独学でススメ-読むだけで独学合格できるかもしれない、適当なヒントとTips

脂っこいもの好き

忘年会シーズンでございます。年も明ければ新年会のシーズンでございます。
そこで今回のススメは、お勉強からは離れ食事についてお話したく存じます。
宜しくお耳汚しの程、宜しくお願いいたします。
さてさて、身体には悪い、太るとは知ってはいても、やはり、脂ッけのあるものはおいしいものでございます。
かけだけでは素っ気のないうどんですが、かき玉でも乗せれば口当たりはぐっとマイルドに、おいしくいただけるものでございます。
考えてみれば、うどんのトッピングには、きつねうどんのお揚げや、肉うどんのすじ肉の煮込み、てんぷらうどんのてんぷら、あとは油粕(てんかす)など、油まみれの副食材が豊富でございます。
うどんには七味を入れますが、これも脂肪がらみからでございます。
七味(七色)とおがらしを煮物や何かしに振り掛けますと味がぐっとよくなりますが、七味には脂肪分の多い白ゴマや黒ゴマ、アオサや麻の実が入っているからこそ、味がマイルドになる次第でございます。
わたくしたちは、脂ッけの強いものをおいしく感じるのでございます。
焼肉やステーキがおいしいのも、そこに脂分があるからでございます。野菜がそれほどおいしく感じないのも、そこに脂肪分がほとんど無いからでございます。
ピザ、ケーキ、クッキーなどのおいしさを思う浮かべれば、それは、バターやチーズ、クリームがたっぷり含まれているが故においしく感じているわけでございます。
フォアグラなど、単に脂肪肝でございます。それでも美味として通用してございます。
脂っこいものほど「おいしい!」と感じるのは、わたくしたちの遺伝子の為せる業でございます。
多くの人は忘れているかと思いますが、人類が飢えから解放されたのはこの50年60年の間でありまして、有史以来、人類の歴史のほとんどは飢えとの戦いであったのでございます。
現代に入るまで、料理と言うのは調理味付け以上に、どうやって食べ物を保存するかに眼目が置かれておりました。何しろ冷蔵庫や貯蔵庫が無く常温保存のみでございます。
漬物は今こそ味が重視されていますが、かつて漬物というのは野菜の保存を主目的とされてきました。味以上に痛みやすい野菜をどう保存するかに目的があった食べ物が漬物なのでございます。
ビールは飲むパンといわれます。つまり、麦を粒状・粉状で保存するよりかは、液体にしてたる詰めしアルコール発酵した状態の方が、腐らずカビも生えず長期間保てるというわけでございます。
味噌も古い歴史がありますが、これも大豆の長期保存を図ったものといわれてございます。魚の干物も保存食の代表例でございます。
料理や調理の大半は、如何に食品・食材を腐らずに保存するかに眼目が置かれていたのでございます。
さて、ながながと飢えと食べ物について述べたのは、わたくしたちの遺伝子というのは、飢えから生命を守るために脂肪を蓄積するように「設計」されているという事実を言わんがためでございます。
どう設計されているかといいますと、「脂っこいものほど美味しく感じる」ようになっているのでございます。
フライやてんぷらを頭に浮かべてみれば、食材は油で揚げたほうがおいしいという人が大半であるかと存じます。生のたまねぎやにんじんも美味しくはありますが、てんぷらにした方がおいしいです。
皆様方におきましては、忘年会などで色々とおいしいものを頂くことと相なりましょうが、おいしいと感じるそのことは、実は遺伝子が相させているのだと意識の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
また、この遺伝子は、脂肪=あればあるほどよいと考えているようで、身体がどんなに脂肪を蓄積しても更に蓄積しようとする=おいしく感じさせる機能を持ってございます。
部屋から出られなくなるほど太った人の画像や映像を見たことがあるかと思われますが、それも、遺伝子の為せる業と言ってもよいかと思います。
遺伝子のレベルで、わたくしたちは脂っこいものを好む性質がある事を、意識の片隅において年末年始を飲食くださればと存じます。
脂っこいものの食べ過ぎは、遺伝子が制御しませんので、いっそうの注意が必要でございます。

(さらに…)

