、何度も、同じものへ、同じ作業を行うことになるのでございます。
同じテキスト、同じ問題集、同じ過去問
「同じ」ばかりなので、飽きてくるものでございます。
飽きると「めんどくせ!!ヤメタ!!」の最たる原動力になりますから、ご注意なさらなければなりません。
しかしながら、資格のお勉強の最終段階、「慣れの状態」になるには、どうしても、この「飽き」の洗礼を通過しなければならないのでございます。
「見たくもない!!」という飽きこそが、慣れへの呼び水となるのでございます。
大喧嘩をしながら、結婚というゴールイン、そして、人生の墓場へ向かう幸せなカップルの如きでございます。
実のところ、「飽き」と「慣れ」は、コインの裏表なのでございます。
「見たくもない!!」というのは、もうちょっとしたら、慣れますよ、という神託でございます。
もうちょっとすれば、飽きから慣れへの化学変化が起きるのものなのでございます。

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コッソリと

抹香くさいお言葉ですが、陽徳と陰徳という言葉がございます。
陽徳とは、人の目に付くところで、積む徳のことでございます。
陰徳とは、人の目に付かないところで、積む徳のことでございます。
陽徳は、「オレがこんなにがんばっているのに、何でお前たちはやらないんだ!!」とブチ切れる社長や上司のようなものでございます。
俺がやるから、えらい。
俺がやっているのは、すばらしいこと。
だから、お前もやって当然、して当然。
ま、こんな心証でございます。
このような人が近くにいると、幸が薄くなりますので、近寄らないことをお奨めするものでございます。
オレとお前も違う生物なのでございます。
そのあたりの基本的な認識ができていないのでございますから、陽徳を実践中の方は、おそらく、足元をすくわれてドボンでございましょう。
さて、さきほど、人の目に付かないところで積む徳を、陰徳と申しました。
んでわ、陰徳ならばいいのね、というものでもございません。
「陰ながらの努力」と思いつつやることは、誰かに認められたい、という前提で進められているものでございます。このようだと、陽徳とメクソ・ハナクソでございます。
陰徳が良い点は、人の恨みを買わない、という点に尽きるのでございます。
人の恨みは、できるだけ買わないほうがいいのでございます。
人の恨みは、数年・数十年後になって現れるから、タチが悪いのでございます。
陽徳とは、お勉強でいえば、おいらは勉強をしてますよ、と鼻の先から煙を出している人でございます。
このような人は、必ず、嫌がられます。
お勉強に理解のあるわたくしでさえ、距離を取りますから、いくら資格が合格できても、実際のお仕事は難続き、不幸街道まっしぐらでございます。
ネコもはだしで逃げる出すことでございましょう。

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