独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

もうそろそろ花粉の季節

はやいものでございます。2月ももう半ばを迎えんとしてございます。
今冬は暖冬ではなかったかと考える次第でございます。
我が家では、それほど暖房器具のお世話にもならず春を迎えそうでございます。
電気代は、それほどあがることもありませんでした。
寒くないわけではありませんが、そんなに寒い寒いする気温ではないように思います。
昼間などは、軽めのいでたちにしていないと、じっとり汗ばむ気温でございます。
毎日、寒さが厳しくないのか、日当たりの良いところの梅はほころび始めるどころか、もう咲いてございます。
あらら、もうかいな、と独りごちたわたくしでございます。
町行く人の中にはジャンパーやコートは脱いで、春服模様で歩く人もございました。
まったく暖かくて万々歳でございます。
しかしながら、暖かい!春はもうすぐ!と喜んでばかりではないのでございます。
得るものがあれば失うものもある、世は正負の法則で動いているものございます。
そう、暖かい日々が続けば、春先の名物氏、花粉の程もばんばんと飛ぶのでございます。
昨日、何とも頭がボーとし、目はチカチカ、鼻はくすくすしていたのでございます。
なんだろう?!と訝っていたところ、これは花粉症だ!と一人合点した次第でございます。
わたくしの場合、花粉症は例年、3月始まったか始まらないかで出始めるのでありますが、今年のあまりの早い発症に、すっかりその存在を忘れていたのでありました。
花粉と来たら、出番は甜茶でございます。
早速、ペットボトル3本ほど甜茶を煮出し、かかってこいコノヤローと対策を取った次第でございます。
今朝から、起きたらがぶがぶとコップ2杯ほどを飲んだところでございます。
花粉症の症例が出ますと、どうしても集中力が途切れがちになってしまいます。
ふむふむとテキストを読み込んでいたら、ずーと鼻水が出ていては、何も頭に入ってこないでしょう。
また、くしゃみは意外に意識が飛ぶものでございます。
ハックシュンとしたら頭に血が登るといいますかなんといいますか、頭の中が空白にならないでしょうか?
くしゃみのたびに、あれ、何考えてたっけ?、何をしていたっけと意識が飛んでいては、中身のある勉強時間にはならないものかと存じます。
花粉症の症例をおさえるだけで、お勉強の能率は変わるかと考える次第でございます。
花粉症対策は人によって違うかとは存じます。
今年は、皆様各自の花粉症対策を前倒しで実施してくださればと存じます。
特に、よく効く薬や飲み物、道具ほど、あっという間に売り切れてしまいます。
今日から、おなじみの花粉症道具の有無を確かめ、ストックを切らさぬようにしてくださればと存じます。

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日付の魔力

時間は使い用、と申します。まさにその通りであるかと存じます。
時間というのは、形が明白に決まってはおりません。
ぐうぐうだらだらしても1日でありますし、読もうと思っていた本を意を決して読んでも1日でございます。
どっちが良くて悪いのかは、個々の皆様方の生活によって異なりはしますが、時間というのは、それをどう設定するかで、全くその様相を変えてしまうのでございます。
お勉強や受験勉強に定番となっている小道具がございます。
それは、「あと○日」と書かれた紙切れでございます。
古典的な表現ではありますが、この「あと○日」紙には、古いなあアハハと笑って素通りするにはもったいない効能がございます。
あと○日、と書いて紙に貼っておくだけでも、それ以後の時間は大きく変わってくるかと考える次第でございます。
時間は、たとえるなら、スーツケースや旅行鞄にたとえられるかと存じます。
この鞄という有限のスペースに、旅先に持っていくものを全て入れるという目標があるからこそ、あれやこれやをぎゅうぎゅうに仕舞い込めてしまうのでございます。
もし、旅行鞄という有限のスペースがなく、いくつでも入れ物を使っても良いとなってしまうと、おそらく、手提げ袋を2個も3個も使ってしまうことになりましょう。
「この中に!」という意識が、膨大な下着類や衣類、その他細々したものを突っ込ませる要因となるのでございます。
先ほどいいました、「あと○日」という紙切れは、まさに、この旅行鞄の例えがシックリ当てはまるかと存じます。
○日までに○○を仕上げてしまう、という意識があるからこそ、だるだるぶかぶかたぷんたぷんした時間が、きっちりかっちりとした時間に質的変化をするのでございます。
おそらく、変わってくるのは空き時間と睡眠時間であるかと存じます。
なにか手持ち無沙汰な時間があれば、少しの時間でも目標を済ませんと取り組むことになるでしょう。
睡眠もだらだらして疲れが取れたような取れないような浅い眠りではなく、「かっ」と深く寝て元気を完全にチャージして目覚めるようになるものでございます。
「あと○日」と日数を決めておくだけで、その目標の達成の度合いは大きく異なってくるかと存じます。
お勧めはカレンダーに書き込むことですが、家族兼用であなた用に書くスペースがないときは、下駄箱の卓上カレンダーに書くか、個人的な日記やブログの末尾にあとほにゃららを書くことを推奨したく存じます。
子供っぽいかもしれませんが、時間意識は大人だろうが子供だろうが、10代だろうが20,30,40代だろうが変わるものではありません。
上手に、時間を利用するためには、こうした昔ながらの定番のやり方が良いかと存じます。

