独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

素直さ

わからないことに遭遇したときは、素直になるのが一番です。
気負いが通用しない「わからなさ」が、お勉強にはございます。
こうなるとコレまでの知識はもとより、お勉強の進め方までが、にっちもさっちも通用しなくなるものでございます。
ですから、御方々のご性格によっては、「こんなんじゃ落ちてまう」とか「こんなんじゃダメだ」などと思い込んでしまう方もおられるかと存じます。
ぶっちゃけいうと、こんな風に「わからない→ダメ」という思い込みに入ってしまうと、常に余計な力が入り、たいがいのお勉強は、エネルギーを浪費するだけで終わるのでございます。
まさしく、エンジンの空吹かしでございまして、クルマは一歩も進んでおらず、やらないほうがまし、なのでございます。
「素直さ」とは、気負いこんでいたり、憤っていたり、むやみにへりくだっているわけではないのでございます。
「わからんのぅ」と思いながらも、
「どっかに見落としがあるんだろうけどなぁ」とか
「どっかにキーが隠されているんだけどナァ」などと、
一見、気楽な風なのが素直さでございます。
わからないからといって、困らない。
これが素直さの真髄でございます。
素直になるからこそ、率直にテキストの記述や問題集の解説を読み込むことができるのでございます。
もう一度いいますが、わからないからといって実生活で困ることは、鼻毛一本ほどもございません。
とはいえ、こんな素直さなんて無理だわ、と思いのお方もおられることでしょう。
しかし、それは間違いでございます。
先ほどもぶっちゃけましたが、気負おうが何をしようが、わからないものはわからないままなのでございます。
下手にエネルギーを散逸するよりかは、グッとお腹にセーブしておくがよいですよ、というのが掛け値なしの実感でございます。
何十回か、エネルギーの大浪費を経験すれば、素直に「小学生の気分に戻った」ほうがラクなことを経験することができるかと存じます。

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お勉強風物詩

お勉強の実力は、一直線では伸びていかないものでございます。
イメージする形は、波線でございます。
できたり出来なかったりを繰り返しながら、伸びていくものでございます。
しかしながら、ココが肝腎なのですが、常に右上に伸びていくものではないのでございます。
ときには、下降を続けることが厳然と存在するのでございます。
世間ではスランプと申しております。この状態は必ずある、ということでございます。
一歩進んで二歩下がる、なーんともうまく行かない日々が続くこともある。
なーんとも、やろうという意欲がわいてこない日々がある。
このような現象は、受験生の全員に訪れるものでございまして、はしかのようなものでございます。
ですから、スランプに遭遇しても、あーきたね、くらいで流すのがよろしいんでございますよ。
最終的に、スランプは過ぎ去ってしまいますし、スランプを過ぎると、一歩進んだら三十歩進んでいた、という飛躍の現象に遭遇するものでございます。

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ぱらぱら・スケジュール

ちょっぴりスパイスを加えた、スケジュールを立て方がございます。
明日あさってのお勉強はどうしようかしらん?とスケジュールを立てるときには、パラパラとテキストや問題集をめくるのがようございます。
先だっても申し上げましたが、お勉強スケジュールは実行可能であることが要求されるのでございます。
机上の・アタマの上だけのスケジュール管理ですと、得てして、過大なスケジュールを立てがちになのでございます。
パラパラーとめくりながらスケジュールを組むのは、ある種、予習行為なのでございます。
見たことがないものは、ストレスがかかるものでございます。
たかがパラパラーとめくるだけの行為ですが、意外に抵抗感を削いでくれるものなのでございます。
パラパラーとめくるだけで、自分が何をするかが「視覚で」明らかになってきます。
「1日〇ページ」のノルマ主義も結構でございますが、偵察くらいはやっておきたいものでございます。

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