マイナスイオンはどこ行った

いったい彼はどこに言ってしまったのでしょうか。
時折、電気屋や美容室にて、彼の名前を見ることがございます。
かの一世を風靡したマイナスイオン殿。
エアコン、冷蔵庫から空気清浄機、ドライヤー、トイレにまで彼の名前が出てきたものでございます。
しかしいまや、懐かしの芸能人並にしか、その名を拝見できなくなってございます。
本当に、どこにいったのでありましょう。つくづく、ブームはどこからともなくやって来て何時の間にやら去っているものでございます。
ブームの間は不思議に楽しくもあり、そうなのか!とまじめに捉えるものですが、ブームが去れば何でまあそんな事に一生懸命だったのか、そんな物を買ってしまったのか、頭を抱える次第でございます。
わたくしたちには、熱狂という性、思い込みという性がつくづく備わってございます。
ですから、もしかしたら、いま現実に感じていること、身に迫って考えていることも、単に一時的なものである可能性があるわけでございます。
特に、お勉強に関する事は実に、その傾向が強いかと思われます。
どのような受験生も、やっとれんとか、もうだめだ、と心底思い悩むことがあり、一度か二度は試験勉強自体を止めてしまうことや、止めそうになるものでございます。
しかし、なのでございます。
試験が合格で終ったときは、そうした危機はどこへやら、綺麗さっぱり忘れてしまうのでございます。
まるで、試験勉強の危機などなかったかのように、どこぞへ行ってしまうのでございます。
あれほど悩み、あれほど苦しんだのに、あれほど頭から離れなかったのに、合格すれば雲散霧消でございます。
勝手といえば勝手でございますが、そういうものなのでございます。
その思い悩みが真に迫るものであれば、合格後にも多少影響を及ぼすものでありましょう。
しかし、何にも残らないのでございます。合格さえすれば、お勉強中に感じる悲喜こもごもの事などは、本当にゼロと化すのでございます。
そのときは強く感じましょうが、実体などはないのでございます。
ならば、でございます。
合格すれば消えてしまうような事に、心を煩わせたり気を病むのはどうなのかというわけでございます。
お勉強の悩みなどは未来永劫続くわけでなし、合格したら消え去るものでございます。
ならば、最も合格できるような、合格に近づく事をすべきではないかというわけでございます。
やっても伸びず、実力は振るわない。よくあることでございます。
ならば、どうしてそうなのか、悩む前に原因を特定すべきでございます。これまでの合格者の数だけできた人がいるのですから、あなたにだってできないことはありません。
悩みは合格したら消えるのですから、そんな霞みたいなものには拘泥せず、何をどうしたらいいか、いま一度考えるのが、最大の悩み対策と相なるわけでございます。
お勉強の悩みなどマイナスイオン程度の、一時の流行現象のようなものでございます。
流行を追っても終わりが無いように、悩みを追求しても実体は何も無いものでございます。
思い悩むのは恋くらいが関の山でありまして、その他のことは思い悩んでも仕方がございません。
お勉強で嗚呼と思い悩むくらいなら10分間で止め、その分の時間を実効性の高いものに振り分けてくださればと存じます。
合格すれば完全になくなる霞のような実体のないものに、思い悩むことなかれ、でございます。

(さらに…)

食べる量を減らす

お勉強というのは、健康があってこそできるものでございます。
体調が悪ければテキストの1字すら頭に入っていきません。
風邪を引いていれば机の前に座って小さな文字を追うことすら、億劫なものでございます。
健康は体調管理あってこそのものでございます。
ですから、お勉強を円滑に進めるには、体調の管理が重要になってくるのでございます。
基本的に、お勉強はしんどいとやらなくなるものでございます。
これまでの勉強挫折を思い返して欲しく思います。だいたい、身体が疲労して、しんどく、だるく、重苦しくて弾まないときに、お勉強が中断したのではないかと存じます。
身体が補給待ち、補充待ちであるときは、何もしたくなくなるものでございます。
通常なら意思の力で(嫌だなあ)と思っていてもお勉強しちゃうものですが、身体が疲れているとそうもならなくなります。
そしてその1回のサボりが、決壊する堤防のように、後々の勉強を遠ざからしめる事になるのでございます。
体調もお勉強の重要な要素である事を、意識の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
さて、季節は年末年始、よく食べよく飲む季節がらでございます。
食べ物が大変おいしい季節である上、経済がデフレ基調であるためおいしい物が安く買える時代でございます。
ですから、得てして、食べ過ぎ・飲み過ぎに相到るのではないかと存じます。
断食せよとは申しません。ちなみに、わたくしは季節ごとに1シーズン1回、3日ほど食を断っております。
といいますのも、内臓を休ませると明らかに身体が楽になる、軽くなるからでございます。
勿論、全く食べないというのではなく、豆乳をガブガブ飲んだり、少しの塩を溶かしたミネラルウォーターを飲みます。わたくし目の断食は基本、繊維質を取らない断食ですが、十分、身体が治っている感がするものでございます。
わたくしたちの身体は、食べた物をどうしたって消化するようになっております。
消化できないやといって、消化を放棄できないのがわたくしたちの内臓の性でございます。
口から入ったものは必ず食堂を通り胃に入ってどろどろになり大腸小腸を経て吸収されるわけでございます。それがどんなに多くても、でございます。
わたくしたちは、身体と大雑把に言っておりますが、基本、身体とは消化器全般がその多くを占めているものでございます。
ですから、たくさんの飲食物を納めれば、内臓はフル回転、動きに動くわけでございまして、過度に動けばそらもう、当然の如く、疲労は溜まってそこかしこは故障することでしょう。
季節柄お付き合い等で食べなければいけない時ではありますが、できるだけ、1回1回のお食事は、少な目少な目にすることをオススメしたく存じます。
うどんなら2玉のところを1玉に、おかずは一品減らす、御代わりはよす、弁当でもちょっぴり残すなどなど、できるだけ少なくしか食べないのでございます。
特に今日は宴会だ飲み会だとかあるときは、それに備えて軽く済ましておくのもよろしかろうと存じます。
腹八分に医者要らず、糖尿心臓疾患癌は贅沢病とも言われております。食べ過ぎは病気の元、命を縮める事をご理解いただければと存じます。
わたくし自身もかつては腹いっぱい食べる人で、ラーメンやチャーハンなどは常に大盛りで注文する人でしたが、断食を経験して内蔵を休ませる事を覚えてからは、できるだけ少食を意識しております。時々、破綻は致しますが、食べる量は全体的に減ってきたように思います。
最近、明らかに疲れにくくなってきているのは、少な目志向になったからかもと考えている次第でございます。
食べ過ぎと飲み過ぎは、疲労の元凶でございます。疲労はお勉強の敵でございます。
過ぎたる飲食はお勉強の機会を奪う事を、意識の片隅にでも置いていてくださればと存じます。
飲んだり食べたりする機会が増える分、少食の毎日をお過ごしくださればと存じます。

(さらに…)