アタマと胃袋は、おなじようなものだと考えるものでございます。
もちろん、それぞれの機能は違いますが、どちらも「8分目」がよいのでございます。
お腹はいっぱいになれば、もう食べられないし食べたくもないものでございます。
アタマも同様でございまして、ある程度まで詰まってしまったらそれ以上、入らないのでございます。
満腹なのに食べ物を、詰め込まんとすればどうなるか、自明の理かと存じます。
どんなにおいしい料理といえども、お腹いっぱい以上は入らないものでございます。まずい手料理ならいわずもがな。
勘違いしてはならないのは、中には消化の優れた方がいるということでございます。
大食タレントの名前を出すまでもなく、たくさん食べられる人は世に多々ございます。
しかしほとんどの人は、それほど食べられないものでございます。
胃袋の容量は、皆ごく平均的なものでございましょう。
頭脳も胃袋と同じで、容量にはそれほど大差はございません。
お勉強というのは、アタマの良し悪しではないとつくづく思うものでございます。
違ってくるのは、胃袋でいう食べ方にあたるものでございます。ありていにいえば、使い方でございます。
ガツガツと3分で弁当を平らげる人がいるかと思えば、25分かけてゆっくり食べる人もございます。
お勉強は、気合だけでいくらでもできるものと考えている人が多いのでございますが、全くの誤りでございます。
消化の悪いものばかりを勉強していると、「嫌気」という症状がでて、ストップサインをだすものでありましょう。それを無視すると次は学習放棄が待っていることでしょう。
消化をする力が弱いのなら、弱いなりにやっていかねばならないのでございます。
大食いタレントの真似事はしないのに、こと勉強に限っては、超人の計画を真似て実行し、挫折する人が多いのでございます。
まずは自分の目分量あってこその、お勉強でございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年8月22日 3:16 PM |
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暑い折でございます。
勉強をサボりがちな時期でございます。
江戸や明治の古の人は、8月になればほとんど裸で寝て暮らしていたと申します。
昼間なんて、お昼寝タイムそのものであったと申します。
それほど暑さは体に響くものでございます。
クーラーも良し悪しでございまして、寒暖さというのは余計にカラダに響く気がしてなりません。
蝉なんてのは、暑い盛りの真昼間から活動するから、早死にするのでございます。
ネコも犬も鳥も、昼間は静かに寝転んでございます。それが一番、体にはよいのでありましょう。
こう暑くてお勉強のやる気が出ないときは、小手先のテクニックでございます。
ぐたぁとしてやる気が出ないときには、馬ニンジン理論でございます。
何かをしたいな、と思ったらその前に、少しのお勉強を間に挟むのでございます。
アレ食べようと思ったら、少し読んだり解いたりであります。
「こう暑い日は炭酸が飲みたいねぇ」と思った途端、問題の1問でも解くものでございます。
それから小銭を持って自販機に、つっかけを脱がんばかりに走っていくのでございます。
キンキンに冷えたビールを買ってきて冷蔵庫に入れて。。。あとはいわずもがなでございます。
小ケースの中の冷えた新作のやわらかケーキを買ってきて冷蔵庫に入れて。。。あとはいわずもがなでございます。
本日のススメも、塗りすぎでしょと突っ込まれるほど塗りたくったいちごジャムトーストを食べたいのをガマンしての作成なのでございます。
書き終えてからのトーストにむしゃぶりつくのでございます。
とにかくやるべしでございます。
とりあえず発奮するための、アメとムチをご準備でございます。
馬鹿馬鹿しいと思いつつも、こうした古典的なテクニックこそ、王道の実力が身につくと存じます。
進めたページ数しか語らないのでございます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年8月21日 10:25 AM |
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お勉強には、小手先のテクニックがございます。
知っておれば、多少は有利になりますので、御清聴をばお願いする次第でございます。
代表的なテクニックに、わからないときの解答は4をマークする、というのがございます。
まあ、4でなくても2でも3でも結構でございます。
本試験問題の解答をじっと見つめて、よく出る数字を書くのもようございます。
考えてもわからないときは、何でもいいので答えを書いておくのでございます。
これは、わからないときのパニックを予防しているのでございます。
「わからんな」という境遇に遭遇したとき、人は無用に焦ったり不安に陥るものなのでございます。
アタマの中のどうしよう回路が動き出すからでございます。まずこれで、脳みそは問題を解く以外の作業へ使われるようになります。
焦ったり不安になるとますます問題が解けないのは、アタマをほかの事に使っているからなのでございます。
そしてこのような状態のままウダウダしていますと、「問題が解けていない」というプレッシャーが生じます。
こうなれば、パニックの門が少し開いたことになるのでございます。
単に1問できないだけが、他の問題にも伝染しそうな危険性を孕み始めたわけでございます。
だから、とにかく「4番」でも何でもマークしておくのであります。
とにかく何かの動作をしてしまうのでございます。
そうすれば、「わからない」という感情を一応処理することができます。新しい気持ちで、次の問題に向かうことができます。
とにかく番号をマークするのは、優れた感情処理でございます。
かの徳川家康も自軍が敗勢に立つと親指の爪をかじりだす癖があったと申します。
パッとなにか、なんでもない動作をかますことで、崩れたつ自分を支えているのでございます。
このテクニックの本質は、いかにして感情に流されず処理してしまうかでございます。
配偶者の素敵な寝顔を見るや、神に祈ることで感情を動かさないようにした皆々様でございます。
多少の訓練で、試験での感情処理などいくらでも習得できるかと存じます。
| カテゴリー: 過去のススメ | | 2007年8月20日 11:11 AM |
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