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頭にきたら

お勉強においても、かっとすることは多々ございます。
わけのわからないこと、興味の持てないこと、どう考えても無用のこと、これまでの人生で全く縁のなかった事柄について、延々縷々と10ページ、20ページと述べられたときには、「なんばいうか、バカタレ!」と頭にくるものでございます。
てめえがやれよと啖呵を切りたいものでございます。
あなたがやりなさいよ、と冷たく言い放ちたいものでございます。
とはいえ、そういって事が済むものではありません。やはり、やっていかねばならないものでございます。
しかし、頭に血が登った状態では、少しも解決しないことをわたくしの乏しい経験は教えているのでございます。
かあっーときて頭にきたことは、そのときにどれほどがんばってみても、解決・解消したことはなかったように思います。
たいがい、次の日か、翌々日に解決は持ち込まれたかのように思う次第でございます。
以下は重要なことでありますので、ぜひ、頭の片隅にでも置いてくださればと存じます。
それは、かあっときたことの解決というのは、普通のこと・常識的な発想で為ってしまうという点でございます。
驚天動地のアイデアでもなく、万人に適うノウハウでもなく、誰もが涙するような方法や、秘伝・奥義でもなく、ただ、普通に普通の人がやれそうなことで、問題というのは解決してしまうのでございます。
なあんだ、これしきのことかね、と思うようなアプローチで、かあっときたことは解消していくものでございます。
しかしながら、問題なのは、なぜ、頭にきたときに、よくよく考えたらすぐに気付きそうな、出てきそうなそうした解決法に思いが至らなかったのか、ということでございます。
逆にいうなら、頭がかっかっとしたときは、そうしたすぐ近くにある解決の手段・方法が見えなくなってしまう、ということができるのではないかと考える次第でございます。
ですから、皆様もご経験があるかと存じますが、かあっとした後で2時間・3時間がんばってみても、煮詰まって何にも解決しなかったのではないでしょうか。
痴話喧嘩の類がすぐに解決しないのも、これが理由でありましょう。
ならば、かあっときたときは、さっと作業を止めて、1時間ほど散歩をするとか、雑用をやって気を散じるとか、それか全く違うことをやる方がトクではないかと考える次第でございます。
頭から血が引けば、きっと、こーしたらいいんでないかい、とか、あーしたらいいといったような、違うアプローチが生まれるかと存じます。
そして、その新たなアプローチがダメであっても、アレコレやっているうちにまったく別種の方法に気付いたりして、らせんのように問題は解決していくように存じます。
今日のススメを一言でいえば、「頭に血がのぼったら負け」でございます。
常識的なことで、わたくしたちの問題のほとんどは解消されていくものでございます。
頭にきたら止める、それが最上ではないかと考えるわたくしでございます。

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