| カテゴリー: 過去のススメ |
うまくいくコツとは、良いことは続け、悪いことは止めるか控えるだけでございます。
ごく普通のことでございます。
たとえば、売れるものはたくさん置く、売れないものは店から引っ込めるか、ワゴンで放り込むというだけでございます。
ときどき、欲しいものは売り切れてないくせに、いらないもの・いまいちな物でいっぱいのお店に遭遇することがございます。
むううと思って足が遠のき、そうこうしているうちに、そのお店自体がなくなっていたというのは多々あるかと存じます。
おそらくは、わたくしと同じように、行ったはいいが必要なものだけがなく、無用なものばかりがあるのに嫌気が差して、行かなくなった人が多数に上るのでありましょう。
売れているというのはいいものでございます。
ですから、多めに置き、売り切れないように在庫を揃えておくのでございます。
売れない売れないという声を聞くのですが、こっちは欲しいものがあるのでございます。
お客が来ない来ないという声をよく聞くものでございます。
売り切れや欠品に遭遇すると、それが、3回以上続くとお客様の足は確実に遠のくものでございます。
売れるいいものに尽力すればいいのに、売れない何かに一生懸命なお店が多いかと考える次第でございます。
お店の話だけに限らず、実においしい飲食店であっても、行列ができていて3回食べ損ねたら、ほとんど行かなくなるものでございます。。
急に休む飲食店はどんなにうまくても必ず潰れるというのは、訪れたお客様が居て、ああ今日は休みなのかという落胆を味わわせるがためでございます。
おそらく何人も、3回目にヒットしたのでありましょう。
皆様も、ご自分のこれまでの経験を振り返ってみて欲しく存じます。
「3回」ダメだったお店には、よっぽどの理由がなければ行かなくなるのではないかと存じます。
さてさて、お勉強の話でございます。
お勉強においても、良いことは続け、悪いことは止めるか控えるべきなのでございます。
お勉強の基本的なコツは、「うまくいっていないなら、今やっていることを止める」となってございます。
石の上にも3年と申しますが、結局、ダメなものはダメでございます。ダメはダメだ!という真理を得るだけに終わるものでございます。
改善のためには、まず悪いことやダメな方向に向かっていることを止め、そして、良いことを続けることが涵養なのでございます。
しかし、なかなかに良いことを続けることは難しいものでございます。
そこで、自分を真似するというわけでございます。
手の込んだ言い回しですが、続けるということは、昨日おとといの過去の自分を真似すること、再現することでもございます。
この前やって風にやってみると、なかなかに良い結果があるものでございます。
「この時間前には雑用を済ませてしまい、ノンカフェインのお茶とお菓子を手にしていそいそと机に向かう。」
言ってみればこんな風でありましょうか。
お勉強の難しいところは、良いことをなかなかに続けられないという点でございます。
続けるということは、自分を真似することだと思えば、継続や習慣づけを行う上でのヒントやきっかけになるのではないか、と考える次第でございます。
真似
2009年2月19日 11:33 AM
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